フォークリフトのバッテリーは、修理できます。
でもなぜか、修理できることを知らない人が多いのです。
修理すれば、高価な新品バッテリーを買わなくても済むのにそれを知らない。
まったくもったいないことです。
お金の無駄使い、経費の無駄遣いにより、企業経営に悪影響を及ぼします。
フォークリフトの新品バッテリーは、パワーの大きさにもよりますが、だいたい100万円前後と考えてもらっていいでしょう。
100万円となれば、大企業であってもすぐに出せる金額ではありません。
中小企業ともなれば、経営環境を考えなければならないくらい大きな金額です。
では何故、フォークリフトはバッテリー修理できることを知らない人が多いのでしょうか。
その原因は情報入手が一方通行であるからです。
簡単に言いますと、フォークリフトを販売しているディーラーにフォークリフトの全てのメンテナンスを依存しているからです。
つまりディーラーの言うことは、何でも正しいと思っていることです。
それは間違いです。
ディーラーのおこなうメンテナンスは、フォークリフト本体のメンテナンスであって、フォークリフトバッテリーのメンテナンスはおこなっていないからです。
「もう寿命がきてますね」
と言われたことがあるでしょう。
これは、フォークリフトバッテリーが
「経年劣化してきてパワーが落ちてきてますよ」
と言っているのに過ぎないからです。
つまり経年劣化してきているから交換時期がきてますよと言っているに過ぎないのです。
フォークリフトバッテリーのパワーが落ちてきている。
調子が悪くなってきている。
だからその原因を点検して修理しましょう。
といった発言がないのは、おかしいと思いませんか?
機械ならば、どんなものでもトラブルが出れば修理します。
フォークリフトバッテリーも例外ではないのです。
それは何故か?
その理由は2つあります。
①ディーラーは、新品のフォークリフトバッテリーを販売して、その売上が欲しいからです。
②ディーラーは、フォークリフトバッテリーを修理する技術を持っていないからです。
ディーラーにとって、新品フォークリフトバッテリーの販売は、とてもおいしい売上になるからです。
だから経年劣化しているとしか警告しないのです。
フォークリフトのバッテリー修理業というのは、そうした隙間産業として成り立っているのです。
しかしながらどうやってフォークリフトのバッテリーを修理するのでしょうか?
多くの人は、バッテリーとは、消耗品として認識しているところが盲点なのです。
バッテリーというと多くの人が起動用のバッテリーを想像しますが、電動式フォークリフトの場合、バッテリーとは、動力源であり、大きなパワーを発揮することができる仕組みになっているのです。
つまりパワーを生み出す構造を理解してもらうことによって、修理が可能だということが理解してもらえるのです。
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