子ども達・地域の安全を最優先に!
都立武蔵野中央公園で行われる大規模工事!
・石神井川上流第一調節池(仮称)工事(東京都の河川対策、下水対策事業)
皆さんはご存じですか?
令和5年から10年間の工期で都立武蔵野中央公園南の歩道際(月待台・風を見る丘付近)に、
立て坑(直径35.6m、深さ54.6m)、防音棟(高さ20m程度 幅50m以上)を建設。
そこからシールドマシーンにより、 中央公園地下を通り、石神井川直下へと
繋ぐトンネル式の調節池(全長1.9㎞、直径(内径)14.3m、深さ55~30m)を堀る大工事です。
最大1日450台程度の10tダンプが土砂搬出等で公園西側道路(伏見通り)から出入りする予定です。
東京都の事業説明会が1月18日、22日に行われ、多くの方が参加されました。
この工事は、東京都の河川整備の取り組みの一環であり、豪雨対策として貯留施設の整備の必要性については
理解をするところですが、工事エリア周辺住民への影響が大きいと感じています。
地域への影響をできるだけ少なくするよう都に対してもこの間様々なルートを使って要望してきました。
また、東京都の事業といっても市内での工事です。武蔵野市でもしっかりと情報を市民に提供をするように要請し、
市HPに専用の項目を作成しました。
https://www.city.musashino.lg.jp/kurashi_tetsuzuki/jogesuido/1039135.html
車両の出入りはより安全な伏見通りへ!
万全な安全対策を求めます!
工事車両の出入口は要望通り西側からの出入りとなりました。
予定では、公園南側道路(市道55線)からダンプ等の出入りが予定されていましたが、
この道路は千川小、第四中学校の主要な通学路として利用され車道も狭く片側にしか歩道がありません。
強く要望をしたこと等により通学路である歩道をまたいでの出入りになる武蔵野中央公園南側(駐車場出入り口側)ではなく、
4車線で両側に歩道のある公園西側(伏見通り)へと変更されました。
令和3年10月に工事の情報が入ってから1年、子ども達の安全面、住民の不安に対して土屋元市長、長島衆議院員や自民党都議にも協力を仰ぎ、東京都の幹部に直接要望や意見をしたり、武蔵野市へ住民の思いを伝えるなどして要望を都へするよう要請してきました。結果として工事車両の出入り口が公園の南側から西側へと変わりました。
今後は、来年度(令和5年4月以降)工事事業者が決定後に説明会などで詳細がはっきりしてくるとは思いますが、
振動や騒音、粉塵、さらには、工事用の建設物などの大きさ、実際の車両の搬出入などできる限り住民の負担が
軽減できる方策また安心、安全を最優先に考え事業を進めてもらうよう要望・意見をしていきたいと思います。
特に工事車両の出入り口付近の住民の方への対応については、都側に丁寧な対応を求めていきます。
まだ、工事事業者も決定していませんが、
これから10年間しっかりと注視して、
都に対して地域の声を届けていきたいと思います。
そこには、武蔵野市にもしっかりと対応していただけるように強く要望していきます。
地域の要望を受け、風通しの良い市役所を目指します!!
これまでの経緯
令和3年10月28日 千川小学校ふれあいホールにて東京都による事業説明会
令和4年1月19日 武蔵野市都市計画審議会の審査を受けて、武蔵野市から東京都へ回答書提出
河川事業に対しての事務的回答で通学路への言及なし
令和4年3月26日 東京都工事担当者に直接依頼をし、地域住民への説明会開催
令和4年4~5月 武蔵野市に教育部など関係部署と連携をして情報共有とともに市民への情報提供の強化を求めた。政治関係者に相談をし、東京都への働きかけを行う
令和4年5月23日 地域住民とともに市長へ直接申し入れ
令和4年5月 千川小学区域へ住民による集会の案内配布
令和4年6月4日 地域住民の工事を考える会による工事に関する住民集会
(千川小学校ふれあいホール)
令和4年6月22日 武蔵野市議会へ工事車両の出入りを西側へ、
立て坑の位置を公園内部へ移動を求める陳情採択
令和4年6月23日 市議会議長名で東京都へ陳情の趣旨に沿った内容で意見書提出
令和4年7月13日 武蔵野市長名で東京都へ意見書提出
令和4年8月18日 地域住民と土屋元市長とともに東京都北多摩南部建設事務所長に申し入れ
令和4年10月21日 地域住民とともに東京都北多摩南部建設事務所担当課長に申し入れ
令和5年1月18日、22日 東京都による工事説明会(工事車両の出入りは公園西側からに決定)
今後の予定
令和5年度 工事に対する入札(業者決定)
令和5年後半 準備工事(樹木の移設など 約1年半)
令和6年後半 直径35.6m、深さ54.6mの立て坑掘削工事(約2年半)高さ8mの防音壁で工事周囲を囲う
令和9年4月以降 直径15.2m長さ1.9㎞のシールドマシーンによるトンネル掘削工事(約2年間)高さ22mの防音棟で工事周囲を覆う
令和11年4月以降も続く (防音棟の解体や周辺の工事エリアの整備、管理等の建設など)
令和14年度まで約10年の工事期間となる