パリ五輪2次予選として扱われるU23カタールアジアカップ2024。
その4か国4グループの各3試合が4月15日から4月24日まで行われました。
日本の初戦は、中国戦。
結果は、1:0で日本勝利。
得点は前半8分に松木。
右から山田の左足での速めの曲がり遠ざかる肩の高さのセンタリングに、逆サイド松木が飛ぶように左足を延ばし押し込んだ技ありゴール。
日本は前半17分、西尾の肘打ち一発レッドカード退場、その数的不利を耐えて勝利した。
グループのもう一方の韓国vsUAE戦は、守るUAEに手こずる韓国。
終了間際に1点取って1:0で韓国勝利。
日本の2試合目は、UAE戦。
結果は、2:0で日本勝利。
得点は前半26分、左CKの山本の折り返しを山田が頭で叩き込んだ。
2点目は後半20分、左サイドからの大畑のセンタリングに川崎が頭で合わせた。
スタメンを7人変更し、1戦目よりまとまりの有るボールつなぎで5-6点差で勝ってもよかった余裕の試合。実際PK1点とゴール1点はVARで取り消された。
UAEも技術や主審アピールは上手いがシュートに至らない攻撃力不足のチーム。
一方の韓国vs中国戦は、韓国が2:0で勝利。
これで勝ち抜け2チームは、韓国と日本に決定。
3戦目の日韓直接対決で負けた方がA組1位の地元カタールと戦うことになる。
3戦目は、韓国戦。
結果は、0:1で日本の負け。
前半は、様子見の韓国に、引き分け狙いのような攻める気配さえ見え無い日本。
主審がイエローを出さないのを見た韓国が徐々に特に後半からかなり危険なプレーをしだす。
日本は相変わらず縁と後ろをぐるぐる回すだけ。ゴール前で待つ選手も少ない。
後半の日本の3枚替から日韓戦っぽく熱く好ゲームになるが、気合で上回ったのは韓国。
後半29分、韓国の右CKを頭で決められた。
0:1。
日本の気合と実力負け。
気弱なバックパスばかりのゲームキャプテンでは勝てない。
日本の弱点は明確。
だから各国、
プレッシャーですぐ逃げ出す日本選手のバックパスを狙う、
前半は攻めさせ疲れさせ後半に攻め始める、
高さで勝負する。
その弱点を突いた典型的な負け試合でした。決定力レベルも異様に低いし。
これで、日本はB組2位。
A組1位の地元カタールとの準々決勝になり、4月25日に行われます。
中東で中東国は強い。
今のU23日本代表のグルグル外廻し戦術で、今日カタールに勝って、更に(ウズベキスタンかサウジアラビア)→(イラクかベトナムに修正)に勝って、パリ五輪出場権を獲得するのは難しいのでしょう。
よくも7大会連続出場出来てたものと知らされます。
期待されるのは10日以上続いている遠征疲れ克服と、既存枠を飛び超えようとする気概。
応援し期待しましょう。
GL結果一覧。
決勝トーナメント(4月27日修正しました)