2024パリ五輪 アジア予選 と日本代表履歴 | 五吉のブログ

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サッカーの国際大会はここのところ、2020年からのコロナ禍の中様々制限も加わり、

2021年東京五輪2020、2022年カタールWC2022、北中米WC2026予選が連続しています。

 

見る方も一杯いっぱい。サッカーなんて、とご馳走さま感があります。

 

そんな中、2024年今夏、パリ五輪は開催され、

その予選が4月15日から5月3日までカタールで行われるU23アジアカップ2024で、

パリ五輪アジア2次予選および決勝トーナメントとして扱われ出場国が決定します。

 

日本は東京五輪2020は開催地で予選もなかったので、弱点や世代交代も激しくは行われず、

更に今回のU23五輪出場世代は長く注目されなかった世代です。

更に海外を早くから目指す選手も増え、厳しい海外クラブチームでいきなり活躍できるわけもなく、日本での認知度も少ない選手が多い理由でしょう。

 

東京五輪後もコロナやなんやらで予選開催も苦労が多かったんだろうなと、1次予選結果調べてみました。

 

・2024パリ五輪 アジア1次予選

2023年9月に43か国が11Gに分かれ2次予選を目指し戦っていました。

1ヵ月とはいえ、こんな予選が海外で開催されていたとは。

AFCも各国サッカー協会も、送り出すクラブチームも選手たちもみんな頑張ったんだろうな。

世界的な、特にアジアはサッカー人気が盛り上がっています。

 

 

2次予選は更に複雑になっているようで、

まず、パリ五輪アジア2次予選は、それとして独自開催されません。

U23アジアカップ2024を代用しているのです。

そのU23アジアカップ自体も、

2023年6-7月開催予定がコロナを理由に中国が開催辞退、カタールで2024年1‐2月代替開催に延期されましたが、アジアカップが2024年1-2月にカタールで延期優先開催されることになったので、

当初2024年1月予定がこの4-5月に延期開催されることになりました。

 

こんなごたごたじゃ、各国のクラブチームは選手を出せないし特に1流選手ほど出し惜しみされます。

日本では、久保やGK鈴木や福田師王でさえ2次予選へ貸出派遣は許されませんでした。

 

 

・2024パリ五輪 アジア2次予選予定

1次予選結果16か国が4Gに分かれ、各G2位までの8ヶ国が最終決勝トーナメントに進みます。

8ヵ国での決勝トーナメントでは、アジア枠3.5か国を目指すことになります(3位以内か、4位でアフリカと競う)。

 

日本は、韓国・UAE・中国と同組。

U23って、正直どこもクラブチームでレギュラーでもない選手も多く、好不調の波で勝負は不明です。

久保や鈴木同様、心理面で期待したいOA枠選手選択肢にも同様の派遣制限もあるのでしょう。

果たして日本は韓国やUAEに勝って決勝トーナメントに進めるのか。

中東では中東が強いし。韓国も必死だろうし、中国戦は怪我が怖い。

 

前評判は別に、ピンチをチャンスにできる選手が飛び出した国が勝つ五輪予選になりそうです。

 

それにしても、現在7大会連続五輪出場の日本サッカー。

五輪本大会出場履歴

自分らが小学生だった1970年頃までは、蹴って走るサッカーでした。

グランドは凸凹だしボールの質も悪く重く飛ばず曲がらず、それをカバーするのは走力と体力と根性。

今とは雲泥の差のサッカーでした。

システムは3-2-5が普通で、蹴って相手陣地にボールを長く収め、失点しない戦術が主流だった気がします。

1960年にクラマーさんが来て、日本サッカーもどの選手も基本技術を身に着けパスを廻し保持するように進化し始めます。

それでも五輪に、増してやWC出場なんてあの釜本でさえ夢と言い切った日本のサッカー。

25年、時間は掛かったものの、Jリーグ開幕を経て、五輪に7回連続で出場。

凄いぞ、日本。

 

確かにペレやクライフやマラドーナが居た頃と比べ、今主流のボールを縁や後ろに廻すサッカーが面白くないのはおそらく端境期必然の現実。

FIFAの人気拡大戦略で、ルールや設備や体制も変えながらサッカーは今後も変化していくのでしょう。

その戦略を飲み込み、主義や宗教や国境の差を乗り超えて、身長や体重などでほぼ差別区別されない、スポーツ、それがサッカー。

凄いぞ、サッカー。