2026加墨米WCアジア2次予選vs北朝鮮戦不開催とここまで各3試合の2次予選結果 | 五吉のブログ

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先週3月21日、日本で行われたvs北朝鮮戦。

日本は1点差で勝利し、26日にアウェイ(平壌)で2次予選リーグ勝ち抜けを賭けて試合をする予定でしたが、

北朝鮮側から日本側起因の感染症拡大防止を理由に不開催が発表されました。

 

 

先月、女子サッカーパリ五輪予選で16日前に急遽平壌不開催を告げられ、中立地探しで翻弄された記憶だ。

 

今回男子の場合、

事前にJFCが平壌開催懸念をAFCに連絡し、AFCが北朝鮮に中立地開催を打診していたが、

噂では、

代替先として中国やベトナムに断られたAFCが、

21日の朝か、21日の試合中(ハーフタイム中)とか、

26日までそのまま北朝鮮チームを滞在させ日本で試合ができないかと打診してきた、とのこと。

 

個人的には平壌での高額放映料金を日本側が吞まなかったことで北朝鮮上層部側が開催無しと判断しただけと思いますが、

翻弄された北朝鮮選手たちはかわいそうだし、日本選手やスタッフもいい迷惑。

確かに21日の試合後半の急な北朝鮮選手たちの気合や頑張りは、

試合中聞かされたこの情報で、

勝って26日の日本開催させなきゃ、母国に見捨てられるって懸念からだったのかな。

 

結果的には、21日打診で22日回答期限だった26日の日本開催は不可能不開催が発表されました(棄権ではない)。

AFCやFIFAがこの北朝鮮ホーム不開催理由をどう判断するか不明ですが、

平等のためホーム&アウェイ開催するサッカー国際大会に代替地も探せない北朝鮮に参加資格は無いでしょう。

 

そんな訳で試合結果は記載できませんが、ここまで2次予選のAからIグループ結果をまとめてみました。

ここまで3試合でほぼ最終予選進出確定したグループもありますが、

従来2次予選には名前もでてこなかった国も健闘し始めています。

それを狙ったFIFAのアジア増枠戦略の狙いも凄い。

サッカー市場の成長を未開地区へも着実に狙ってきています。

 

考えてみれば世界中で平和な民主主義国家は日本など数少なく、

同グループでも北朝鮮やシリアやミャンマーという軍事政権国家ばかりなのも世界情勢のリアル。

日本戦2戦目は没収試合(不戦敗)になるにせよ、

個人的には感染症が理由にしても代替地を探す努力もしないのでFIFA追放でいいと思いますが、
サッカー市場成長期待地区のアジア出場枠の国に、つまり北朝鮮に、今回と次回2030大会のみ予選出場資格停止程度の甘い裁定になるのかな。