東大病院のご紹介。顔面神経外来をお探しの方へ。受診科担当医師、受診方法、ボトックスなど。 | 顔面神経麻痺でもごきげんに過ごす方法

顔面神経麻痺でもごきげんに過ごす方法

2017年に顔面神経麻痺(重度)を発症。後遺症を抱えながらもゆるーく不定期更新中(*ˊ꒳ˋ*)「自分だけじゃない」そんな風に思ってもらえたらと同じ悩みの人との輪を繋いでいます。
*T大病院でボトックス。再建手術は未定
*LINEで交流してます

顔面神経麻痺で病院探しにお困りの方へ。


聞かれることがとても多くなってきたので

私が通っている病院をご紹介します。


受診してきた時に主治医の先生から聞いてきたことをお伝えします。できるだけ新しくて正しい情報をお伝えしたほうがいいと思って。


色々デリケートな内容かと思い、一瞬迷って限定記事にしましたが、公開しても問題ない内容だと思いましたので、公開記事にしました。


ここから情報をザッと羅列しますので、読みにくさはご容赦を。


そしてこの病院がベストとは限りません。

私が他を知らないだけで良い病院はきっと沢山あります。


でも私が友人に聞かれたらここを伝えます。


経験に基づく情報として。


ここで出会った人も同じ悩みを持つ仲間。


友人に伝えるであろう内容を書いていきますね。


※以下は2024.1.15に受診時に確認してきた情報です。


東京大学大学医学部附属病院



マップ



主科

耳鼻咽喉科・頭頸部外科


の中にある専門外来

顔面神経外来


私の主治医の先生は

科長 近藤健二 教授

いい先生ですよ。


他にも顔面神経外来の担当医はいらっしゃいますが

あまり詳しく知らないので割愛します。

近藤先生のご指導の元、科の中で差のない診察はなさっているかとは思います。


*主治医の指名、変更について


基本的には指名はできないそうなのですが、あえて希望があれば仰っていただけたら考慮します、って近藤先生は仰ってました。


変更に関しては「ん??」と思ったら、願い出るのは患者の権利だと私は思います。


患者の権利だし、人間だからウマが合う合わないはあって当たり前。


患者の困りごとを解決したりやなりたい姿に近付けるためのサポートが医師なので、主役の患者が遠慮することはないと思います。


この病気の方は本当に優しく気を遣う方が多いから言い出せないのもわかる。機嫌損ねたくないとか。


私もそうでした。でもだからこそそんな自分からを変えるきっかけなのかもしれないなと思ってみては?わがままを貫いても案外優しい世界ですし、

医師に嫌われたとて無問題。


私はたった1人だけど、医師の代わりはいくらでもいます。自分の顔を良くしていくのは自分。医師じはサポート役で主役はあくまで患者の自分。自分ファーストでオケ。モンスターペイシェントなんてこんなもんじゃないから、そんなこと我々は気にしなくて大丈夫。


私ならセカンドオピニオン的な感じで科長の先生に一度でもいいからかかりたい、お聞きしたいこともあるから、変更をお願いしたいと電話します。


ただ、変更してもらったとしても「過度な期待」は禁物です。「相手は医師で自分は一患者」その線引きや適度な距離感は必要。


いい先生、相性が合うなら大ラッキーくらいに構えておいたほうが精神的な安定にも良いです。


ただ本物は人格者が多いし、そうじゃなくても顔面神経麻痺はセンシティブな病気だから本当にデリケートに扱ってよね!って思いますけどね。仕方ない。あちらも人間だもの。顔面神経麻痺にはかかったことないんだもの。


後は限られた診察時間ですから、聞きたいことは箇条書きにして最初にその紙を見せるとお互いのためにも良いと思います。



*受診の仕方


最新の情報は、必ず上公式サイトをご覧の上、予約センターに直接ご確認ください。


基本紹介状、予約が必要。

街のかかりつけ医、総合病院の耳鼻咽喉科ほか、歯科、内科でも、企業の産業医でも、医療機関の紹介状があれば可とのこと。


担当医の指名は原則受けていないが、希望があれば予約時に、とのこと。


*診察日

顔面神経外来は月のみ


初診は昼間に受診の上、午後筋電図などの検査。

本気で1日がかりです。体力必要。


初日はボトックスは行っていないそう。


再診、ボトックスは月曜日の顔面神経外来の午後のさらに16時~17時の枠


*費用

診療費、検査費は国立だからお安めだったような。

ボトックスは3割保険適用で15000円くらい。

クレジットカード決済できます。


*その他

・ボトックスは何ヶ所打っても定額。

・打つ箇所、量はオーダーメイド。

・人によって、時期によって様々。

・一回で決まることもあるけれど、基本は回を重ねてその人の良い塩梅を探って行く感じ。

・効果は3ヶ月前後で切れます。

・上手くいかなくても元に戻ります。

・口角が上げにくいから口周りには打たない

強張りがつらい頬だけ打って他は打たないなどもあり。

・垂れ下がってしまうのはあまり聞かないとのこと

打つ場所や量で調整していく

・健側にも左右両方に打ってバランスを取る人も


先生曰く、ここが困ってる、こうなりたいを最初に患者さんから聞くことが大切だと思っているとのこと。


首筋も顔面神経麻痺支配なので最初は打ってなかったのですが、途中から追加で打ってもらっています。

下記11箇所で落ち着いています。



顔面神経外来以外にも、院内紹介の形で下記の科にもかかっています。


形成外科・美容外科(動的・静的再建術)

特に得意としている疾患の筆頭だから頼もしい。

このページは全部がためになります。


主治医の先生は

科長 岡崎睦 教授

※いい先生です。手術の腕も確かだという評判です。私は未手術で様子見中ですが。

リハビリテーション科 鍼灸部門

急性期のリハビリ、慢性期の鍼灸治療・手技療法

※リハビリ期は終了、鍼はお休み中。

担当の先生は別病院に異動されたので割愛します。


鍼をやっていた頃の懐かしの写真。



以上こんな感じです。


ご質問があればお気軽にどうぞ。

お答えできる範囲であれば何でもお話しします。



東京までは遠くて通えないよーという方へ


飛行機、新幹線で通院されている方もいらっしゃる病院ではありますが、なかなか大変なのもわかります。その場合は、こちらから探してみるのがベストかなと思います。


他の病院のことはわからないし、得意不得意分野もあるのでしょうが、顔面神経麻痺の専門医なら一応安心かと。ご参考までに。