4日間くらい、著しく悪かった胃の調子がようやく治り、食欲も戻ってきました。今は寝不足を除けば体調万全!なんだか今年中は絶対に風邪を引かないぞという自信さえわいているほど元気です(笑)
もう1週間前になりますが、久しぶりに静岡に行ってきました♪
パリ木の十字架少年合唱団
静岡は少年合唱のコンサートがほとんど無くて、浜松の音楽祭以外では来たことが無いような…。いつも高速バスで浜松サービスエリアに停まるだけ😅浜松なら愛知から近いんですけど、静岡市にある静岡音楽館AOIはちょっと遠くて着いたときには日も暮れていました。
前日の東京・紀尾井ホール同様、それほど広くはありません。ほかの多くの合唱団もそうだと思いますが、パリ木は会場の広さに合わせて最も美しい響きになるよう声量を調整しているような気がします。プログラムは東京と同じ。
この日は第一部からソプラノもよく声が出ていて澄んだハーモニーを聴かせてくれました。
グレゴリオ聖歌での細かなビブラートから団員たちの集中力が伝わってきます。
バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」は有名な曲ですが、以外と少年合唱で聴く機会は少ないですね。なんだかこの曲を聴いていると世界の広さを感じ、小さな悩み事なんてどうでもよくなってきます^^
ヴァヴィロフのAve Mariaはカッチーニの曲を元にしているため、曲調がよく似ています。ソリストのJessy君、緊張している感じはありつつも堂々と、とてもクリアなソプラノヴォイスを響かせていました。
フォーレのPie Jesuと言えば誰もがソロ曲だと思うでしょう?ソロじゃなかったんですよね!逆に新鮮でした。
ソロだったら消え入りそうなロウソク1本でも、それが何本もあれば明るく周りを照らしてくれる。そんな美しいソプラノの輝きがたくさん見えたような気がします。
モーツァルトのアレルヤもソロで歌われることが多い曲ですが、パリ木は合唱Ver.でした。歯車がクルクル回っているようなテンポの良い曲で彼らの歌声にも合っていましたね。
第二部、パリ木の十八番「モーツァルトの子守唄」のデュエットがまた素敵✨ソプラノはAve Mariaでもソロを歌ったJessy君。おそらく彼にとってとても出しやすい音程で、第1部のときよりも高音までよく声が出ていました。
今回のプログラムは第二部の方が彼らの真骨頂を見せてくれているような気がします。
特に中盤で歌われる「Belle qui tiens ma vie(我が命を虜にする美しい人)」と「Une jeune fillete(気品ある心をもつ少女)」という曲。まずタイトルからしてフランスらしい上品さ漂っていますがメロディも実に奥ゆかしく、滑らかで味わい深い。
ちょうど最近の動画があったのでお借りします☆来日団員も写っていますね
ラモーの「夜の讃歌」は2年前のアレンジよりも今回のスタンダードタイプの方が好き♥ソロも声量があって安定していました。
アンコールは東京で歌ってくれたこの3曲に加え、ジョンラターの「For the beauty of the Earth」も歌ってくれたんですよ!
この曲は韓国ツアーのプログラムには入っていて日本でも京都公演で歌うのは分かっていたんですけど、静岡で聴けるとは思っていなくて…感激でした😭
ちょっとピアノは音程が怪しい(むしろそういうアレンジなのか!?)かんじでしたが歌声はとってもキレイで素敵でした。
京都では京都市少年合唱団とのコラボでこの曲を歌ったはずなので、日本でパリ木単独で歌ったのは結局静岡公演だけだったのですね。
この日もサイン会があり、この日はお兄さんメンバーでした♪
前回の記事にもサイン会の写真&動画を追加したので、よかったらご覧ください↓
パリ木のプライドをひしひしと感じるステージでした。
団員の皆さん、素晴らしい歌声をありがとう!
すぐにまた韓国ツアーですね。韓国はさらに寒いけど風邪をひかず、無事にすべてのコンサートを完走してほしいです☆