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アメブロはサブブログで、FC2がメインブログです(ブログ名は同じ)。インド・チェンナイ関連記事は80%ほどはアメブロにもコピペ投稿していますが(FC2の方がカテゴリ分類が細かく検索しやすい)、乳がん&乳房再建関連の過去記事は主な投稿しかこちらにコピペ投稿していません。(詳しくはこちら目次を)。コメントはFC2からお願いします。宜しくお願いします。

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週2回、手術入院をした大学病院で左肩のリハビリ、週1回、ずっと通っている整骨院で乳がん患側の右側を中心としたメンテナンス、といった生活が続いている。左手で出来ることにまだ制限があるので、明らかに右腕に負荷がかかっており、右腕の状態を常にチェックしている。センチネルリンパ節生検だけだが、センチネル5個と周辺2個の合計7個のリンパ節を摘出している上、術後から7年間ずっと違和感が強いので、注意だけはしている。

といった状況なので、「年賀状スルー」など最近よく耳にする「XXスルー」で表現するならば、「年末年始スルー」の私。大掃除・おせち料理・年賀状など全てをスルーする(=しない)予定だ。もうすぐ左肩の手術から2ヶ月。リハビリは順調に進み、腕は145度まで上がるようになっている。「現時点では150度まで」という制限があるので、50代のおばちゃんにすれば順調だ(と思う)。ただ、日常生活ではまだサポーター・装具を付けているので、掃除や料理にはちょっと不便だ。PC操作は両手でほぼ不自由なく出来る。

さて、記憶が薄れつつあるが、セミナー録シリーズの続きをちらっと書いてみたい。既にブログ記事にした内容以外の乳房再建に関する主な講演内容は下記2つだ。
◆自家組織による乳房再建の最新動向として、症例写真や動画を観ながらの、自家組織再建の詳細説明
◆インプラントによる乳房再建の症例写真を見ながらの、インプラント再建に関する詳細説明

正直に言うと、乳がん手術から7年ちょっと、インプラント手術から6年数ヶ月の私にとっては、「そうだよね。そうなるよね」「確かに、実感レベルとして分かります」といった復習的な内容が殆どだった。つまり、既にこのブログ記事に書いてきた内容だ。

私にとって新しい情報は、今年の春?に保険適用になることが決まったゲノム治療の1つである予防的乳房切除(つい先日、予防切除が保険適用に。詳細はここ)に伴う乳房再建に関することが殆どだった。

また、以前から、乳房再建に関する地域格差が指摘されていたが、今回リコール対象になったアラガン社のエキスパンダーとシリコンバッグが保険適用になって6年ほど経つにも関わらず、未だに乳房再建を受けられない(表現が適切ではないかもしれない)地域(都道府県レベルで)が相当数ある厳しい現実が示され、それには驚いた。

なので、セミナー録シリーズの3回目の今回は、乳房再建の知識がそれなりに深まり、情報と自分の体験を総合的に理解でき、さらに乳房再建を客観的に捉えることができる立場の私が、「やっぱりこれが重要だよね!」と感じたことを中心に書きたいと思います。ただこれは、乳房再建に関する環境が整っている東京などの大都市を前提とした内容になるので、それを考慮した上で参考にして下さいね。

まずはセミナー概要から

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◆投稿済みシリーズ記事
-リコール対象のシリコンバッグに起因する悪性リンパ腫の一種・BIA-ALCLとは? ~セミナー録①~
-シリコンバッグの最新動向~セミナー録②~
-セミナー録、一部加筆修正のお知らせ

◆参加セミナー
E-BeC特別セミナー「~乳房再建手術、その最新動向~自分で知り、自分で決める乳房再建」(東京・四谷開催)

◆講演者(講演順)
ー三井記念病院・形成再建外科の棚倉先生
ー東京医科大学病院・形成外科の小宮先生
*棚倉先生はがん研有明病院で、小宮先生はブレストサージャリークリニックで、乳房再建に長年にわたり常勤・非常勤で携わっておられる。この2つの施設は、乳房再建症例数が物凄く多い日本を代表する施設。
ー聖路加国際病院、ブレストセンター長・乳腺外科部長の山内先生

◆留意事項
私の解釈理解に基づいている上、メモの正確性に欠けるので、間違っている可能性が高い。それを前提に参考にして下さいね。

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まさに「自分で知り、自分で決める乳房再建」!保険適用前に戻った?

このセミナーのサブテーマ「自分で知り、自分で決める乳房再建」が全てだと改めて思った。

私が乳房再建を検討・実施した時は、今回リコール対象になったアラガン社のエキスパンダーとシリコンバッグが保険適用になる前だった。なので、「再建ができる可能性はあるか・否か」「再建ができるならば、再建をするか・否か」「再建が可能で希望するならば、再建時期はいつなのか」「再建時期に選択肢があるならば、どの時期にするか」「再建方法はどうするか」「再建方法別の費用、メリット・デメリット」などを真剣に検討した。私だけでなく、多くの人が悩み考えていたように思う。

私がインプラント手術を受けた数か月後に今回リコール対象になったアラガン社のエキスパンダーとシリコンバッグが保険適用になったが、保険適用後は、病院施設側も患者側も「保険適用のシリコンバッグでなるべく再建しよう!」といった雰囲気になっていったように私は感じていた。

これにより、「乳腺外科医と形成外科医のコミュニケーションが進み、再建を前提とした/再建することを考慮した乳がん手術」といった考え方が進み、私のような症例は減少したように思う(詳細は後日)。その一方、「再建が可能な状況なら、保険適用で身体への負担が少ないインプラントで再建しましょう!」という雰囲気が強くなり過ぎて、「再建をしない選択がしづらくなっているかな?」「自家組織・インプラント・脂肪注入などの再建方法別のメリット・デメリットを、保険適用前ほど検討しなくなっているかな?」と感じることもあった。

今回のアラガン社のリコールを受けて、自家組織による再建を検討したり、インプラント再建のメリット・デメリットを改めて検討する雰囲気になっているように私には思える。何となく原点に戻ったように思える。このことが、セミナーからも感じ取られた。


全てを記載するととても長くなる.....。何回かに分けることにします。

今日のオマケは、丸の内の丸ビルの皇居側はまだラグビームードだよ~ん、その1「チコちゃんとラグビー」。



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