占いに来てくださったお客様が時々
「結果を聞くのが怖い」
とおっしゃいます。
自分の望む結果でないかもしれないから?
知りたくない結果が出るかもしれないから?
もしかしたらストレートに答えだけを伝える私自身が怖いのかもしれません。
そういう時は
「怖いなら他のご質問に切り替えましょうか」
とお伺いしますが、ここで辞めた方はいらっしゃいません。
こう言った反応をされるお客様を私はかわいらしい方だと思いますが、そう思わない人ももちろんいるでしょう。
例えばあなたにお友達がお友達に
「Aさんって彼女いるのかなぁ?」
と話しかけてきたとします。
「じゃあ確認してみようか」とあなたはお相手に答えました。
「やっぱり聞くの怖いな~」と言われたらどんなお気持ちでしょうか。
こう言った感じで自分と他者の会話や行動を例え話として置き換えるとわかりやすくなりますね。
以前某番組で耳にした意見ですが、
「占い師は全くの他人だから、情や先入観にとらわれずはっきり言ってくれそう」
というものがありました。
なるほどな、と思ったと同時に少し寂しくもなりました。
すべての占い師がそうだとは言いませんが、大部分の占い師はお客様のためになりたいと鑑定中は必死でお力になろうとしています。
明確な結果を出すためにはクライアント側の協力も不可欠です。
全くの他人と思わず、向き合っている時間を大切にしていただければとても嬉しいです。