ひとやすみ ひとやすみ
「みとう(みたく)もない」から来た。「そんなみっともない格好をするな」などと服装のことを言うこともあり、「みっともない真似をするな」と行動について言うこともあった。お行儀悪いのようにエチケット違反程度のことから、身の処しかたに至るまで幅が広く、従って、ふた言目には、というほど何かにつけ親は口やかましくそう言って子供に注意した。体裁が悪いというのは直接よその人が見たときの印象を気にしてのものだが、みっともないは他人が見る見ないは関係なく、本人の美意識や面目だが、気持は本人の自意識である。たしなみ(つつしみ)という日本人特有の内部的好み、心掛けがそれらのもとにある。
ひとやすみ ひとやすみ
食べてすぐ横になると牛になる
お行儀よくさせるために子供に対してよく言った。江戸時代に農民を夜昼なく働かせるために言うようになったのが始まりだという説があるが、真偽のほどは 不明だ。しかし、どうしてほかの動物でなく牛なのか。牛が反芻動物で、ずっと寝ていても、一度口に入れた食物を再び口中に戻しまた食べ、ちっとも困らない習性を持っていることからの連想らしいが。
お行儀よくさせるために子供に対してよく言った。江戸時代に農民を夜昼なく働かせるために言うようになったのが始まりだという説があるが、真偽のほどは 不明だ。しかし、どうしてほかの動物でなく牛なのか。牛が反芻動物で、ずっと寝ていても、一度口に入れた食物を再び口中に戻しまた食べ、ちっとも困らない習性を持っていることからの連想らしいが。
ひとやすみ ひとやすみ
人さらいにさらわれるぞ
どんな時に子供がこう言われるかというと、親が言いつけた時間までに子供が家に帰らない時、親から見て怪しい変な場所で子供が遊んでいるときなどだ。これも子供に対する親の脅かし文句の一つだが、どれほど親が真剣になって子供を自分の目の届く中で保護しようとしていたかがこの言葉からよく分かる。最近の日本では、子供が「人さらい」のような痛ましい災難に次次と会っているのだから。
どんな時に子供がこう言われるかというと、親が言いつけた時間までに子供が家に帰らない時、親から見て怪しい変な場所で子供が遊んでいるときなどだ。これも子供に対する親の脅かし文句の一つだが、どれほど親が真剣になって子供を自分の目の届く中で保護しようとしていたかがこの言葉からよく分かる。最近の日本では、子供が「人さらい」のような痛ましい災難に次次と会っているのだから。