受験シーズンですね。
受験生の皆さま、お疲れ様です。
今日は受験英語で役立つことをご紹介したいと思います☆
受験英語でなんといっても大切なのは「文型」です!
以外と思われるかもしれませんが、大学側は、受験生が「論理的に文章を読めているか」を見たいんです。
受験英語は感覚では読めないような、複雑な文章構造の文を訳させることがよくあります。
でも文の構造がわかればへっちゃらです。
長文を読むときには、どこが文の主語で、どこが述語かを意識して読んでくださいね。
では手元にあるアガサ・クリスティの"Death in the Clouds"から例題です。
以下の文の主語と述語はどれだかわかりますか?ちなみに主人公の名前はPoirot(ポワロ)です。
Poirot, who had been sitting with his eyes down, smoking quietly, interposed a question.
正解は・・・
主語はPoirot
述語はinterposed です。
ついでに目的語はa questionです。
つまり、ここで言いたいのは
Poirot interposed a question. ということです。
interposeは「口をはさむ」という意味ですが、ぶっちゃけてしまえば、わからなくても大丈夫。
だって、その次にa questionとあるから。質問をしたんだな、ってわかります。
これで文章の9割は理解できます。
コンマの中はすべて修飾語!
完了形や、関係代名詞が加わってややこしく見えますが最悪読み飛ばしても大丈夫。
訳は、
「ポワロは、下を向いて座り、静かに煙草をふかしていたが、質問をした。」
となります。
翻訳家としては、文脈に応じてもっとこなれた訳にしないといけませんが…受験英語ではこれで十分です。
お勉強頑張ってくださいね^^