お子さんのやる気がぐんぐん湧いてくる褒める時の2つのコツ
・頑張りポイントを褒める
・どんなあなたも大好き
をお伝えします。
こんなご質問をいただきました。
素敵な気づきですね♪
「えっ?いい子って言っちゃいけないの?」と思う方もいるかも知れませんね。
いい子、天才、頭いいね
はよく使い勝ちな言葉ですよね。
でも、これらの言葉はお子さんのやる気を伸ばしているようで、使い方と頻度によってはお子さんの頑張る力を半減させてしまうかもしれないんです。
これらの言葉は、その子自身の人格の良し悪しを判断する言葉です。
○○をしたらいい子と言うことは、○○ができなかったら悪い子と言うことになります。
頭がいいね、天才!はその子の能力を決めつける言葉で、その子が生まれ持ったものへの評価になります。
こどもを褒めるときに伝えてほしいことはその子の人格への評価ではなく、
の2つです。
なんでこの2つが大切なのか?説明しますね❤️
褒める時に着目してほしいのがその子の人格や能力ではなく行動です。
行動を褒めるってどう言うこと?と思うかもしれません。
お子さんがかけっこで一番になったとします。
そんなときに、「さすが!運動神経いいね」と言うよりも「一生懸命手を振っていてかっこよかったよ」「何度もかけっこの練習したもんね。頑張ったね」と言った方が、もっと、早くなるようにと努力をする意欲が湧いてきます。
人は生まれ持った才能がどんなによくても、努力なくしてはその才能は輝きません。
頑張って工夫したり、練習したり、試行錯誤を繰り返すことで何かの才能やスキルを身に付けることができます。
乳幼児期に身に付けて欲しいのは、才能そのものよりも、努力できる力、頑張ろう♪と思える意欲です。
こども自身が努力したこと、工夫したことに着目して褒めることで、頑張るっていいことなんだ✨とやる気が湧いてきます。
また、頑張りや工夫したところを褒めるということはママがその姿をしっかり見ていたよと伝えることにもなります。
ママが見守っていてくれたという安心感を得ることで、子どもは新たな挑戦に踏み出すことができるんです。
褒める時の大前提として考えてほしいことがたとえその行動ができなくても、大切な存在だ!ということです。
「足が速いから好き」でも「お手伝いしてくれるからいいこ」でもなく、たとえ足が遅くても、お手伝いができなくても子どものの存在は尊いものですよね。
最初のご質問にもあるように「いい子」「悪い子」と人の人格を誰かが決める必要はなく、みんなが大切な存在です。
子どもにはそんな「どんなあなたでも価値がある」ということをしっかり伝えてほしいんです。
だから、褒める時に限らず、何かに失敗した時、なんでもない日常の中でも、「あなたが大好き」をたくさん言葉にしましょう。
といいう声が聞こえてきそうですね。
そんな時は、ママ自身がどんな気持ちだったのかを言葉にしてあげてください。
「お手伝いしてくれてママは嬉しいよ」「かけっこ頑張っていたから、うまくできてよかったね。」など。
ママの気持ちを素直に言葉にすることで、嬉しい♪やった!という気持ちをお子さんと共有することができます。
ママと気持ちを共感することもママへの安心感、自分への自信に繋がり、次への意欲が湧いてきます。
ただし!!言葉を気にして何も言えなくなるくらいなら、「良い子だね」を使っても大丈夫ですよ♪
でも、そればっかりにならないように注意してください。
ちょっと落ち着いた時、時間ができた時にあの時はどんな言葉をかけたらよかったかな?と考えて、また別の機会に気持ちを伝えてみてくださいね♪
こちらの絵本もおすすめ♪
ということで!!
親子の絆が深まり、お子さんのやる気がぐんぐん湧いてくる褒める時の2つのコツ
でした♪
冒頭のご質問を頂いた方が「いい子」に疑問を持ったのは幸せ子育てマスター講座を通して、「子どもが伸びる褒め方・叱り方」を学んだからです。講座の内容をご自身の子育てで実践していた時に湧いてきた疑問です。
幸せ子育てマスター講座ではそんな、自分の子育てを見つめなおし、より楽しく、よりママらしくお子さんと関わるための知識や、提案をお伝えしています。
子どもへの声かけ、関わり方を見直したい!!という方は是非、幸せ子育てマスター講座で一緒に学んでいきましょう♪
https://ameblo.jp/gohan-to-yuki/entry-12641486716.html