こんにちは!
ぐちゃぐちゃ遊び認定講師のゆきです。
2才の娘と遊びについて日々研究中です✨
11月にはぐちゃぐちゃ遊び体験会を青葉区あざみ野で開催します!

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豊かな経験から、「できた!」という喜びを感じて、「もっとうまくなりたい!」という意欲がうまれ、自分で得た知識や技術が生きる力に繋がります。

よく、子育てや教育では
「知・徳・体」をバランス良く育てるがことが大切!!というようなことを言われませんか?

知とは、知恵や知識などの頭脳(学力)
徳とは、自尊心や思いやりといった豊かな心
体とは、健康な体

この3つをバランス良く育てることで昨日のブログにも書いた「生きる力」が身に付くと文部科学省のHPにも書いてあります。

ここで、大切なのが育てる順番です!!
さて、知(頭)、徳(心)、体はどの順番に育てるのがいいと思いますか??

昨日のブログを読んでいただいていればなんとなくわかるかも知れないですが・・・・・・

「体」→「徳(心)」→「知(頭)」

この順番なんです。

「知・徳・体」と言われてしまうとついつい、
知識優先!!と思いがち。
わたしも、「やっぱり英語は早くからがいいかな!」とか「簡単な計算を教えてみようかな」と考えることがあります。
でも、ここで忘れてはいけないのはそこに子どもの意欲があるか?ということ。
例えば、外国人と交流したタイミングで子どもがとても楽しそうにしていた!英語の本をじっと見ているなどその子自信が自発的に「知りたい!」となっているのであればどんどん教えてあげるべきです。

知識(頭)を教える前提は子どもにやりたい!という意欲(心)があることが前提となります。


では、徳(心)と体の順番は?というと、
赤ちゃんが答えを教えてくれます。

こどもは、ハイハイなどの体の移動ができるようになる頃から、好奇心や探求心が強く現れますよね?
教育学者の汐見稔幸さんがこんな研究をしています。
幼稚園や保育園の先生に自主性の高い子どもをピックアップしてもらい、その子たちが一歳児の頃の生育記録を調べた。
すると、自主性の高い子どもたちは一歳児の頃にかなりおおらかにイタズラ行動をさせてもらっていたという共通点があった。

子どもは、体の使い方を覚えるに従ってどんどんいろんなことにチャレンジしたい!と思うようになります。大人にとってはただのイタズラが子どもにとっては思い通りに体が動いてやりたいことができる喜びの現れなんです。

体が自由になるからこそ、
心も自由になり、
さらに体を動かす動機になる。
まずは、体を育てることが大切になります。

ところで、「体を育てる」とはどんなことをすればいいのでしょうか? 
体操教室や、プールに通わせる?
もちろん、3才くらいの年齢になればそれもいいかもしれません!
しかし、まだ基本的な体の動作を修得しようとしている0~2歳児においては、運動的なことを教えるよりも、基本的な動作(歩く、走る、握る)を通して得られる感覚を体感させることが大切です。

坂道を歩くのは下るより難しい
ものを抱えながら走ると上手くいかない
走ると風が肌にあたって気持ちいい
砂を握ったときと泥を握ったときの違い
など、身体感覚の感性を鍛えることが「体」のあとの「心」につながり、好奇心を生みます。そして感じたことが、体験として身について「知」になります。

今日は、乳幼児期に育てたい体・徳・知について書きました🎵

最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しかたい話が続いたので、次回は【我が家の遊び方】としてどんな風に子どもと遊んでいるかを書こうと思います。