試したのは昨年末(2023年12月)です。
携帯浄水器を使い
お風呂の残り湯を飲みました。
四季連載している「栄養と料理」(女子栄養大学出版部)
2024年3月号で詳しくご紹介するために試したのですが、
能登半島地震があり断水が続いているので
雑誌掲載の前ですが情報をお伝えいたします。
私が試したのは、キッツマイクロフィルターの
携帯用浄水器Delios(デリオス)。
ウォーターパックがセットになっているものと、
フィルターだけのものがあります。
このフィルターはペットボトルに
取り付けることができるのでとても簡単。
中空糸膜フィルターが有害な細菌類、
雑菌、カビ、濁りなどを除去してくれます。
繊維状活性炭が塩素や泥などの臭いも
除去してくれるそうです。
ただし、どんな水でもOKではないので注意が必要。
川の水は、魚が生息している河川水はOK。
しかし生活排水、農薬が流れ込んでいる
恐れのある河川水はNG。
お風呂の水はOKだけど、入浴剤が入っているとNG。
プールの水や雨水、雪解け水はOKだけど、海水はNG。
などなどを考えると、むやみやたらに使えると
思ってはいけないなと。
パンフレットにも
「飲めない水を飲めるようにするのではなく、
水でお腹を壊すリスクを下げる使い方がおススメ」
と書いてあります。
今回お風呂の水で試してみました。
35℃以上の温水は使用不可です。
空のペットボトルにお風呂の残り湯を入れ、
カートリッジをセットし、
ぎゅっぎゅとペットボトルを手で押すと
浄水された水が出てきます。
見た目は普通の水で、臭いもしません。
飲んでみました。
飲めますが、お風呂の水だと思うと
どうにも気持ちが悪く…。
お風呂の水だと知らなければ大丈夫かもしれません。
この浄水器があれば、保存期限が切れた水、
ペットボトルに溜めた水道水が飲めるようになる、
それがわかって良かったです。
能登半島地震で被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。