先日打ち合わせと勉強を兼ねて
【銀座】イノベーティブイタリアン「FARO」（ファロ）に
連れて行っていただきました。
2020年12月10日（木）発行
『ミシュランガイド東京2021』において、
“一つ星”を獲得
ヴィーガンのコースを頂くのは初めて！
「FARO」とは、イタリア語で灯台という意味。
灯台が照らす海の風景をイメージした店内は
美しいブルーに包まれ別世界にいるよう。
壁には和紙も使われていて
独特の雰囲気を醸し出しています。
食器も一つ一つこだわりが。
店内、食器、食材、すべての表現に魅せられます。
「アミューズ ブーシュ」
「菊芋のミルフィーユ」は写真を撮り忘れ
食材、作り方の説明を受けると
もう感嘆の声しか出ません。
たくさん質問してメモメモ
「下仁田ネギのソテー湯葉包み」
想像と違う味でびっくり。
美味しくてとにかく素晴らしいの一言。
パスタ料理は「大和当帰の焼きニョッキ」
こちらも想像を裏切られました。
味、見た目、香り、五感すべてを研ぎ澄まされます。
メイン料理は
「大根もちのソテー野菜のデミグラスソース」
もちもち食感はタピオカ粉！
え？これはごぼうのパウダー？
動物性食品を使っていないデミグラスソース！
トマトもふんだんに使われているなんて分かりません。
トマトの抽出液を大根に含ませているのでうま味たっぷり。
カシューナッツから作られたヴィーガンチーズ。
目の前でサーブしていただきます。
盛り付けの写真を撮り忘れました
全てのお料理に動物性食材が
一切使われていないなんて本当に信じられません。
炭酸水を60℃まで温めて乳化させた
アイスクリームのような食感のチョコレートソルベ。
お皿の上のひとつひとつにとても手間がかかっています。
全てが芸術。
ヴィーガンを誤解していました。
動物性食品を入れない引き算ではない。
植物性食品の持つ力を最大限に引き出し
それぞれをあわせ、
時間も手間がとてもかかることに驚きました。
一口でパクっと食べてしまうともったいない。
動物性の食材を使わず
これだけのバリエーションと
味の振り幅を持たせることができるのだと、
改めて知ることができました。
空間演出そのものも
素敵な時間を作り出しているのですね。
ミシュラン一つ星獲得、納得です
感動をありがとうございました。