昨日、素晴らしい出会いがあった。
絆
Kizuna Peace Week 2010
新宿のALTAのホールを貸し切って、このイベントが行われた。
参加してわかったけれども、本当に、手作りのイベントだった。
空間の演出、しつらい、進行の出際、出演者の身振り、スタッフの対応。
いわゆる、イベントのプロのボクから見れば、でこぼこのことがよくわかる。
でも、そんなの、いいんだ。
でこぼこが、なんぞや。
いや、むしろ、手作りで荒削りであるからこその魅力がある。
スタッフの一人ひとりが一生懸命にやっている。
いわゆる学園祭のノリの延長だ。
けれども、ただの学生気分ではない。
そこが、いい。
価値って何だ?
人が生きる価値って何だ?
生きる尊厳って何だ?
愛することって、何だ?
それを、ずうっと、ボクは思ってきている。
探している。
その問いかけに、ダイレクトに応えようとしてきた、姿勢が、
このイベントにあった。
このイベントを創り上げてきた人たちにあった。
参加をしてくれた人にあった。
素晴らしい。
よくぞ、ここまでやってくれました。
感動しました。
ありがとうございます。
個人的には、イベントの中に登場して歌を披露してくれた「おかん」がよかった。
「おかん」というバンド名は東京では、ちょっと? どうか?
と、プロデューサー的には思うけれども。
それはそれで、きみたちの想いがあるんだからいいんだよね。
何じゃこれ?と
頭の中にハテナマークがありながらも、あなた達の曲を聴いた時に、ぐっと来た。
しかも、涙が出た。
あふれ出た。なんだかわからないけれども、涙が出た。
隣に座っていた見ず知らずのアロハのおっちゃんも、泣いていた。
歌詞に感動したのではない、と思う。
何だか解らないけれども、あんたの発しているエネルギーに共鳴して、
涙が流れ出たのだ。
これって、かなりないことなんだよ。
希有なことだ。
メジャーではなく、ビジュアルもどうってこともない。
どっちかというと、やぼったい。
前情報もない。
それなのに
ライブで初対面で、人を泣かせる。
それって、かなり、凄いよ。
相当に凄いことなんだよ、
リードボーカルの「DAI」ちゃん、あんた、最高だよ。
あんたのエネルギーは、飛び抜けている。
まだまだ荒削りだれども、すごくいい。
素直なエネルギー。
そして、強いエネルギーを放射している。
もう、むちゃくちゃにいい。
なかなか、いない。
こんな、エネルギーを放射する奴は。
歌がいいとか、きれいとか、気持ちいいとか、は正直言うと、まぁ
平均点かな、
でも、エネルギーがハンパじゃなく、いい。
あんたのエネルギーが純粋に、綺麗。
そうだね。
あんたのエネルギーは「綺麗」なんだ。
それが、解る。
だから、おっちゃんですらも、泣く。
それが、届く。
それだけで、いいじゃんか。
と想う。
とても素敵な時間を共有させていただいたよ。
この絆
Kizuna Peace Week 2010
を創っていただいたみなさん
ありがとう。
また、会いたいね。