あらゆるものを捨ててきた。
本1500册。
衣類段ボールに数十個。
地震や火災などの天災に見舞われたのではなく、自分の意志でこれらを捨てる。
この作業は、けっこうしんどい。
一緒に捨ててきたもの。
心の中にある、いくつかのものも捨ててきた。
いや。
心の中のあるものを捨てなくてはいけない。
そのために、形のあるもの。
本や衣類を捨てたのだ。
何が残るのか。
最後に残るもの。
それは、ピュアなものだと信じる。
一番、これだけは無くしてはならない
純粋なもの。
それだけを欲している。
そういう作業をしている。
そして。
新たに生まれるものはあるのだろうか?
新たに信じることができる存在は、この世にいるのだろうか??