奥多摩合宿の夜 | 運の良い人・まる◎さんの感動日記

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今日は朝6時20分起き。
かん8親分がおこしにきてくれた。
6時30分から軽く朝のランニングをしたい人はするというメニューになっていたからだ。
さすがにこれはパス。
結局、親分と整体師S氏だけが走りにいった。

朝は、自炊でパンと目玉焼きとサラダとスープ。そしてコーヒー。みんなインスタントではなくてちゃんと調理したもの。ありがたい。合宿仲間で食べるご飯は楽しくておいしい。


本日の練習メニューは、例の標高差230mはあろうかという10kmの坂道を往復するウォーミングアップの後、タイムトライアルのデュアスロン競技をするというもの。
まず、1.25kmの登り坂道をラン。往復2.5kmを走った直後に渾身の力で恐怖の坂道2往復、つまり40kmバイク。その直後にまたランを往復2.5kmである。合計45km。
1ヶ月後に出る大会が51.5kmなので、真剣勝負で走るものとしては多少それに近い。ここでレースの力配分や実際に自分の体力がどれだけあるのか、レース中の水分補給やエネルギーチャージの予行演習をしておくなどを試してみることができた。

今日走るにあたってはこまめに水分を補給すること、身体のエネルギーが切れそうになる頃あいを見計らってエネルギーチャージをするのが楽しみだった。
はたして、それはそれなりに効果の手応えを感じた。500mlのアミノバイタル入り水をバイクで走りながら小分けにして何度も補給。そのたびに、疲れが多少緩和される感触を得る。
二度目のキツい坂道で、ラスト3kmにさしかかったらパワーバーを採ることに決めていた。ラストスパートに向けてブースターに点火するイメージを持つ。
イメージトレーニングはそれなりに効果があって、ラストランをヘロヘロではなく、力を出し切って走ることができた。

ボクのイメージは、こうである。ラスト、ゴールに突入する時はあらん限りの力を振り絞って入ること。
どんなにキツくとも、心臓が口から飛び出そうになろうとも手足を思いっきり振り上げてゴールする。
自分との勝負にけりをつけるのだ。


今できるすべてをやる。
今、出せる力をすべて出し切る。
そこに、満足感があるに違いない。

誰のためでもない。
すべては自分のためだ。


でも、もうひとつ。
この合宿に参加して、しみじみと実感するのは、本当に素晴らしい仲間がいるということ。

トライアスロンという競技の世界に入ってくる人たちは少なからずみな変わりものだし、自我が強い。一匹狼も多いと思う。
けれども、逆にこれほど、一人ひとりの自主性を尊重し、見守り、サポートしてくれる人たちに仲間入りするというのは、初めての経験だ。
それが本当に楽しく、そして心地よい。


奥多摩のバンガローの夜。外は雨。
隣でいびきをかいてるKちゃん。すやすや上品に寝ているM教授。

暗闇で、しみじみ感謝する。