割り箸を使わずに、マイ箸を持とうという運動が静かにだけど進められていますよね。
マイ箸を常に持って歩いて、外食する時などに取り出して使うのって、ちょっと気恥ずかしかったりしませんか?
ボクは昨年からマイ箸を使いはじめています。
お弁当を買ってきて食べる時は、割り箸は「いりません」と言ってお返しするようになりました。
ボクのマイ箸は、これ。
![感動プロデューサー 郷右近丸彦のプロデューサー日記-マイ箸](https://stat.ameba.jp/user_images/57/1e/10136687825_s.jpg?caw=800)
http://www.soramtic.com/shouhin/sct-103.htm
木材は折れたバットを再利用して作ったもの。持ち手の部分はステンレスで、真ん中で二つに分かれており、食べる時にジョイントして使います。
だから持ち運びにも長くて持ちづらいということはないのです。
ところで、日本で割り箸はいったいどのくらい使われ、捨てられているのでしょう?
割り箸は、日本で生産されているものについては「間伐材」を伐採して作ったもので、そのために森林を破壊していることにはつながらないから、環境を破壊していないと主張する人たちがいます。
確かにそうやって作られた割り箸の収益は、日本の森林の下草を刈ったりするなどの環境整備に使用されてもしていますから、ある意味正鵠です。
ところが、問題はそこじゃないんですね。
日本で使用される割り箸の
97%は中国を
中心とした国の
森林を切り取って
作られる輸入割り箸
です。
日本で使い捨て
られる割り箸は、
毎年250億膳分。
なんとこれは、
木造住宅2万軒分に相当します。
一膳10グラムとすると2.5億トン。
1本250キログラムの木に換算すると
100万本の樹を
切り倒している
ことになります。
これを毎年やっているのです。
しかも、それは今尚、増え続けています。
そして、このために中国の森林は大幅に減少し、沙漠化が始まっています。
黄砂が飛び交う原因の元もここにあります。
森林破壊による砂漠化は、水不足にもつながります。
深刻な水不足は、食糧難にもつながり、やがて水を争奪するための戦争も始まる可能性すら考えられると予測する人たちもいます。
こうした現象を少しでも食い止めようと日本から中国に植樹をしに行く人たちがいます。
けれども、その植樹された樹が育つのは10年かかります。
ボクは、中国に植樹に行くほどのハラは、まだ座ってません。
でも、せめて自分は割り箸を使わない、と決めました。
松下電器は自社の食堂から割り箸を撤廃することを決めて実行しています。
和民も店舗では割り箸を使用しないという決断をくだし、実行しています。
気がついた人、
できることから、実際に行動を起こしたら良いと思います。