なぜインターンに行くの? | 海外ポスドクの就職活動日記

海外ポスドクの就職活動日記

高学歴・高年齢・海外… 
2009年、
3Kのハンディと不況にアグレッシブにチャレンジする
海外PDの新卒(?)就活記録

僕、ポスドク、約30歳。

何だか、こういうことを書くと
駄目な人みたいで恥ずかしいのだけど、

僕はまだ志望業界すら決めていません。

もちろん、ある程度は照準を絞って、
情報を集めたり、少し専門的な勉強を始めてはいます。


でも、
「これしかない」なんて、どうして言えるのでしょうか?
かつて、僕はそうして研究分野を選んできたわけですが、
別に「これしかない」なんて思う必要はないのです。
それよりも、
今はできるだけ多くのことに目を見開いて吸収して
その時、最善であるものを選択しようとしているところです。


この経済情勢ですから、現実的には、
内定をもらえたら行く
という感じになるのかもしれませんが。


こんな時、
博士を取ってすぐ就職した友人からもらったメールを思い出します。
いい言葉だったので引用します。

「ただ、当然だけど、自分が何をやりたいかです。
企業の研究職なら、
研究所の先輩にたよるのが一番いいと思うし、
研究と関係ない道に進むなら、○○さんにたよるとか。
とにかく、
就活は自分さがしみたいな所があるかもしれません。

僕の場合は、たくさんの人と話てみて、
会社の人にあってみて、直観のおもむむくままに
自分が楽しいと思えそうと思えるかどうかを
大切にしました。

徒然なるままに書いてしまいました。
何か聞いて下さい。絶対手伝います。」


そうだね。ありがとう。
さらに、先輩からも、

「○○、□□業界を考えているとのことですが、
これは「やりたいこと」ベースなのか、
「自分のスキル」ベースなのかどちらでしょうか?

各業界ともまったくやることが違いますので、
かなり人生に大きな影響を与える選択になると思います。
そういう意味で、
まだ本格的に就職活動をはじめていない
現時点でまず言えることとしては、
「自分のキャリア・スキルだとこの業界しかない」
と考えずに、
「こんなことしてみたい」
と思うところは基本的に全部受ける
という方針のほうがいいと思います。


はい!分かりました。
やれるだけやってみます。


社会人の方々がこう言われているのだから、
きっとそれが真実なのだろう。

ポスドクとはいえ新卒。
色々な人に学びながら、
初めての就活を一から考えているところです。
研究ばっかしてて世間知らずだし、
就活の学生たちよりずっと年上だし、
いろいろ困難は多い。だけど、
いつだって、動かなければ何も始まらない。

今、僕は自分を考えるために就活をしている。

だから、インターンに参加してきます!