午後の紅茶を一年で365本消費する自由人 -35ページ目

まだ見ぬ君へ(1)

次の日。
旦那を送り出し、家事もしないで携帯に夢中になっていた。

教えて貰った通りに…入力した。

まるで子供が初めてTVゲームをするかのような、ワクワク感だった。

我が娘ゴメンね。貴方が嫌いになったんじゃ無いんだよ。

ママも…ドキドキしてみたいの!
貴方の事は絶対に守るからね。
今は許して…

そんなきれいごとを言いながら。
私はまだ知らない世界に足を入れてみた。

初めて知らない男の人の情報を知った。

『○○です。○○市。仲良くしてください。返事待ってます。』

大体みなさんこんな感じで、投稿していた。
『暇人だな』
私だって…子育てそっちのけで、携帯見てるのに…携帯に向かって叫んでいる。

私の方が暇人だよね。相手の方は彼女本気で見つけたいたから投稿してるのに…内容だけ読んで笑ってるんだもん。

でも…
そんな些細な事も子育ての合間凄く楽しく、以外にもハマった。
まだ誰にもメールは送ってはいなが。

勿論何時もの家事や子育てには一生懸命にやっていた。

昼寝の時にはフル活動して…サイト見ながら笑って面白い人が見つかれば…送ろうかと!悩んでみたり。


ただし!
旦那が帰って来たら携帯はいじらなかった。
まだ誰とも連絡は取っては居ないが…小さな罪悪感があったみたいで…バレない様にしていた。

そう!!
今でも…旦那がいる時は携帯をあまりいじらない。

メール音がなるたび。ドキドキしている。
あの人のメールかな?と………。

神様(6)

本当にゴメンね。
妹にも…娘にも。
この頃の娘にとって…私の存在は物凄いのに私は自分の事ばっか。
人間とは…欲張りで、無い物ねだりする動物って聞いた事あるが…今の私は正にその通り、欲張りだった。

そろそろ私の母乳が出なくなり始めた。
たくさん出る方では無かったが頑張って出してた。
ミルクと混合で…

だが最近。オッパイが張らなくなり、出も悪るくなり
『ごめんね』
母乳をあげるのを辞めた。

暫くして…何時も見たいに妹が遊びに来た。
『そう言えば…彼氏さんと、どこで知り合ったの?』

ふと…聞いてみた。

『言わなかった?』

聞いた様で聞いてなかったような…今一記憶がなく覚えてなかった。
『出会い係サイト』

一瞬止まった。
今でもそうだが…サイトは余りイメージが悪く妹が…
大丈夫なのか心配になった。
30分もサイトの説明をされた。

『会わずにメールだけやれば…』

『自分は投稿しないで…投稿してる人の見て気に入ったらメールしてみれば?』

初めは妹の説明も…余り興味が無く上の空だった。

だが…
だが…

今一番言われたくない言葉を言われた。

『お姉ちゃん…最近老けたね。若くないよ』
余りにも…ショックが大きかったのか、
それとも…サイトに誘惑負けたのか私は

『どうやるの、そのサイト』

私の運命がここから始まった。

神様(5)

旦那にも聞いてみた。『私老けた?』

『当たり前じゃん…子供産んでるだし、独身じゃないしね』

旦那が言った。
心に矢が刺さるってこんな感じかな?

旦那から見たら私はもう女じゃないの?

そう言えば四年付き合って出来ちゃった結婚だし。
お互いが空気見たいなものに早くもなってたのかな?

まぁ。。今考えれば…だからこそ今の私が居るんだけどね。

そんな事をボヤキながらも月日は過ぎ…ますます…部屋の中で日中は宇宙語を話娘と戦いあっていた。

その頃私の妹が短大生で…授業が早く終わった日や、バイト前に良く来てた。

唯一の私の話相手だった。
妹とは…小さい頃から仲良しで、何でも話あえた。

妹は最近彼氏が出来た見たいで…会うたびにその彼の話をします。
恥ずかしそうに
嬉しそうに
楽しいそうに

とても幸せのようだ。
そんな妹を見て私は少し嫉妬してた。
彼氏がいるからじゃない。
私に映る妹は可愛い女の子に見えてた…からだ。

『結婚したら子供できたら妹も、私と変わらない生活だよ』

そんな話を妹にしてみれば…先の話。
今が幸せなら良いみたいな顔つきをしていた。
無邪気に私の娘と遊んでくれてる妹、今日はゴメン。
『来てくれてありがとう!帰り気をつけてね』

なんて何時も帰り際言えるのに今日言えなかった。