午後の紅茶を一年で365本消費する自由人 -36ページ目

神様(4)

そんな愚痴を言ったって、今私がやらなくちゃ行けない事は…
我が子を育てる事が何よりも最優先だった。
そんな中、娘は寝返り・ハイハイ・お座り何んかが…出来るようになっていた。

私がトイレに行っても、キッチンに行ってもトコトコと着いてくる
『少しあっち行ってて』
少し怒鳴ると大泣き。早く大きくなりなよ。何時しか…そんな事を思うようになっていた。
でも…最愛の娘の寝顔を見てると幸せ。

可愛い顔。その寝顔で大変な子育てもがんばれる気がした。

子供の寝顔を見るなり…今出来る事を旦那が帰ってくる間にやらなくちゃいけない。

夕食の準備・洗濯たたみ・風呂掃除
果たして全部出来るかな??

この頃は子供が昼寝してる時が私にとって一番フル活動の時間。

『…。ウェーン』
泣き声が聞こえた。
この日のフル活動は終わり。
また娘と遊びながら、家事をする時間。

『はぁ~』
ため息だって出ますよ『私美容室なんて行ってないなぁ』

ふと…鏡を見ると私の髪パサパサしてた。
ボサボサに伸びて毛先なんて痛みまくり。

やっぱり私老けたな。全然可愛くてない。
『うそ……』

白髪も数本見つけた。
何分鏡に映る自分を見てただろう。

ショックは大きかった。

神様(3)

子供って言うのは不思議で…
1日1日めちゃくちゃ成長が早かった。
その分毎日が楽しかった。

お陰様で子供の病気は今では…良くなり…
あの嫌な音は…
聴こえなくなっていた

そんな時に…友達の誘いでかなりの久々に女二人カラオケに行きました。

前から良く遊んでた友達で可愛くて・綺麗で前から羨ましかった子。
初めは、子供との離れた感覚とカラオケ好きなんで…ハシャイでいましたが。

『ちょっと待って』
私…自分諦めてる??独身で可愛い友達を見るたび…
私。
同じ年なのに、何かが違う事に気付き始めた。
『独身の友達』
は…明日の事なんて気にもしないで、会社のストレス解消に歌ってる。
かたや…私は家に帰ったらきっと…ミルクとオムツの時間。

洋服だって…友達は今どきの流行り…私は、何時も服に毛が生えた位のオシャレ。

『自分が老けた』
と感じた。

夜中家に着いて速ミルクだった。

飲ませながら…私は幸せ?だよね。旦那もいて可愛い子供が居て?
早くに結婚・出産したから若いママ。
『それでいいの?』

此のまま家の中で旦那の帰りをご飯作って待ち、子供の面倒。
自分の時間も無く…次何時。遊びにいけるか解らない日々。

今思えば…家の中で缶詰状態で息苦しかったのかな?
(若いママで少しぐらい自由が欲しいっておもった方沢山居ますよね)

神様(2)

大体1日のリズムが解って来た頃の事。

『ビー・ビー・ビー』
物凄い音。
たまに、センサーのスイッチを切らずに子供を抱っこした時よく鳴っていた音。
だから聴いた事がある
だが…その時は違っていた。
だって…子供はちゃんとベッドに寝てるはずだから…

『まさか…』

私は初めて感じた。
勝手に涙が出てくる事を…

慌てて走りながら部屋へ向かうが、頭の中では最悪の事態を想像していた。

『○○』
子供の名前を叫びながら…頬を叩くと、大泣きした。

『生きてた』
直ぐに…抱きしめた。まだ涙は止まら無かった。

幸いにも、顔色も良く以外に元気だった。
直ぐに産婦人科に電話して…大きな病院に紹介状を書いてもらい行った。

結果子供は以上無し。一安心でした
この病気センサーが鳴った時に血圧とか脳とか見ないと解らないらしい。

うちの子この先どうなるんだろう、消えない不安。

不安は的中した。
半年で…三回以上あの嫌な音を耳にした。

そのたびに…代わってあげたいと思った。

神様がこの世にいるなら私の願いを聞いて下さい。
『神様…どうか、この子の痛みを私に下さい。どんなに苦しくても耐えます』

私はこの子にとって、たった一人の母親だから、私が守る。

そんな事も知らず我が子は、スクスクと育って行った。