まさに悲劇!!

史上最悪

航空機事故・事件

 

 

 

 

  テネリフェ空港大惨事

 

 

最も多くの死者を出した史上最悪の航空事故は、空中ではなく、地上で発生しました。

 

1977年3月にスペイン領テネリフェ島のロス・ロデオス空港(現在のテネリフェ北空港)の滑走路上で、2機の満載のボーイング747旅客機が衝突し、583人が死亡しました。

 

当初2機の飛行機は、この空港に着陸する予定はありませんでした。テロ活動の影響で、2機の飛行機は急遽カナリア諸島のロス・ロデオス空港に着陸することになりました。

 

送信機のトラブル、パイロットと管制センター間の連絡ミスによって、KLM4805便は許可なく離陸。パンアメリカン航空1736便は、パイロットが濃霧で標識を読めなかったため、間違った出口に着陸しました。

 

ほぼ正面衝突に近い事故となり、KLM機の乗客全員とパンアメリカン航空機の乗客380人のうち326人が死亡しました。

 

 

  ニューデリー空中衝突事故

 

 

世界で最大の空中航空衝突事故は、インド北部のチャルキ・ダドリ市上空で発生しました。サウジ航空763便とカザフスタン航空1907便、2機に乗っていた349人全員が死亡しました。

 

1996年11月、2機はそれぞれダーランとインディラに向かっていました。

 

カザフスタン機は指定された高度15,000フィートまで下降が許されていましたが、実際には 14,000フィートまで降下していました。サウジ機は反対方向に飛行していました。

 

航空管制官が両機の接近に気がついた時には、既に間に合わず、両機は空中で衝突します。

 

カザフスタン機の尾翼がサウジアラビア機の翼を突き破り、サウジアラビア機は旋回しながら下降。2機が制御不可能な状態になり、世界で最も多くの犠牲者を出しました。

 

 

  トルコ航空981便

 

 

トルコ航空981便は、イスタンブール・イェシルキョイ空港からパリ・オルリー空港を経由してロンドン・ヒースロー空港まで定期便として運航されていました。

 

1974年3月、この便であるマクドネル・ダグラス DC-10機は、パリ郊外のエルムノンヴィルの森に墜落し、搭乗していた乗客335名と乗務員11名、計346名全員が死亡しました。

 

これは、死者が200名から300名を超えた初の航空機事故です。また、ヨーロッパで発生した航空機事故としては、2番目に深刻な事故とされています。

 

 

  エア・インディア182便

 

 

エア・インディア182便は、モントリオール、ロンドン、デリー、ムンバイまでのエア・インディアの路線を運行する旅客機でした。

 

1985年6月、高度 31,000 フィート (9,400 メートル) を飛行中、カナダのカリスターン派テロリストが仕掛けた爆弾により大西洋上で墜落しました。

 

この事件は、747ジャンボ・ジェット機の初めての爆破事件となりました。

 

また、この事件は、カナダ史上最大の大量殺人事件であり、カナダ国民268人、英国国民27人、インド国民24人を含む329人が死亡しました。

 

悲劇的な2001年9月11日の「アメリカ同時多発テロ事件」が起こるまで、航空機によるテロ攻撃としては、最悪の死者数を記録しました。

 

 

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