嘘の技術の低劣化。
人間の社会とは基本的に嘘で出来ている。
最も代表的なものを一つだけあげるなら、
「一万円札」
物的な価値としての「一万円札」は
十数センチの長方形の紙にすぎないが、
それで「あらゆるもの」が交換される。
これは、多くの人が「一万円札」という幻想を
共有していることによってのみ生じる。
「嘘をつくな!」という人は多いし、実際
そう教えらえることも多いわけだが、
嘘とは共同幻想であり、
それ自体を否定することは不毛なことである。
問題は精度のほう。
嘘によって利便性が高まる、
あるいは、
そうしておいたほうが全体に都合が良い。
「嘘も方便」
・・・バレなくて、便利な嘘ならその嘘は偉大である。
「何もかもを正直にすること」
がいいとは必ずしも限らないことは、
人間関係の基礎でもある。
が、しょうもない嘘、すぐばれるような嘘は
絶対に良くない。
かつての為政者は、国民を欺くために、
「文明の使命」「神の恩寵を遍く広める」
「千年王国の建設」「平等社会の実現」「民族融和」
など、さまざまな嘘を作り上げてきた。
これらも中身をちゃんとみれば、
しょうもない嘘ではあったのだが、
それでもスケールも大きいし、
それなりの「高揚感」も覚えるような嘘だったので
多くの人がこれに「乗った」。
しかし、昨今の為政者のつく嘘は、これとは異なる。
「賃上げ」云々というところのスケール感の
小さささもさることながら、減税項目が「法人税」という・・・。
「税で取られるくらいなら・・・」と思わせるのが
「法人税」の役割であり、
ことさら「賃上げ税制云々」を強調せずとも、
本来の「賃上げ税制」とは「法人税増税」のことだと
おもうのだが、やっていることは全く逆の「法人税減税」。
(賃金をあげれば自然に圧縮されるのが法人税)
まあ、当然ながら賃上げは実現されない。
日本を偉大な国に!といいながら、
防衛装備品は外国製。
日本を偉大な国に!といいながら、
コメが糞あまりしている(全然、普通に売られている)
のに現物支給。
日本を偉大な国に!といいながら、
投資の主な対象は海外。
嘘をつくな!とは言わないが、
もうちょっと、上手な嘘をつけよ( ´∀` )
それほど巧妙でなくても、
せめて僕程度の低能くらいちゃんと騙してほしいと
思うのだが、
彼らにはそれはもう不可能らしい。
かつて、名だたる軍人がたった一つしかない
命と引き換えに授与されていた「大」勲章。
勲章の大きさとその知性は反比例する。
こんなものをぶら下げて喜ぶのは馬鹿だけであるが、
・・・今では軍人さんじゃなくて、
シロアリが叙勲されているという( ´∀` )。
この状況で何かを期待できる人って・・・。
PS
シロアリってアリとつくけど、本当はゴキブリの仲間なんだよ。



