2、クラウドファンデイング ー準備編①ー | Toshihiko Nakazawa ~dancing New York~ 

Toshihiko Nakazawa ~dancing New York~ 

ニューヨーク在住、ダンサー中澤利彦による、アメリカ生活をお届け!


日本の子供達へ夢や可能性を伝える講演活動をしたい!~From NY~

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パート2(準備編)

さて、ここからは、具体的に僕が行った事をお伝えしたいと思います。クラウドファンディングの成功の秘訣は、この準備作業がかなりの割合を占めると思っていいと思います。ですので、準備編は2回に分けて投稿したいと思います。
まず、僕の職業はダンサーです。そして海外、ニューヨークに住んでいます。この環境は少し他の方と違うかもしれません。しかしながら、方法はある程度同じだと思うので、そちらをお伝えできれば、と思います。


【タイトルを考える】

→これはこのタイトルに全ての想いを込めなければならないからです。これには

なぜ資金が必要なのか
第三者が支援したいと思えるような内容か
文章は簡潔で分かりやすくて的確か

など自分の考えを事前にまとめておかなければなりません。もちろん色んな準備を進めながら考えてもいいのですが、これが先に決まっていると、文章の内容もタイトルに沿って構成できるし、人にも「ーを行いたい」と簡潔に伝えやすいからです。なぜこれを先に決めるか、その理由は次にあります。



【サイト選び】

これは、どのプラットフォームを利用するか、を決める事です。それぞれ得意なジャンルのものがあります。手数料が無料のものがあったり、他のプラットフォームより、メディア露出がたくさんあったり、目標金額が達成されなくても支援を受けれるものであったり、、、それぞれの個性があります。ですので、自分の案件がどのようなジャンルで、どのような人に読んでもらいたいか、が非常に重要になります。一般的には大きいサイトであればあるほど、手数料は高くなります。ですが、その分第三者から見られる可能性は多くなります。ここでもう一つ重要なのは、自分が誰から支援を受けられるのか、を考える事です。友人なのか、友人の友人なのか、はたまた第三者からなのか。ある程度自分で目安をつけて下さい。そして一つ、第三者からお金を取るというのは、非常に難しいという事。自分の立場だったらわかりますよね?まったく知らない人になぜお金をあげなきゃならないのか。でもそれを可能にする可能性があるのがクラウドファンディングです。その為にどのプラットフォームを使用するかは非常に重要になります。



【ビデオ撮影、編集】

→クラウドファンディングのトップページに投稿する動画を撮って、作成します。僕はここに一番と時間をかけました。文章で訴えかけても、もちろんいいのですが、できるだけ多くの人に想いを伝えたいという事は、できるだけ見てくれる人の負担を少なくすると言う事。やはり文章だけでは伝えきれない生の気持ちやライブ感がビデオには出せます。と同時に考えたのは、文章を読むという行為は、読む人が自らの意思を持ってしないと読めないと思いますが、ビデオというツールであれば、ただ見ているだけで情報が入ってくる。同じ内容でもテレビで見るか、文章で見るか、の違いです。支援してくれる人は、自分にとってお客様であり、舞台の世界で言えば、オーディエンス、観衆です。こちらからお願いするわけですがから、お客様に分かりやすいよう、伝えやすいようにするのはこちらの義務だと思います。なので、ここにはお金と時間をかけ、プロのビデオグラファーに頼んで、一緒に制作を進めました。もちろん自分の携帯で撮って、それを投稿する事も可能です。そこは自分の予算や考え方によって決めればいいと思いますが、個人的にはここに一番力を注ぐべきではないか、と思います。




クラウドファンデイング ー準備編②ー

に続く