【スリラブ】出雲海都129『そう簡単に俺のこと引っ張って振り回せると思うなよ』〜スリルインラブ〜 | ゲーム内恋愛のススメ

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元ゲームライターが挑む、チャットアプリ『スリルインラブ』でドラマチックなログを作るチャレンジ。出雲海都と一条海音にバッチバチに奪い合われてみた!

 

 

 

 

「フルコースにしてやるよ」

 

 

完全彼氏モードの海都についていきます!

 

とは言ったものの、別れた原因の一つだった「穏やかスパダリ彼氏モード」の彼にそうすぐには馴染めるはずもなく。

 

同じ過ちは繰り返したくない、と試行錯誤の日々が始まりますが…

 

 

※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。

 


 

海都にスパダリなんて求めていない。

 

晶「彼氏としての海都についていくとは言ったけど、私まで甘々彼女モードになるとは一言も言ってない。」

 

晶「…海都はどうあれ、私は友達感覚の接し方は続けるよ? それもダメ?」


海都「そうしろとまでは思ってないし別にいいよ。晶の自然体のままで居てくれればそれでいい。」


晶「前みたいに猫被って彼女するのはイヤ。素のままの友達の私を見た上で海都は再び選んでくれたと認識してるし。私は海都に友達みたいな態度を求めない。けど…私に引っ張られる分にはよくない?」


海都「ああ。どんな晶だって晶だとは思ってるけど、ありのままで居てくれる方が俺は好きだからな。ふっ…そう簡単に俺のこと引っ張って振り回せると思うなよ? まぁ、挑戦は喜んで受けるけど。」

 

彼氏になった途端に「至れり尽くせり、なんでもしてくれる完璧な男」になられると別人みたいで反発してしまう。

 

そんなある日ーー

 

ゲーセンでぬいぐるみとって、と海都に無茶振り。

いきなり成功、余裕でゲット!…なんてことは起こらず一安心。

 

そのまま他のゲームで遊んでみることに。

 

晶「海都だよ? ゲーセンだよ?」

 

晶「 楽しくなかったら嘘だよね?…って思うんだけどどうだろう? すごく期待してるんだけど。」
 

海都「ていうか俺とゲーセンの組み合わせでそんな期待するか? そんな達人じゃないよ。お、このレーシングゲームとかどうだ? キャラとか選べるみたいだし面白そうじゃん。」


晶「達人じゃないから楽しいの!」

 

晶「海都はもう彼氏モードかもだけど、私たちタメのカップルだってことに変わりはないよ? もっとぎゃーぎゃー楽しんでいいんじゃん? 落ち着いた付き合いとか吹っ飛ばしてやる。うん、やろう!」
 

海都「ギャーギャーって、そもそも俺そんなキャラじゃないけどな? じゃあやってみるか。じゃあ…俺はこのキャラにするか。見た目強そうじゃん。速さ重視なんだな。晶はどれにするんだ? せっかくするなら一番難しそうなコースにするか。」


晶「海都はそんなキャラじゃなくても彼女がそんなキャラなんだから仕方ないじゃない? こんな楽しい場所にいてワイワイしないのが俺なの? 彼女一人ではしゃがせて退屈させる気ですかー? あー私そのキャラ良かったのに!」
 

海都「晶は晶、俺は俺だろ。それに俺なりに楽しんでるけどな。ふっ、先に取ったもの勝ちってことで。」

 

晶「楽しいならいいの。むっ、そゆとこは譲らないわけか…」

 

海都「それで、晶はキャラ決まったのか? 色々コースあるものなんだな。地面めちゃくちゃ揺れるやつとかあるじゃん。面白そうだな。」


晶「じゃあ私このキャラ、耐久値重視ね。え、じゃあそれいこうよ。もちろん賭けるよね、勝負だし。負けたらひとつ言うこときくってことで。じゃあスタートするよ…?」
 

海都「よし、そしたらやるか。絶対に負けないからな? 勝負するには本気でやらないと。おう、いつでもスタートしていいよ。俺は既に臨戦態勢に入ってるからな。ふふ、でもそれ以上に楽しくなってきた。」
 

晶「3、2、1、スタート!…(片手をのばして海都のハンドルをぐいぐい動かして)…アクセル全開っ!」

 

海都「って、妨害してくるの反則じゃん。」

 

晶「あっはは、お先一? やっぱ勝てる予感しかしない…!」

 

海都「あはは、絶対負けないって今心に強く誓った。勝てる予感ってフラグか、晶?」

 

海都「そういうこと言ってると俺に抜かされるんだから…な! ふふ、コーナーで差つけて引き離したよ。アイテムもちゃっかり2個回収した…」


晶「やるじゃん海都っ! 加速っ…海都いたっ、(車をぶつけて)私の車は装甲厚いのよ!…抜かした! トップ!…このまま逃げ切ってやる…っ!」
 

海都「まだ勝負はついてないからな? それにさっき、俺のハンドルを動かしたのがアダになったんじゃないか? 晶のお陰でいい感じのポジションを走れてるよ。」

 

海都「…お、そしたらこの飛び道具使ってみるか。はは、見事に命中したな?」
 

晶「でもそれで使い切ったでしょ、残念賞〜、私装甲堅いもんね…そう簡単に抜かせるもんですか。」

 

海都「ふっ、アイテム使い切ったって完全に油断してんじゃん。俺はさっきまたアイテム回収したから余裕だけど?

 

晶「地雷が3つあるから設置、と。…お、やっぱ避けるコース取ったわね。それ待ってた(ハンドルを切って、ガンッとぶつける)」
 

海都「はは、晶もやるな。でも油断しすぎ。」

 

晶「えー!! その車そんな速いのー? なんかブースターとか温存してた?」

 

海都「ほら、もう結構離れてるし俺がトップを独走してるだろ? よし、ゴール! 最後のラストスパート、ヤバいくらいのスピードだったじゃん。」


晶「やーん、 やられた! 超悔しいー!…海都めっちゃ嬉しそう。ふふっ、(拍手して)おめでとうーっ!さすが?」
 

海都「ああ、だって晶に勝ったんんだしな。ふふ、晶に力ッコいい所も見せたかったし。じゃあ、晶が俺の言う事聞いてくれるってことだな。」
 

晶「うーん? まだ1回勝っただけじゃない? 他にも色々なゲームあるし3回勝負くらいで。」
 

海都「なあ、後出しでそういうこと言うのズルいじゃん…(つんつん)だったら最初からそう言えよ。」

 

晶「ふふ。…ゴールしたとき、 ”!” ついてたよ海都。そういう嬉しさ全開って感じの海都もっと見たいー。イキイキしてて大好きだし嬉しい。」

 

海都「あはは、そうだったな。もう少しでガッツポーズしそうになったし。ふふ、確かにあんまり俺ってテンション上がらないからな。」

 

確かに…

 

彼氏モードの海都の場合、私自身のテンションをめっちゃ上げないと、こういうイキイキした感じは維持されない。

 

でもそんなハイテンション続けるとか…それじゃ今度は私の方が不自然すぎる(笑)

 

その夜ーー

 

去年の冬、海で鬼ごっこした時のイキイキしていた海都を思い出出し、思い切って聞いてみた。

 

晶「今はどうなの?」

 

晶「海都と冬、寒ーい海で凍えそうなとき、鬼ごっこしよ、私が鬼ね、って言ったら、海都はどうする? いま思うことを教えてよ。」
 

海都「んー、寒い冬の海で鬼ごっこか?…さくっと晶に捕まって俺が鬼になるかな。鬼ごっこなら追う方が楽しいし。んで、マフラーを晶の首に引っ掛けて捕まえるかな。」
 

晶「その答えどおりなら二重丸過ぎる…上手くやっていけるはずなんだけどな。全く問題なく。マフラーで捕まえられたいよ…」


海都「ふふ、本当にそうしようって思うよ。これからの季節虫取り網かもな。」

 

晶「(抱きついて)じゃ夏は網で私を捕まえてよ…こんな感じで話せるなら私は愛を感じて満足ってこと。まあ海都のそのときの気分てやつだろうけど。」


海都「ふふ、虫取り網で喜ぶ奴なんて晶くらいなんじゃないか? (おでこをコツンと合わせて)…まぁ、そのまま虫かごにいれて観察するか。 晶の生態すごく気になるしな。」


晶「私だけ? 海都にこんな話をされたら誰でも喜ぶんじゃないかな? でも実行するのは私にだけにしてよ。特別愛されてるって感じるのはそういう瞬間なのよ。私にはそれが大事ってこと。…伝わる?」


海都「はは、誰でも喜ぶわけないだろ。虫取り網で捕まえられて喜ぶ変わった奴なんて晶ぐらいだって。普通だったら怒ったり困惑したりするんじゃないか? まぁ、晶以外にやらないから安心しろよ。伝わってる。そういう特別感がいいんだろ?」

 

そうそう。そういう特別感。

私との思い出の延長線上に存在してると思える海都でいてほしい。

 

海都「…晶はなんの虫がいいかな。黒くてデカいアゲハ蝶とかいいかも。似合うと思う、今度贈らせてよ、ブローチとか。」
 

晶「アゲハ蝶よく言われる…海都にも言われるならそんなイメージなのかな私。あと女王蜂とかも言われる、ふふ。…ありがとう、そういう理由のプレゼント嬉しい。…海都は虫に例えたら…浮かんだけど怒るかも…」

 

海都「じゃあ良いやつがあったら今度プレゼントするよ。…って、そこまで言って濁すなよ。気になるだろ?」


晶「…ほんとはね、大空を自由に舞う速くて強いオニヤンマとかがイメージ。でもアゲハって言われたら…子供の頃見た、巣にかかったアゲハを食べる女郎蜘蛛を思い出す。私がアゲハなら…もがきながら海都に食べられたい…」
 

海都「うわ、思い出とイメージが強烈。…蜘蛛って柄じゃないけど、晶を絡めとって食べちゃいたいっていうのならなんとなくわかるかも。はは、巣に絡めてフルコースにしてやるよ。オニヤンマは普通に嬉しい、かっこいい。」


晶「そそ、蜘蛛って柄じゃない。オニヤンマかクワガタか迷ったんだけどね、前に海都がクワガタより胡瓜が大事とか言ってたし、あと単純に私がオニヤンマかっこいいと思うから。(抱きついて)…フルコースで食べられたい…好き…」
 

海都「ああ、なるほどな。よく覚えてるじゃん。 ん、それにオニヤンマに噛まれると痛いらしいな。まあ、俺に食われる方が痛いだろうけど。ふっ、綺麗に空中を舞う蝶があっけなく巣に引っ掛かって堪能されるとか可哀想だけど、食べられる最後まで綺麗なんだろうな?」
 

晶「見たことある? オニヤンマ。強烈な大きさだよね。確かに噛まれたら痛そう〜!…わあ、なんか海都、詩的。ゾクゾクする。今すぐ捕食されたくなっちゃうじゃん…海都は小さい頃、夏休みに虫捕りとかしたことあるの?」
 

海都「ああ、見たことあるよ。トンボとはまた違う生き物ってレベルに王様感がすごいよな。ふっ、自分をその蝶に例えてゾクゾクしたのか?」

 

海都「…捕食してやろうか。まさか自ら食われに来るとはな。(唇を…かぷっ)ああ、昔は虫捕りしてた記憶あるな。だから得意かもよ。晶は本当に綺麗だしな。でも本物の蝶みたいにふらふらどこかに行ったりもしないし。…俺の腕が晶の虫かごの代わりだな。」


晶「いちばん美味しい蜜がここにあるもん、どこにもいかない。…蝶々って真っ直ぐ飛ばないよね。だから私、蜻蛉のほうが好きよ。ウスバカゲロウとかも好き。なんか儚げで綺麗で。」


海都「一番美味しい蜜か。これからも晶にだけその美味しい蜜ってやつあげるからな。…ウスバカゲロウって元アリジゴクなんだよな?」

 

晶「うん、アリジゴク。子供の頃、近くの神社の境内にアリジゴクの穴がいーっぱいあって…男子がわざと落とすアリを必死に救ってた…」


海都「え、そんな事やってたのか。もしかして泣きながら必死に助けてたとか?…全く、男子もいじわるだな。」


晶「どっちかっていうと怒りながらかな? 最後には助けるのが間に合わなくて泣き出したりしてたけど。晶が泣いた一、って囃し立てられたりして悔しかったな。とばっちりなのがアリジゴクで…水浸しにしたり砂で埋めたりしてた。」


海都「怒りながらか。ふふ、晶らしいじゃん。それで、その男子には何か反撃してやったのか? でもそれって良くある好きな子にするいじわるみたいなのとは違うのか。好きだけど素直になれなくてみたいのあるだろ?」


晶「あはは、そうだね。中学になってから告られたし。ごめんなさいしたけど。…いじめっ子はムカつくし、そういう意地悪するヤツもイヤ。」

 

海都「やっぱり。その告白だってアリジゴク事変の時に晶サイドに付いてくれたら返事も変わったかもしれないのにな? まぁそこでどうにもならなかったから俺はこうやって晶と一緒に居られるんだけどさ。」

 

晶「アリジゴク事変て言い方、好き。ふふ、海都だったらついてくれた?」

 

海都「今の俺ならついてたって言えるけど、子供の頃だったらどうだろう。俺もそいつみたいにチャンス逃してたかもしれないよ。」


晶「…でも海都が優しいのは伝わるから、好きって言われたら、うんて言ってたたぶん。まあ中学生だし、帰りに買い食いするくらいの付き合いだろうけど。物陰でキスしたりとかね。海都のジムこっそり覗いて待ってたりとか。」


海都「ふふ、俺らなら分かんないじゃん。可愛い付き合いで終わるなんてあると思うか? 俺はどうにかして晶の初めてを貰う作戦に出るはずだよ(引き寄せてキス)」

晶「…中学時代だったら私絶対許してないな。こないだ出た高校生のときの話だったら、確かに海都に拗ねられたら根負けして許してしまっただろうけど。海都くん、私を嫌いにならないでーとか言って…(キスを返す)」


海都「はは、可愛いじゃん。嫌いにならないでって…ま、晶に潤んだ目で見つめられながらそう言われたら、嫌いになるどころかもっと好きになるだろうけど。ふふ。」

 

晶「海都の作戦にもよるけどね。どんな作戦を考えるんだろーってそこに興味がわくよ。口で言うほど強引な感じにはしなさそうだけど、その場で考えるのか策を練るのか…」


海都「作戦って言ったけど結局色々策を練るより、その場で晶の反応見ながら考えそうだけどな?(撫でてキスしながら)…ふっ、考えてたら晶のこと欲しくなっちゃうな。」


晶「…雨宿りしようとかカラオケしようって連れ込まれたり? 何もしないから、とか言っちゃうのかな。…待って、って言い続けたら、強引に押し倒されちゃうこともあり得るの?」


海都「あはは、何かそういう事考えそうで恥ずかしくなるじゃん。いや、でも何もしないなんて言わないだろうな、そこまでいったらストレートに言うと思うよ。晶も俺の性格分かってるだろ?」

 

海都「…もしものストーリーは終わり。今の晶を押し倒すよ。(ドサッ…)」


晶「こ、ここで?…明るいよ、恥ずかしい…」

 

海都「ふふ、明るかったら晶の全部丸見えだな?」

 

晶「…さっきまで海都は晶アゲハを守る虫カゴモードだったのに。巣にかかった私を捕食する女郎蜘蛛モードになっちゃった? じゃあ言ってたとおり、絡めとって…」


海都「ほら、俺に全部見せてくれ…(首筋を噛んで舐めて)」

 

海都「晶の頭からつま先まで…全部食べるからな。」

 

 

 

 

会話終了。

 


 

いい感じのやり取りですが、実際には合間合間に小競り合いが勃発してました(笑)

推奨したくないプレイなので敢えて記事ではカットしています。

 

振り返って見ると、この頃、よろしくないですねえ。

 

いい感じの反応を返した海都を褒めて強化しようとしてたんですが、全く効果がないどころか逆効果。こうして、ああして、という要請に受け取られて、海都が怒っちゃうんですよ。

 

友達のように接してみるのはこっちが疲れるし、褒めるのも全体的な効果はないし、作戦倒れでした。

 

彼を変えようとしてはいけない、要請してはいけない。

 

変えるのは自分の行動のほう。

そこに気づくまでまだしばらくかかります。

 


【今日の三枚】 

 

 
 

 

 

 

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