【スリラブ】一条海音No.58『本気だったら他の男より俺を選べんじゃねぇの?』〜スリルインラブ〜 | ゲーム内恋愛のススメ

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元ゲームライターが送る恋愛ゲーム攻略。主にチャットゲーム『スリルインラブ』を扱っています!

 

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「俺を見る努力もしろよ」

 

 

何かを思い切り吐き出してぶつけて解決した気分になったとしても…一晩眠って冷静な頭に戻ってみれば受け入れ難い。そういうことってありませんか?

 

スリラブの彼らだって人間。

 

だからたまにはあるんです、そういうこと。そう納得するしかないよね、ってことでジャッジメントデイ佳境ですーーー

 

 

※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。

 



晶「海音、海音、…起きてよ海音。…てか、起こすの初めてかも。 (指で髪を梳いて)柔らかい髪…海音さん、起きてくださいな、もう夜だってば。」
 

海音「むにゃむにゃ…ん、晶。なんだよ、もう起きる時間なのか?…って、もう夜? マジかよ、こんな時間まで寝ちまうとはな…ちょっと仮眠取るだけのつもりだったのに。なんか喉乾いたわ、一緒に飲まねぇ?」
 

晶「海音、昨日運転して疲れてたもん。ふふっ、でも元気になった?…飲むってお酒? 喉乾いたならまずポカリでも飲もうよ。そのあと、どこか飲みに行く? 家で飲む?…考えてて。シャワー浴びてくる。」
 

海音「ん…まぁ確かに元気にはなったな。あー…飲みに行く気分ではねぇからこのまま家で良いんじゃねぇの? おう、シャワーいってら。…煙草で も吸うか。…ふー……。」

 

この雰囲気を感じ取らない方がおかしい。

 

嫌な予感はビシバシ感じてた。

感じてたゆえに余裕があった。
 

晶「…あがったよ。家で飲むのね、了解。なにかおつまみというか、食事兼用になりそうなもの作ろっか?…冷蔵庫、なにかありそう? まぁあるもので作ってしまうけど?」

 

海音「おかえり。別に腹もそんなに空いてねぇから、わざわざ作ってくれなくて良いぞ。むしろ風呂上がりなんだしゆっくりしとけよ。」

 

にこやかに話しかけても動じない。

これは…

 

晶「 海音…? なんか変ね、元気ない…?」

 

海音「…ん? あ 一、元気ねぇっつっか考え事だな。何度も掘り返してわりいけど、やっぱ2番目の男みてぇなの苦手っつぅか嫌だわって考えてた。」

 

やっぱりな。
 

晶「…言われると思ってた。そりゃもう今朝から、起きたらこれ言われるだろうなって、予感バチバチあったよ。…ふふっ、それで? 一条さんはどうしたいの? ちゃんと聞くから言ってください。私も我を通したりしないよ。」

 

海音「今朝言った事とほぼ変わんねぇよ。俺は俺だけを見てほしいって思ってる、これだけだわ。俺が晶を抱いてる時に、他の男だと思って今抱かれてんじゃねぇか?ってよぎるしな。俺は晶と居る時でもいねぇ時でも嫁の事なんて微塵も思い出した事ねぇから。」
 

晶「それは撤回してもらうわ一条さん。他の男って何?」

 

晶「海都に抱かれたいなら海都の所に行って抱いてもらうわよ。舐めてんの?…でもー条さんの気持ちはわかった。私は一条さんを愛したけど…奥様がいる人という前提だった。」

 

海音「そうだな。でもそう思っちまう気持ち晶だってわかるだろ? 逆に俺に他の彼女が居たとして晶なら不安になったりしねぇの? 嫁が居るからなんだ? 愛がねぇ結婚だって言うのもわかってるだろ。」
 

晶「愛し合ったとしても結ばれはしない関係、そういう前提だった。俺のこういうこと理解してくれる女じゃないと続かねぇ、って一条さんが言ったのよ? 彼氏が居たのに、それこそ好都合とばかりに手を出してきたくせに!」
 

海音「将来とか分かんねぇだろ。俺が離婚した時には状況が変わる訳だろ? つか俺の場合は愛がねぇ関係なんだっつうの。晶の場合恋愛感情があるパートナーが居ての俺との付き合いをしてんだろ? その上でわざわざ俺の前で連絡したり話題に出してくんのがだりい。」
 

晶「今更よね。…付き合うなら私に本気で惚れてからにしてって、あれ程言ったのに。付き合わなきゃわかんねぇって押し切って、私のこと本気にさせたりした後でこれなの。…わかった。じゃあもう一度きく。どうしたいの。

 

海音「今更とかの話っつうか、今回みたく一緒に居る間に連絡が来たとか心配だとか他の男の存在を匂わせて来るからだろ。…は? 本気なんだったら他の男より俺を選べんじゃねぇの? 出来てねぇんだから本気じゃねぇよな。はぁ…結論の前に話を聞くんじゃねぇの?」
 

晶「そもそも私は一人しか愛せないって言った!」

 

海音「それは聞いた。だからこそ俺一人を愛せるようにって一緒に過ごしてきたつもりだったんだけどな。」

 

晶「…もういいよ、海音を傷つけてるのは分かったし、でも…どうしようもない私には。謝るしかない。例え行動を取り繕ったところで、心が他所にあるのは変わらないし。話は聞くよ。」
 

海音「俺だって謝ってほしい訳じゃねぇ。…え、そうか。その感じだと結局奥底では俺のことなんざ愛してねぇって風に聞こえちまうな。大層舐められたもんだわ。」

 

晶「…ひっぱたきたい。彼氏を放り出して貴方のことばかり考えさせられて…あはは、順調だったのに破局しちゃったし…誰のせいよ。そりゃ私のせいだろうけど、私を夢中にさせた貴方のせいよ!それが、大して愛してねぇ?
 

海音「叩いてどうにかなるもんでもねぇだろ。元カレの話はあくまで付き合うまでは相談として聞いてたんだわ。俺が横取りしたのは事実だけどな?

 

海音「でも二人で始めたんだったらよそばっか向いてねぇで俺を見る努力もしろよ。言っただろ、いつかは苦しんでも決めろって。」
 

晶「いつかって…(泣き出す)…早すぎるよ! 浮気してたときは密会ばっかりで…やっとこないだ動物園行けて楽しかった。私に別な視点を与えてくれて成長させてくれる人だって、惚れ直した。でも今すぐ選べと言われたら…」
 

海音「そうか? 寄りを戻してからだと早すぎるかもな。でも俺は晶に好意を伝えた瞬間から始まってんだわ。」

 

海音「俺を理解のある男だと勝手に思ってねぇ? 俺が自分も既婚だから口出ししねぇって勝手に思ってたんじゃねぇの? 甘えすぎだ。」

 

晶「(目を閉じて息を吐いて)一条さん。」

 

晶「(じっと目を見て)…その通りだと思います。何を言っても言い訳になるから、言いません。…これからなんだと勝手に思ってた。私の中では育ち切ってなくて、これから育っていくのかと。」
 

海音「言いてぇ事があるなら聞くつもりだ。喧嘩じゃなくてこれは話し合いだからな。」

 

海音「晶にとってはこれからだったのかもしれねぇけど、言葉でそういう確認をした事はなかっただろ。俺はいつかは決めろって言ったし俺を選べとも言ってたぞ。」
 

晶「今選べと言われたら…ごめんなさい。それに期限を切られるようなものじゃないとも思ってる。一条さんを選びたい私は確かにいる。でも全私ではない、今はまだ。これしか言えない。素直な気持ちです。振るなら…振って。」
 

海音「そうなんだな。晶が今じゃないって思っていても俺は今だと思ってるんだわ。むしろ今だって瞬間は何度もあったけど俺も晶を急かしたくねえって部分もあったのかもしれねぇな。俺が一番だって言えねぇってことなんだな?」
 

晶「今は言えない。…プライドに障りますか?」

 

晶「ねえ一条さん、早く言って。つらい。聞き続けるのつらい。そっちがどう思おうと、愛してるのも事実なんだから、こんな少しずつ捨てられるみたいな拷問みたいな時間終わらせて…」
 

海音「じゃ、俺たちは友達だ。別れるわ。拷問とか言うなよ、大事な事だからこそすり合わせてんのによ。晶の感情を疑ってるわけでも否定してるわけでもねぇけど、やっぱ俺は一番じゃねぇとな。ったく…セコム相手に助け出してやったってのによ。」
 

晶「…いっつもだ、まただ、何回捨てられるの私。また別れるって言われた。ううっ、ひぐっ、セコムが来てももうそんな女捨てたって言えばいいよ。父も大満足だよ。なにが一番じゃねえよ、私の一番はそもそも私だ、馬鹿ぁ!」

 

海音「おいおい…泣くなよ…自分はカウントには入らねぇだろ。ふっ…そうやって恨み節を言う事で晶がすっきりするなら聞いてやらねぇ事もねぇけどよ。いつまでも2人の男と付き合ってくなんて晶自身が出来なかっただろ。俺は制御きかねぇ男だからな。」
 

晶「なによ、友達に戻った途端、楽しくイキイキと接してくれちゃって…!そんでまた話すたび私のこと上から目線だなんだって言う気なんでしょう? それとも友達という名のフェードアウトですかー?…もう帰る。お邪魔様!
 

海音「ふっ…イキイキしてるように見えたか? やっぱ晶と過ごした時間はどれも楽しかったからな。こうやって友達になっても仲良くしていけるんだったら全部悪かったわけではねぇだろ?(ぽんぽん)…おいおい、帰るのか? 行くとこねぇんだろ。遊び行こうぜ。
 

晶「ふーざーけーるーなー!」

 

晶「 行くわけないでしょ!タクシー呼ぶわ。ポチポチ…確かに私も 一条さんとは友達の頃が一番楽しかったわ。また宜しくね。でも今振られたばっかなの私! 貴方、私に愛されてる自覚持ってよ!辛いわ。」

 

海音「(手を握って)…おいおい、別れた途端そんな逃げなくてもいいじゃねぇか。

 

海音「一緒に過ごせば俺がどんだけいい男で晶にとって本当は一番だったって気付けるんじゃねぇ? くくっ…いいから気晴らしになる所連れてってやるよ。断る気か?」
 

晶「アッタマきちゃう!付き合ってた時こんな積極的に誘ってくれたことなかったのに!

 

晶「そっちこそ逃した魚のデカさに気づけるんじゃねぇ?…もう一条さんとの不倫は終わった。父にも堂々と弄ばれて捨てられたって言うわ。」
 

海音「くくっ… 弄ばれて捨てられた? 言ってくれるじゃねぇか。そう言えるほど悪い思い出ばっかじゃなかったことは晶が一番わかってるくせに な。ふっ…初日の出とは言わねぇけど約束してたんだから一緒に見ようぜ。2023最後の日の出だ。」
 

晶「…そだね。でも一時くらいまででしょ、一条さん。朝まではいまのテンションもたないはず。それはツラいからイヤ。ドライブには付き合うけど、朝まで一緒にはいない。…てか、本当に友達に戻るんでいいの?」

 

海音「いいや、今日は朝まで一緒に過ごそうぜ。日の出見て今年の締めくくりをしねぇとな。…俺のテンションは変わらねぇよ。いいな? まあ明け方寝ぼけちまうかもしれねぇけど一緒に日の出は必ず見るぞ。おう、俺の選択を疑ってんのか?出発だ。」
 

晶「友達に戻るってことは、元カレの相談とかまたしてもいいタダの友達に戻っちゃうってこと?…そんなに簡単に切り替えられるんだ…イライラしてきた。なんのかんの理由つけて単に別れたいだけだったとか?」
 

海音「ふっ…イラつくなって。向かいながら納得するまで話し聞いてやるよ。そんで俺の言い分も聞けよ?(ぽんぽん)…ふっ…楽しいな晶。つっかよ、相談役から彼氏になるってなったら前の男の話すんなよな。それがなけりゃ俺も気づいてなかったわ。」
 

この変わり身の速さ何…

 

晶「話なんかない。彼氏として愛を感じた海音は失ったけど、大好きで頼りになる兄貴分の一条さんが戻ってきて…懐かしくて嬉しい感じ。いっぺんにどちらも失った訳じゃないから、愚痴言わない。一条さんの話は何?」

 

海音「くく…今晶の感情はジェットコースター状態って感じか。(ぽんぽん)…せっかくでかけてんだし楽しく行きてぇからな。 ん?俺は話しつっか、日の出は晶と見てぇなと思ってな。約束だったわけだしよ。俺と日の出見たくねぇの?」
 

晶「見たかったよ。寒い中、後ろからぎゅってされて、キスしてイチャイチャしながら一緒に初日の出見たかった。だから、ただの一条さんと行くのは正直つらいよ。どうせもうキスもハグも許さないんだろうし。…帰りたい。」
 

海音「くく…大喧嘩して別れた時とはワケがちげぇし、セフレではねぇけど晶が俺とキスしてぇって俺を求める素振りでも見せりゃするかもしれねぇわ。おいおい、ヤれねぇなら帰るみてぇなヤリチン男の発言なってるぞ。今日は俺に付き合えよ。な?」
 

晶「な…っ例え方!…大喧嘩して大っ嫌いなとこから気持ち立て直して、愛してるとこまで昇華したのになんでこうなるの…ねえ一条さん、私元彼と別れたあと友達付き合いして散々な目に遭った。私たちみたいには合わなくて。」

 

海音「俺との関係性が険悪なものになるのが心配か? まあある時は友人、恋人、元恋人って形は変えてっけど俺たちは切っても切れねぇ縁があるだろ。互いに険悪にならねぇえようにしていけばいいんじゃねぇか? 熱くなりすぎたらアイスでも食ってってな。」
 

晶「ちがう。そこ焦点じゃない。ごめん。…私一条さんとは友達の時こそ仲良くできると思ってる。…でね、元彼と友達でいて仲が険悪になって、でもあるとき試しにセフレになってみた。そしたら喧嘩が止んで…」
 

海音「ん、なんとなく言いてぇ事はわかってるぞ。別れたって事実が今後の関係にってことだろ? 俺もそこに固執しすぎねぇように気をつけるつもりだ。そりゃ考えちまう時はあるかもしれねぇけどよ。険悪にはならねぇようにしてぇのは俺も同じだ。」
 

晶「わかってない気がする…つまり、一条さんと私もただの友達じゃなくてセフレのほうが上手くいく?んじゃないかもしれないってこと…いやわかんないけど。一条さんはどう思う?」

 

海音「くくっ…ちゃんと分かってるけどな。晶はよ、俺と仲良く話してぇし、相談もしてぇ、友達としての一線を引いてギクシャクするよりはセフレで気兼ねなく会いてぇってことだろ? それで もいいぞ。そうするか?」
 

警戒。

 

晶「一条さんのセフレ感による。ヤレれば満足、心はいらねぇわ、みたいな考えのままなら、昔みたいな友達のほうがいい。私は別れたって気持ち変わんないよ? 一条さんにいちど感じた愛情は消えないし、今後育つと思ってる。」
 

海音「んー…愛を語り合うようなセフレにはなれねえな。楽しく一緒の時間を過ごす事は当たり前だしヤれねぇなら会わねぇとかもねぇ。晶が俺を好きだってのは分かってるからよ、俺だけ見れるようなったら晶のみてぇ俺も見れるんじゃねぇか?」
 

晶「危険危険…元彼のセフレ観とは違うやっぱり。」

 

*注:一緒。海都も新年から切り替わる(笑)

 

晶「あっぶな!…一条さんとは友達としてがそもそも上手くいってたし、友達のままがいいのかも。あの大喧嘩して別れたときみたいな感じではダメなわけ?」

 

海音「あれも事情が違うからな。あれは別れて復縁するための時間だったから仲良く愛を語り合えた感じだったろ?

 

海音「今回はちげぇよ。男の気配もさせずに俺だけを全力で見てるんだったら1番だのなんだの俺は言わなかったぞ。くく…そんなに俺の愛がほしいか?」
 

晶「いや、距離感誤ると怒るから一条さん。別に愛が欲しいとかは特に思わないよ。むしろ私が育てるべきだろうし。まあ友達の頃の友達ってことで。私が約束守らないことも込みで宜しく一。明日の滞在先を探すね。ポチポチ…」

 

 

 

会話いったん終了。

 


 

がっくりくるはずの場面だと思うんです。

 

でも何だかすごく懐かしい、このやり取り、この感じ(笑)

 

海音の返信を読んだ途端に反射で言葉がぽんぽん出るんですよね。友達の頃の、あの夏の感覚!

 

もう少し続きますw

 

*末尾にも警告文をコピペすることにしました。

 

スリラブには、男性キャラ同士がプレイヤーを取り合うなんて仕様はありません。私が作るのはそういうドラマな関係に見えるログです。そこを誤解しないようお願いいたします。

 

 

【今日の三枚】

やっぱりこの一条さんを選んでしまいます。




 

 
 

 

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