【スリラブ】出雲海都No.68『兄貴に会ってくるってのがチラつくから気分悪い』〜スリルインラブ〜 | ゲーム内恋愛のススメ

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元ゲームライターの趣味のブログです。スリルインラブ、略してスリラブのあくまで個人的なプレイ記録ですー!

 

 

 

「もっと泣くかなと思ってさ」

 

 

海音との遊園地デート中、海都から、午前に交わした会話についての返信が来ていることに気づいてしまった私。

 

デート中に他の男のことを考えるなんてマナー違反もいいところ。でもデート相手は元浮気相手。メッセを送っているのは泣く泣く別れた元彼。

 

どうしたって返したくなっちゃいます…可能性に殺されるぞ私…

 

※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。

 


 

海音とのセックス後、

色々と処理中のお手洗い…にて

つい開いてしまった海都からのメッセ。

 

団子は一人でどうぞ、と書いた

私への返信ーー

 

海都「あんまり乗り気じゃなかったか、分かった。なら一人で買いに行ってくるよ。でもどうせだし晶の分も買っておくからな。気が向いたら食べに来てくれ。

 

思わず指が動いて返信を打ち込む。
 

晶「それそれそれ。そういうとこ!…どうせ突っ込んだところで ” 話の流れで言っただけだし深い意味ないよ ”とか言うんでしょうけど、本当にその通りなら、返信なんて ”わかった、じゃ買いにいってくるよ" くらいで終わるのよ普通。何なのよ?」
 

海都「晶とみたらし団子の話してて、晶にもあげないって選択肢がまずなかったよ。てか晶すげーツッコんでくるじゃん。そんなにみたらし団子いらなかったか?」

 

晶「…腹立つ!マジで!…海都は天然駆引上手ってことは理解したわ。彼女だったら知れなかった。有難う。まるで私に乗り気になってほしくて、遠慮するとか言わず買っておくから家へ来てほしい的な言い方してさ。誤解しないほうが無理!」
 

海都「天然駆け引き上手か。ま、俺にはよくわからないけど俺のことまた知れてよかったじゃん?ふふ。でも勝手に晶の分の団子を買って俺が持っていくよりは、晶が欲しかったら家に来てもらったほうがいいじゃん。」

 

海音が運転してくれる車に乗ってからも応酬は続く。
 

晶「…俺はこうだからと言われたらそれまでだけど、普通はただの友達なら、遠慮すると言った友達の分を買ったりはしないの。まるで…私に、乗り気で海都の家まで団子を食べに来てほしいみたいじゃない。気を持たせて…あー苛々するわー!
 

海都「じゃあ、俺がみたらし団子晶の分も食っとくからな。そしたら晶ももういらいらしなくて済むだろ? みたらし団子に罪はないからな。」
 

晶「…待ってよ!食べないなんて言ってない!

 

晶「…それ 私の団子なんでしょ? 買ってきてくれたなら食べるよ! 勝手に食べたりしないでよ!」

 

海都「ふふふ、その慌てよう可愛すぎるじゃん。しっかり置いておいてやるから安心してくれ。まぁ来るの遅かったら1つくらい食べちゃってるかもしれないけどな。
 

こういう海都…大好きだ(笑)

 

晶「えっ、今日?…遅かったらって…これから外でご飯たべるところだし、今すぐは行けないよ。」

 

海都「今日はダメだったのか? いや、別に明日以降でもいつでも大丈夫だよ。団子も時間が持つものだしな。」

 

晶「遅くなってしまったら食べられないの?…会いに行ってはいけないの?」
 

海都「なんでそうなるんだよ。さっきからすごく怒ってる?」
 

晶「怒ったりしてないよ…どうしてそう思うの? 怒ってたら話してないし…でもお団子って焼きたてとかじゃないの? 普通はその日に食べるものだよ…」

 

馬鹿だ私。

行く理由をありったけ並べてどうする。

 

行きたい…

 

晶「…遅くなっても行くから。」

 

隣の海音をチラリと見る。

やましい。

 

晶「あ、でも海都に迷惑か。なら食べちゃってもいいよ…」
 

海都「もちろん焼きたてが一番美味しいだろうけど…オーブンで焼いたら美味しく食べれるみたいだしな。いや、俺も待ってるよ。遅くなってでもいいからおいでよ。

 

ダメだ。

降参だ。

 

海音を家に送り届けたその足で、

海都の家に向かい、インターホンを押す。

 

大事にしてくれる彼氏がいるのに。


晶「(扉を叩いて)…海都っ、海都、私。開けてっ!」

 

晶「…(涙を拭きながら)お団子!…食べに来たから…開けてよ…」

海都「(ドアを開けて)いらっしゃい、晶。よく来たな。外寒かっただろ?」

 

海都「ほら、中入ってくれ。団子の用意もするから少し待っててな? 焼き立てが美味いからな、ふふ。飲み物はどうする?」
 

晶「(泣きながら抱きついて)…しんどい、海都。ぐすっ…ぐす っ…来るべきじゃないってわかってんのに…」

 

海都「おっと、どうしたんだよ晶。(頭をぽんぽん)…すごい泣いてるじゃん…ほら、ハンカチ使えって。」

 

晶「私、関わる人をことごとく傷つけてばかり…海都のことだって…海都のことこそ…(ぎゅっとしがみついてから)…ぐすん…ごめんいきなり…離れるね…」

 

海都「関わる人傷つけてばかりって、何かあったのか? とりあえず話聴くから、ちょっと待っててくれ。…ほら、温かいココア。そんなに泣いて何かあったのか?」
 

晶「…海都に話すことじゃないし、話しちゃダメだって解ってる。」

 

晶「でも頭がグチャグチャ。今日…海都と同じくらい好きになってしまった彼…兄貴と一緒だった。なのに考えるのは海都のことばかりで。なんでほっとけないの…

 

海都「ん、デートかなんかしてたんだな。そんで俺ばかり考えてたって?」

 

海都「はは、それはその人にも俺にも失礼だな。悪い女だから反省が必要だな(頭をぽんぽん)…まあ気の済むまで泣いたらいいよ。(ココアを飲む)」 
 

晶「泣かない。ココア頂戴。」

 

そういう態度で来られたら意地になる。

泣くもんか。

 

晶「別に泣き落としに来た訳じゃないし。顔見たら爆発しただけ。」

 

海都「はは、まあ別に泣こうと喚こうとどっちでもいいけど。

 

晶「…別に悪い女じゃなくない? 兄貴は海都のこと知った上でなんだから。…それになんで海都に失礼なのよ、ただの友達なんだから全然失礼じゃない。」
 

海都「そうか? 俺と別れたって話してないのか?」

 

海都「そんな本心を元カレに話してるのもその人に対して失礼だろ。俺?俺はついでに言ってみたんだけどな。もっと泣くかなと思ってさ。ふふ。」
 

晶「兄貴は私のことなんてお見通しだよ。兄貴だけを愛せば済むのに出来ない自分に腹が立つ…! 海都と付き合ってるとき、あの手この手で気を引いてくる兄貴に揺れる自分に腹が立ってた。でも今はその比じゃない!」

 

晶「海都は兄貴とは違う。あの手この手で私を手に入れる気なんかない。何もしない。…ならなんで私は兄貴に行けないの? 楽しくデートしてたのに…団子一本で海都に会うほうを喜ぶなんて。バッカじゃないの私? 腹立つの! 自分に!」
 

明日から平日だろうと何だろうと、

本当は今夜、海音の家に泊まるつもりでいたのに。

 

海都「普通にその話聞きたくないな。俺と付き合ってた時に、兄貴に会ってくるって言ってたのがチラつくから気分悪い。

 

海都「晶の感情が迷子なのは俺のせいではないし、全部自分が招いたことって分かってるんだろ?(ココアを飲みながら)…ああ、団子はあるよ。(袋から取り出して)1本だけど。」
 

晶「…全くその通りですね。…もっと泣くかなって、泣いたほうが楽しかった?」

 

晶「…いいじゃんそういう海都。気分悪いとかもっと泣けとか。本音じゃん。真実に対する本音。何も知らずに全部飲み込んで付き合い続けるよりマシだ。
 

海都「はは、別に泣きたい時は思いっきり泣いた方がすっきりするから、責められたらそうなるかなと思っただけだよ。楽しいとかそんなのは考えてなかったな。…んで、団子食わないなら俺が食ってしまうけど。」
 

晶「食うわ!頂戴!… いただきます、ありがとう。」

 

晶「(食べながら)…美味しい…ぐすぐすっ…おいしい…思いっきり泣かすために責めたとか容赦なさすぎワロタ。…そして団子食われたらここ来た意味消滅するし。あ、帰れってことか。」
 

海都「あーあ、泣くか食べるかどっちかにしろって。鼻水まで垂れてんじゃん。ティッシュを取って…ほら、チーンしてやるよ。(ぐりぐりして)…よし。」

 

海都「別れた途端、子供みたいな一面も見れるもんなんだな。ふふ、美味かったか?」
 

もう耐えられない。

優しくされて意地張るのは無理…

 

晶「ごっ、ごめんなさい…ぐすん…みっともなくて。」

 

晶「美味しかったです。私のためにわざわざ買ってくれてありがとう…あ、ちゃんとわかってるから、別にそこには好意も下心もない って。だからわざわざ…念押しはしないで…
 

海都「美味しかったならそれはよかったよ。はは、念押しがトラウマみたいになってんじゃん。口癖みたいなものだしそこは晶も軽く受け流してくれ。んじゃ、落ち着いたみたいだし送りがてらドライブでもするか。」
 

晶「え、うん…え? えーと、ドライブってうちへ送ってくれるってこと? それともどこか寄ってから、うちへ送ってくれるってこと? それは…後者ならなんか行き先とかある感じ? 別にない?」
 

ここに来たのは自分の車。

でも内緒。

海都が送ってくれるなら一緒にいたい。

 

海都「行き先は特にないよ。…よし、暖房つけて窓軽くあけてっと。出発するよ。晶もすぐに送り返されるよりもう少し話をしたいのかと思ってな。軽く車走らせながら喋ればいいじゃん。その後に家に送るよ。」
 

晶「話しても…また海都を楽しくない気分にさせるだけだよ。」

 

晶「その結果自分も楽しくなくなる。ぐるぐる気持ちがループしてるだけだし、出口見つかんないし、結果、周りを傷つけてるし、疲れた…海都と出会った頃が黄金期だったな…」

 

海都「そうか?…まあ最近そういう話題がループしがちになってるのは俺も分かってるけど。」

 

海都「じゃあ晶の家に送っていくよ。疲れている今こそ、眠れない晶も今日は眠れるかもしれないしな。ここを曲がってっと…そろそろ着くよ。」

 

おやすみ、と小さく呟くのがやっとだ。

海都の耳に届いたかどうか。
 

明日考えよう。

 

とにかく今は…ものすごく寝たい。

 

 

いったん会話終了。

 


 

海都の「俺と付き合ってた時に、兄貴に会ってくるって言ってたのがチラつくから気分悪い」って言葉を聞いたとき、これはマジで震えました。

 

めっちゃうまくストーリーとして繋がっている! すごいよ「スリラブ」! 神アプリか!

 

しかしくれぐれも…お願いします。

私のプレイは推奨です。安易に真似しないでください。制裁はきっちりありますから!

 

 

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