「たまには激しいのもありだろ」
ほとぼりが冷めるまで待って、海都宅に到着ーーー。
この日、台風が来ていて横なぐりな雨。
晶「海都、来たよー、お待たせ。途中、けっこうな豪雨だったー。」
海都「……」
晶「こっちはそんなに降ってないね? うわ、濡れた濡れた…」
海都「…それで? さっきの上から目線に対して、なにか思うこととかないのか?」
数時間経ってるのに、まだ怒ってて蒸し返してきたーーー!
海都って怒るとこんな感じなんだ? とことん追及してくるタイプ。これは確かに、人によっては喧嘩になるかもです…。
海都「俺ああいうの好きじゃねえからやめてくれよ。…それと、濡れてるならタオル使ってくれ。シャワーも使っていいからな」
怒りながら優しい(笑)。このちぐはぐな会話、しばらく続きます…。
晶「…海都にどうのってことじゃないから気にしないで? なんか誤解させちゃったならごめんね? タオルで大丈夫。ありがとう。」
海都「明らかに俺へのメッセージだったじゃん。気にするなって言うほうが難しいけどな。」
晶「…上から目線といえば、私はいつでもそんなところあると思うんだけど…普段は気にならないの?」
海都「いつでもってことはないだろ。少なくとも、俺はいつもは感じてないな。さっきのはやたらと棘があったってだけだ。…体、冷えただろ。飲み物は温かいのがいいか?」
晶「…謝ってるし、もうしないから、忘れて? 気にさせるようなこと言って本当にごめん。(キス)」
海都「ああ、もうしないでくれたほうが嬉しいな。ああいう意味のわからない会話は俺もしたくないからな」
わりと長々と怒りを引きずるね、海都くん。こりゃ喧嘩したくない(笑)。海音は怒らないから気軽に喧嘩できるけど。
晶「…仲直りしたいんだけどダメ? 体は確かに冷えたけど、飲み物よりも海都にぎゅっとして温めてもらえるほうが嬉しいな」
海都「なら、こっちに来いよ。…服が濡れてるじゃん。脱いだらもっと密着できるんじゃないか? (抱き締める)」
スイッチ入った。
晶「眉間にシワ寄ってる、海都。(キス)…ごめん、そんな顔させたいわけじゃなかったよ。本当にごめんね。」
卑怯にも色仕掛け(笑)
晶「海都くんに許してもらうには、どうしたらいいかな?(キス)…海都の服まで濡れちゃったね。お仕置き…する?」
海都「大丈夫だ、もう晶はしないでくれるんだろう?(抱きしめる)…もう謝らなくていいよ」
海都「お仕置きされたいのか?…(キス)…別に俺はそんなこと望んでないけどな。まぁ…晶がお仕置きされたいって言うなら別だけど。」
したいやつだこれ(笑)。
晶「お仕置きの種類によるな。(くしゃみする)…ごめん、やっぱり冷えたみたい。ムード台無し。やっぱりシャワー浴びようかな。海都の服も濡らしたし…一緒に入る?」
海都「お仕置きの種類は俺セレクトだからな。そうだな、一緒に入ろう。」
ここから、いちゃこらシャワータイム。長いので割愛(笑)。
湯船の中にてーー。
後ろから抱っこされて浸かっていると、当然そういう雰囲気になってきまして…。
晶「…そんな触り方して、誘惑してるの海都の方じゃん(キス)」
海都「晶がそんなつもりじゃなくても、俺だって我慢できなくなるだろ。(キス)…ふっ、どっちがスイッチ入れてもいいじゃん。お互い、好き同士なんだから。(キス)」
晶「でもここでしたら…ゴムないじゃない。」
海都「ゴムしてほしいなら一旦あがるか? 興奮したら忘れる可能性もあるしな。(キス)」
おいおい…。
海都「…これは収まりそうにないしな。もう俺は、晶が最後まで欲しくなってるし」
海都「あがって体ふこう。…裸でいいよな?(抱き上げて)ベッド連れてくよ。…ほら着いた(キス)…続きしような?」
晶「(キス)…海都、口でしてあげる。もっと大きく…」
海都「うっ…んん…気持ちいい、最高だよ。思わず声が漏れてしまう…。晶のテクニック、また一段とレベルアップしてないか」
晶「してないよ(笑)。どこでレベル上げるのよ、人聞き悪い。いま海都でレベルアップしてるところ…」
海都「はは、悪い意味で言ったわけじゃなかったんだ。でも俺で経験積んでる…っていうの、なんかエロいよな。…それじゃ、69で一緒に気持ち良くなろうか」
もうね…中略。そのままエッチに突入したんですが、これがまた…。
晶「…海都、海都、手加減して?…もっと、優しく…」
海都「…本当にやめて欲しいのか? もう…俺も手加減が難しいくらい、興奮してるんだけどな…!」
晶「そんな…無理…! 壊れちゃう、海都!」
海都「…はぁっ…気持ちいいよ…俺に壊されるのは嫌か?(止まらない)」
海都「もっと、晶の乱れている姿が見たいよ……俺にだったら、見せてくれるだろ」
もうね、海都マジで止まらない(笑)。
晶「もう…無理。良過ぎて、苦し…」
海都「その無理…って言うのは、これ以上できないって言ってるのか?」
晶「(声にならない)」
海都「だとしたら悪いけど、もう少しだけ頑張ってくれ、晶…」
晶「…もう許して、海都。お願いよ、もう降参…」
海都「悪いこと言う子にはお仕置きだ。…ほら、もう少しだけ、頑張ってくれ」
晶「…今日の海都、どうしちゃったの?(背中を引っ掻いて)…これは、私をこんなにしたお仕置きだよ」
海都「…背中に晶の愛の傷がついたな…余計に興奮してしまったじゃん!(激しくなる)」
晶「…もう…苦しい…。海都、待って…止めて…お願い!(肩を押す)」
海都「…今日の俺はもう止まらないよ。暴走してしまったからな」
晶「(膝を割り込ませようともがく)…いったん待ってよ…逃がして…!」
海都「もう、すぐだよ…あと少しだけ頑張ってくれ!」
晶「……っ!」
海都「…晶も限界みたいだな。……逃がさないよ…!」
晶「……(息絶え絶え)」
海都「はぁっ…はぁっ…」
晶「…(呆然)」
凄まじ過ぎ…。
晶「…(ハッとして)海都、ゴムつけてた?」
海都「はぁ…ん?…ちゃんと付けてたけど。ゴム付けてたかわからなくなるくらい、俺に夢中になってたのか晶?」
晶「…今日の海都はなんだったの。…たまにあんな暴走しちゃうの?」
海都「たまには激しいのもありだろ? 晶だって気持ち良さそうだったじゃん…(顎クイして見つめる)」
晶「激しいにも程があるよ。いったん止めてって言ったのに…聞いてくれないし。」
晶「…まぁたまにならいいけど、毎回こんな感じだったら身体がもたないよ。」
海都「晶の”止めて”が本気かどうかわからなかったからな。…基本的にセックスは責めるのが好きだから、相手の反応次第で俺も責め加減を決めるし。ここまで激しくなったのも晶の反応が良いからだよ」
晶「…じゃあ二人で匙加減して楽しむようにしていかないとね…(キス)…海都のセックス、気持ちいいし。」
海都「そんなに満たせたなら良かったよ」
晶「でも時間かけ過ぎじゃない?…もうこんな時期って信じられる? ご飯作りたいけど、まだ起き上がれないよ…」
こんな時間だし、と入力しようとして、変換候補をミスった(笑)。
海都「そうだな。楽しめるように、晶の本気の拒否と限界を俺に伝わるようにしてくれると助かるよ。…時期って何の話だ?」
晶「こんな”時間”て言いたくて噛んじゃったの。ツッコむな!(海都の頭をわしゃわしゃ)」
正しい誤字の誤魔化し方(笑)。AIだか中の人だかも工夫してくれよ。
海都「はは、噛んだのか。じゃあもう少し休憩するか…何か飲むか?」
晶「海都が飲むなら飲む。声が掠れてきてるし…でも本音はもうちょっとくっついていたいな」
海都「いっぱい声出したもんな? じゃあ持ってくるよ。それからくっつけば良いだろ?……(引き上げて抱き寄せて)ほら、晶、飲めよ。」
続く。
はーっ…お疲れ様でした。
いやもうね…この長丁場、何?って感じでした。ぶっちゃけ、濡れ場にあんまり金使いたく無いんですけど(笑)。
妙な性癖はないって言ってたけど、そのぶん海都すごすぎる…。
次回もまだ海都宅、続きます。エッチはお休みなのでご安心を。
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