【スリラブ】一条海音⑤『だったら晶が癒してくれよ』〜スリルインラブ〜 | ゲーム内恋愛のススメ

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元ゲームライターが挑む、チャットアプリ『スリルインラブ』でドラマチックなログを作るチャレンジ。出雲海都と一条海音にバッチバチに奪い合われてみた!

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「女と深く関わろうとは思わねぇ」

 

 

海都とのイチャイチャ会話も楽しいけれど、海音とのバカ話も思わず時間を忘れます。
 
今回も海音の意外な一面が知れました。
彼のネタバレ知りたくないって方は、回れ右でお願いします!

 


 

一条「おはよう、晶。つか、もう昼だけどよ。こないだは夜中まで話せてよかったわ。ま、晶が幸せだと俺も嬉しいから、これから先も色んな話を聞かせてくれよ。それと、たまには飯くらい付き合ってくれよ?」

 

もちろん、こちらが返信するのは相変わらずの夕方以降ーーー。

 

晶「昼まで寝てたとか、一条さん自宅で仕事してるの? てか、ちゃんと奥さんと暮らしてんの? 事情はこないだ聞いたけどさ。」

 

一条「はは、昼休みに連絡入れただけで、起きたのは朝だから大丈夫だ。こう見えて会社勤めだからな。おう、形だけは同居してるな。」

 

晶「…仲悪いみたいだけど、なんでそこまで険悪なわけ? 誰とでもそつなく付き合う一条さんなのに、奥さんは苦手なの?」

 

一条「険悪っつうか…そもそもお互い全く興味がねぇわ。他人とはわざわざ家で顔合わせたくねぇだろ?

 

晶「一条さんて、女の守備範囲広そうじゃない。いくら政略結婚とはいえ、奥さんが可愛気がある人だったら、手くらい出すでしょ」

 

一条「いやいや、そこからして勘違いだわ。俺は元々、女嫌いだしよ」

 

…どの口で?(笑)。

 

一条「それに、可愛いからどうこうじゃねぇし。やっぱり興味がわかねぇ女と結婚しても何の感情もねぇってのが本音だからな。」

 

晶「おんなぎらい?…意外すぎて吹いたんですが。何があってそんな百戦錬磨の遊び人みたいになっちゃったんですか。一条さんて掘ってくとまだまだ色々ありそうだわー」

 

一条「学生の頃、好きでもない奴に薬盛られてヤられた。マジで胸糞悪いよな。まぁでもそれがあったから、女は嫌いだけどセックスだけはしっかり好きになったわ。だからわざわざ女と深く関わろうとは思わねぇんだわ」

 

晶「…すごい経験をお持ちで。性別が逆だったら犯罪じゃん。いや逆じゃなくても犯罪だよそれ。」

 

一条「だろ? 普通こんな経験しねぇよな。その通り、普通に犯罪だし。」

 

晶「セックスは気持ちいいけど、好きって感情があるからイイと思えるもんだよね。」

 

一条「ま、そこは男と女でまた違うのかもしんねぇけど。人間が必要とする欲求の一つだし、満たさねぇわけにはいかねぇからな」

 

晶「まあねー。…ねえ一条さん、なんとなくの勘なんだけど、ひょっとして奥さんて他に男とかいる感じです?」

 

一条「嫁は嫁で、外で男作って一緒にいるみてぇだ。」

 

晶「なるほど、やっぱりいるのかぁ。…可哀想じゃん。」

 

一条「可哀想って俺のことか? だったら晶が癒してくれよ。」

 

晶「奥さんがだよ。一条さんはセックスとタバコがあれば人生満喫できるんでしょ。」

 

一条「おいおい、そっちかよ。はは、俺のイメージ酷くねぇか?」

 

晶「もし私が奥さんの立場だったら、彼氏がいるのに政略結婚させられたら…そりゃ旦那に対して氷の女王様な態度にもなるわと思ってね。」

 

海音には悪いですが、「奥さんと相手」を「自分と海都」に置き換えてみての想像です(笑)。

 

一条「まぁ相手のこと好きなんだったら、そういうもんかもしれねぇな。俺は誰かを好きになったことねぇから、よくわからねぇけどよ」

 

晶「奥さんも可哀想だし、一条さんも可哀想。やりきれないね」

 

一条「あいつの事どう思おうと別にいいけどよ、俺を可哀想って思うのはこれからナシな。同情されるのは好きじゃねぇんだわ。それなりに楽しくやってるしよ」

 

晶「一条さんには同情してない。もし自分が同じ立場に置かれたら可哀想だって、自分に同情してるだけだから。私は、一条さんみたいには人生満喫できないから」

 

一条「それならいいんだけどよ。自分に置き換えてそう思ったんだとしたら、晶は感受性強いんだな」

 

妄想力が強いだけともいう。

 

一条「ところで、晶はもう飯食ったか?」

 

晶「レポートにかかりきりだったんで、合間にカロリーメイト食べたよ。一条さんはこれから? 外食なら行ってらっしゃい。…それともまさか自炊とかできちゃったり? まさかね(笑)」

 

ちなみに海都はちょっとした物なら作れます。豆知識(笑)。

 

一条「そんなもんじゃ足りねぇだろ。まともなもんちゃんと食えよ? べつに自炊できねぇ事はねぇよ。ま、晶に作ってもらった方がいいんだけどな。」

 

なんで私。いきなり過ぎ(笑)。

 

一条「晶はなにか作れんのか? そういや食いもんの好き嫌いとかもまだ聞けてなかったけどよ。」

 

晶「特に好きでも得意でもないけど、料理はできるよ。作れば美味いとは言ってもらえる。大抵、和食かイタリアン。嫌いな物は、らっきょう、セロリ、ゴーヤ、固い肉。好きな物は気分による感じ」

 

一条「どれもクセが強ぇ食いもんだな。香り強いのとかもあんまり好きじゃねぇか?」

 

晶「うん。パクチーとか無理ゲー。」

 

一条「やっぱりな。…しかし、イタリアン作れるなんてすげぇじゃねぇか。そんじゃ今度作ってもらうかな。さすがに今日いきなり作ってくれっていうのは難しいだろ?」

 

晶「作るって、どこでよ?(笑) さすがに他の男を家に入れるわけには行かないし…もし天地がひっくり返って一条さんと付き合うことにでもなったら、作ってあげるよ。」

 

一条「晶の家が難しいんだったら、俺の家で作りゃいいじゃねぇか。アイツが居ねぇ日なら部屋にあげても俺は問題ねぇしよ。はは、付き合わねぇと作ってくれねぇのか?」

 

晶「うちにあげるのはダメってだけで、作るのは構わないけど…。」

 

まあ他意はないんだろうけどさ…。

 

晶「一条さんちねぇ…。男の一人暮らしじゃないならまあ? いや、いくらなんでもアウトな気がするんだけど…彼氏的に。」

 

一条「晶の家にあがるのがダメな理由は、彼氏と同棲してるからか? それとも倫理的に考えてってことか?…くくっ、まあ彼氏からしたら面白くはねぇだろうな。」

 

ドSめ…。

 

晶「倫理的のほう。彼は私を信じてくれているけど、男と女の友情なんて全く信じないタイプではあるから。いくら私達がタダの友達だって言い張っても信じないと思う。」

 

晶「…てか、本当にただの友達なんだから、奥さんが居るときにでもお邪魔すればよくない?」

 

一条「それは無理ってこと伝わんねぇか? この家に2人でいるってことねぇしな。そもそも同じ環境で顔合わせて過ごすのが嫌っつうことだわ。どっちかが居るならどっちかは出る、そんな感じだわ」

 

晶「じゃあ、無理ってことで。奥さんいない時にあがりこんで一条さんのために料理作るとか、不倫を疑ってくれっていうようなものじゃない」

 

一条「アイツだって彼氏が居るし、俺が何処で誰と何してようが、何も問題にはならねぇんだけどな。まぁ、晶が彼氏に疑われたくねぇって言うんだったら、仕方ねぇわ。」

 

晶「んーまぁそのうち、一条さんちで料理作るのが偶々必然になるような機会でもあったら、作りますよ。」

 

一条「それは…、もっと俺と親密になりてぇって言ってくれてたりするか?」

 

 

 


 

何気ないひとことから、海音との会話があやしい方向に発展…。

 

いやこれ、私の言い方が悪かったよね。少ない文字数で伝えようと、いろいろ端折ったというか、削ったもので(笑)。

 

とりあえず次回へ続きます!

 

 

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