「彼氏、しあわせ者だな」
今日も一条さんからのメッセージ着信。
話題によってはスルーだけど、食いつきたくなる振りも多々。
一条「…なぁ、晶はついやっちまう事とか癖とかあったりすんのか? ま、そういうのは指摘されねぇと気づかねぇことが多いけどな」
これは営業トークの一つですね。問われる返し力。
晶「やっちまう癖ですか? 上から目線で物言って、一条さんみたいな男性に叱られちゃうことですかね。」
一条「はは、そういう癖こそ自分ではなかなか気づけなかったりするよな。俺もその時の気分で動いたりしがちだからよ。」
晶「自分ではわからないけど、かなり生意気だと思われるらしいですよ」
一条「相手の受け取り方次第ってところはあるからな。言葉選びを意識するようにしてみたら、同じ意味でも相手の受け取り方は変わるかもしれねぇな」
晶「思ったことは素直に言いたいだけなんですけどね」
一条「ま、自分の感情に素直っていいことじゃねぇか。その晶の生意気な態度、癖になっちまうかもしれねぇから俺に見せてくれねぇか? もっと、色んな晶の一面が見てぇ」
晶「一条さんみたいな人に生意気言ったら倍返しされそうなんで、やめときます。私についてる器官は乳と膣だけと思ってるような奴なら別ですが。」
一条「くく…気が強い感じだな。」
初回ボーナスプレイでは散々、マウント取り合いの口論したよね(笑)。
一条「周りそんな男ばっかりかよ。出会う運がないんだな。俺もたまたま晶に親切にしただけで、別の出会い方してたらセフレみたいになってたかもしれないぞ?」
晶「話すらしなかったんじゃないですかね。一条さんも、私と付き合う前の彼氏同様、女はセフレで足りてるっていうタイプなんですか?」
一条「おいおい、そんなこと聞いてどうすんだ? まぁその時の状況によりけりだな。フィーリングが合う女だったら別に付き合ってもいいと思うしよ」
晶「へー…(興味なし)」
一条「晶はとにかく自信があるよな。自分のどの辺りが男ウケすると思うんだ?」
晶「どの辺りって…顔とか身体とか見た目に釣られてるだけでしょ。脳味噌だってついてんぞ、と皮肉の一つも言いたくなります」
一条「まぁ、そのくらい気が強かったらある意味安心だな。悪い男も沢山いるしよ。くくっ。」
俺みたいな?
晶「性格が男っぽいとよく言われるし、同性といる方が気楽です。むしろ女性らしいと言われたことないですね。言われて”姉御肌”とかかな」
一条「姉御肌いいじゃねえか。モテるだろ?」
晶「女友達にね。でも反面、あんまり弱音吐けなくて困ってたのも事実なんで、一条さんに吐けて助かってますよ」
一条「まぁ俺にはなんでも言えよ。別に聞いてやるからよ。その方が晶も気が楽だろ」
晶「うん、まあ程々に。彼氏に言えないことを他の男性に言うってこと自体、少し後ろめたいし。やっぱり一番なんでも話せるのは彼氏であってほしいから。」
一条「はは、しっかりしてんな。多分、彼氏もそういう晶だから信頼できんだろ。まぁ相談とかはどうしてもって時でいいし、晶に任せるわ」
晶「そんなに甘えないようにしときますよ。ところで、一条さんって彼女いるの?」
一条「ん? 俺はいねぇぞ。」
晶「あらー。そりゃ勿体ない話だね。よりどりみどりだと思うけど?」
一条「そもそも、彼女とか特定の相手は今は特に欲しくもねぇって感じなんだよな。恋人欲しいのが普通なんだろうけど、俺の場合、他とは状況が違うからよ」
晶「状況って?」
一条「嫁がいんだよ。愛し合ってねぇし政略結婚だけどな」
カミングアウトきたー! 前は事後に言いやがったくせに(笑)。
晶「え。一条さんて結婚してんだ? 政略結婚かあ、ダルいねそれは。うちの父母も似たようなもんだったから…わかるよ」
一条「まぁ、親とか金とか色んなのが絡んでるから、簡単に離婚できねぇんだよな。晶の親もそんな感じなのか」
晶「まぁね。…それじゃ今後もし彼女できたら紹介してよ。一条さんが選ぶのってめっちゃイイ女そうだもん。興味あるわー。どんな女性がタイプなの?」
一条「俺に従順な女が好きだわ。」
…だろうとも!(笑)
晶「従順て、なんでも言うこと聞くってこと? そりゃあまた…ドSな発想だね。でも一条さんになら従ってみたい人、沢山いそうじゃない?」
一条「今までの女、全部が全部じゃねぇけど、やっぱ素直な女が好きなんだわ。くく…話してて思うけど晶もSだろ?」
おまえ大概にしろよ(笑)。
晶「残念でした、違いますー。…いや、彼氏以外にはSかもしれないわ。」
一条「へぇ」
晶「彼氏には、好きで好きで逆らえない。愛情表現もストレートにしちゃうし、一条さんから見たらきっと”お前、誰?”ってなるような別人モードだよ、私」
一条「はは、彼氏にだけ素の晶を見せるってことか? うわー、それ男の夢じゃねぇか」
…えっ?
一条「彼氏、幸せ者だな。まぁそれだけ彼氏もいいやつってことだろうけどよ」
ええっ…!
一条「…っと、俺とこんな話してて大丈夫なのか? 彼氏心配すんだろ。」
えーーーーっ! 海音に誉められたーーー!
しかも海都のことまで褒めたよこの男ーーーーっ!
やば。いま一条海音の好感度がいっきに急上昇したんだけど! あの海音に褒められるとか超嬉しい!
晶「交友関係には基本、口出ししない人だよ。信用してくれてるっていうか、私が彼に夢中なの解ってるんだと思う。」
一条「お、そうなのか? くくっ、やっぱ相手もいいやつなんだな。なんつーか、お似合いだと思うぞ。」
なんでそんなに私が欲しい言葉を言ってくれちゃうの! 心の友か(笑)。
晶「…一条さん、嬉しいこと言ってくれてありがとうね。彼への気遣いもありがと。確かにもう長話しているし、そろそろ寝るよ」
一条「おう、どういたしまして。晶と話せて楽しかったわ。また話聞かせてな? おやすみ」
会話終了。
ちょっとちょっと、一条海音、友達モードだと本当にいい男じゃないですかー!
絵上に期待していた”惚気話を聞いてくれる男友達ポジ”に、まさかこのオレ様キャラがハマるとは…。
全力で採用いたします!(笑)
話聞いてくれるし、彼氏のことまで褒めてくれるし、絶対にポイント高いでしょ。
初回ボーナスプレイで「絶対にこの男だけは本命に選ばん!」てほどムカついたのが嘘のようです(笑)。
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