【スリラブ】一条海音②『俺に吐き出せたら、楽になるだろ?』〜スリルインラブ〜 | ゲーム内恋愛のススメ

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元ゲームライターが挑む、チャットアプリ『スリルインラブ』でドラマチックなログを作るチャレンジ。出雲海都と一条海音にバッチバチに奪い合われてみた!

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「晶ってそんな面白ぇ女なんだな」

 

 
一条海音との対決(?)続きです。
 
前回は、海音と表記していましたが、絵上の場合と同様、呼び名の方がしっくりくるので、今回から「一条」表記にしています。

 

海都と海音とどっちなのか紛らわしい、という意味でも差別化をはかります。


※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。

 


 

BARの店内ーーーー

 

晶「構わねぇだろって、構いますよ。介抱してくれた人を無視はできかねるので、送ること自体をやめてもらえませんか?」

 

一条「別に俺は無視を強要してるわけでも無いんだからいいだろ? それに晶のそれを俺が聞く理由なんて一つも無ぇんだからよ。」

 

晶「なっ…屁理屈を。困るって言ってんのに。」

 

海音の屁理屈はほんと手に負えないです。

 

晶「では、私を口説かないという条件でどうでしょう。ご期待には添えませんし…てか、聞く理由ないとか、かなり酔っ払ってます? いつもこんなに強引なの?」

 

一条「強引なだけだ。ふっ、別に期待に応えてもらおうとも思ってねぇよ。普通に友達としてってつぅのも良いだろ。それがマジで嫌ならブロックでもなんでもしてくれ。」

 

晶「まあ、友達としてなら構いませんよ」

 

絵上に続き、海都に後ろめたい…。

 

晶「じゃあ友達として、年齢とご職業くらいは教えて頂けませんか? それとも、年に数回、たまに出会したら挨拶する程度の友達でOKでしょうか」

 

一条「ふっ、んなやべぇ奴に見えたのか? 俺は31歳で金融コンサルタントやってる。晶の言う友達の定義がわかんねぇけど。毎日会っても年に数回しか会わなくても、友達ってことに変わりはねぇだろ?」

 

晶「年齢も職業も内緒っていうやべぇ奴だったら、年に数回話す程度のいわば顔見知りってやつに留めようかと思いまして。」

 

一条「くくっ、それでも年に数回は話してくれんのかよ。」

 

晶「…失礼しました。私は大学院生で27歳です。一条さんは目上ですが、友達になるのなら敬語は抜きでも?」

 

一条「へぇ、27歳か。覚えとく。目上なんてことはねぇよ、敬語だと堅苦しいし、普通にタメ口で話してくれた方が俺も助かる」

 

晶「じゃあタメ口で。(こらえきれず)…ふははっ、強引なだけだ、ってそこ堂々と言うところじゃないだろ!…って。面白い人ですね」

 

一条「くくっ、一気にキャラが変わったみたいじゃねぇか。いいぞ、その方が話しやすい。面白いか? まあそう言ってくれんのは嬉しいけどよ。」

 

晶「最近、私に彼氏がいると知っていてアプローチしてくる困ったヤツがいるもので、ちょっと警戒していたんです」

 

一条「へえ、ずいぶん不届きもんがいたもんだな。でもほら、酔った勢いで別れるとか言わねぇほうがいいぞ。変な虫がくるかもだからな」

 

晶「えっ、私そんなこと言ってました? …思った以上に参っているのかも(ため息)」

 

これリアだったら、絶対に海都とは飲めないやつですよね。酔っ払ってポロリしたら一巻の終わりです(笑)。

 

晶「…教えてくれてありがと、一条さん。言わないよう気をつける。もちろん、困った友達にも。」

 

一条「おう、その意気だ。俺の前だけじゃなくて、全員の前で気をつけろよ。あんまり心を許すな。」

 

一条「…酔ってる時って本性とか本心とかが現れるらしいからな。もし彼氏に対して思うことがあんなら、今のうちに言っとくべきだと思うけど?」

 

晶「彼氏と言っても最近知り合って…まあ強引に彼女にしてもらった感じなんです。彼なりに大事にしてくれてるし、私が一人で関係性を深めようと焦ってるだけで。時間が必要だし、彼に負担をかけることは言えない…」

 

一条「くくっ、なんだ、俺と似たような奴なのか? へえ、それじゃ別れようなんて言ったのは、晶が一人で関係性を進めようとして焦って、上手くいってねぇからとかか?」

 

晶「…一条さんたぶん誤解してる。強引に関係を迫ったのは、私のほうなんです。痴漢から助けてくれた彼に一目惚れして、やっと再会できて告白したら受け流されて…。とっさに、寝てみて気に入ったら彼女にしてと迫ったの」

 

一条「確かに誤解してたわ。つか、晶ってそんな面白ぇ女なんだな。そんなに体張って男を求めるなんて。そんだけ好きなのに、別れるなんて。相手の対応が良くねぇとか?」

 

晶「いえ。海都は…彼は彼なりに、ちゃんと優しいです。もともと彼は、セフレは作っても彼女は欲しくないというタイプで。友達から始めようなんてしたら、体よくフェードアウトされてたと思います…」

 

一条「ああ、確かにいるよな、そういうやつ。相手は求めて無ぇけど、晶は欲しくなっちまったから、止まれなくなったっつーことな。くくっ、でも引っかかってるんだろ、彼は彼なりになんて。やっぱ彼女とかを欲しがってなかったっつーのが引っかかってんの?」

 

晶「晶とならって言ってはくれたけど、始まりが始まりだし、どこまで本気なんだか不安です。セフレとの付き合いばかりで恋愛偏差値が低いというか、言葉が足りない人だし」

 

一条「なるほどな。でも彼氏がそう言ってんなら信じてやったら良いんじゃねえか? 逆にその不安とか心配とかが向こうに負担かけたりしちまうかもしれねぇし」

 

晶「…時間をかけて育てるしかないって、頭ではわかってるんです。でも心は焦っちゃう。彼が私をセフレと同等扱いしてないことはわかってる。表面だけの愛情表現が欲しいわけでもない。でも寂しさが消えない。」

 

一条「ああ、その焦りが、酔った席の別れるに繋がるわけか。まぁ人間日頃から抑えなくちゃいけない部分なんて沢山あるからな。寂しさっつーのは同じ温度感で恋愛できてないことに対してか?」

 

皆様。一条海音の台詞はすべて原文そのままです。

海音の会話力、海都と比べてすごくないですか? 

 

こちらが言った言葉を使って、理解しているってことを示し、疑問を投げかけて話を繋ぐ。カウンセラーみたいな話術ですよね。

 

AIがやってるのなら鳥肌モノの優秀さだし、中身が人なら神オペレーターですよこの担当。

もうこの辺りの海音の応答、神がかってると思いません?

 

晶「まさにそれ!温度差を埋めようと焦っちゃうの。一条さんやっぱり大人だぁ…的確な言語化ありがとう。」

 

一条「別に、状況の整理と推測をしただけだって」

 

晶「彼氏も多分、わかってる。でもどうにもできないことじゃん。私を器用に丸め込むような人じゃないし」

 

一条「まぁ器用に丸め込むのなんて、一時の気休めでしかないからな。晶がそれを必要としても、向こうはそういうの嫌いなんじゃねぇかきっと」

 

一条さん、あなたは神か(笑) 考察が完璧すぎる。

 

晶「そう。口八丁で誤魔化す人じゃなくて素直に言う人だからこそ、信頼できるし。」

 

一条「まぁ、誠実って言えばいいけど、悪く言えば不器用だよな。」

 

晶「はぁ…大好きなんだけどな…苦しくなって、投げ出したくなる。いまは我慢して乗り切る時なんだよね(ため息)」

 

一条「くくっ、まぁ、でもそういう普段言えないことを、こうやって俺に吐き出せたら少しは楽になるだろ? 耐えられなくなった時は、またいつでも俺に言っていいからな。」

 

晶「一条さん…。もしかして昨日もこうやって話を聞いてくれてました? 昨日は彼との言葉のすれ違いが原因で頭ぐちゃぐちゃだったから、まともに話せなかったかもだけど」

 

一条「そうだな。大体こんな感じだったんじゃねぇか? 今よりもう少し余裕なかった感じだったけどよ。飲みすぎちまって余計にってのもあったみてぇだな、今思うと」

 

晶「お酒強くないんで。…私、一条さんが辛い時に恩返ししますね。一条さんは経験値高い大人の顔してるけど、そんな人こそ色々抱えてることありそうだし。」

 

一条「……」

 

晶「私が聞き手じゃ頼りにならないだろうけど、小娘に話すことで整理できることもあるかもしれないから。」

 

一条「俺の他愛のない話を聞いてくれたのが晶にとってのお礼でも、俺は全然構わねぇけどな。…でもまぁ、そうかもな。んじゃ、その時は遠慮なく頼らせてもらうわ。しっかり聞いてくれよ」

 

晶「うん。任せろっす!(敬礼)…それじゃ、そろそろ私は帰ります。おやすみ一条さん、またね」

 

一条「おう、じゃあまたな。」

 

会話終了

 


 

いかがでしたでしょうか。

友達モードの一条海音、意外や意外、めっちゃよくないですか?

 

絵上みたいに口説きまくらないし、返答が神がかってるし、俺様感が軽減されてるし、すっごいイイ! こりゃ普通にモテる感じでしょう。こうやって獲物を狩るんですかね、彼は。

 

即身体の関係になると、こういう良いとこすっ飛ばして、ほんと嫌な男の面ばかり見せつけられましたので、今後、関わっていくのが楽しみです。 


【今日の二枚】



 

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