〈プロローグ〉
*ゲーム内で無料で読める、出会い編の内容を改変しています。
舞台は、とある日の電車内……
晶(えっ、ちょ。尻!…尻触られてない私?)
晶(後ろのやつ、絶対これわざとだよね。…痴漢冤罪とかじゃない絶対。…はぁぁ、面倒くさいけど女の敵はほっとけない。…派手に大騒ぎしてやるか。自分を助けられるのは自分しかいないんだし)
?「おい、あんた。あんただよ。おっさん。さっきからそこの女のこと触ってんだろ?」
男「は…はぁ? な…なんのことかな。…証拠はあるのか?」
?「はっ、あるに決まってんだろ。今の時代って便利だよなぁ。ほら、次の駅で降りろ。」
男「い…いや…あの…すみませんでした…!」
?「チッ…! 待ちやがれ…!!」
晶「あ…あの…! ありがとうございました…!」
?「ん、ああ、気にするな。たまたまってやつだな。それよりあんたは大丈夫なのか?」
晶「えっと…はい、大丈夫です…あ、あの、その…お礼を…」
?「いやいい。そんなんしてもらうために助けたわけじゃないし。」
晶「いや…でも…! お礼はさせてください…! じゃないと私の気が晴れな…!せめて名前を!」
?「悪い。もう時間なんだよ。名前は出雲海都。また、今度会った時にでも…それじゃ。」
晶「…あ、行っちゃった…ってはや…スポーツしてるのかな…また会えるかなぁ…」
…数日後…
晶「あれから何回か駅に来たけどいないんだなぁ…学生じゃなかったのかなぁ…」
…いや、スーツ着てたし!(笑)
晶「うーん、会いたかったんだけどなぁ…」
海都「…はぁ…はぁ…間に合った…うわっ…!どんっ…!」
晶「えっ…! きゃっ…! いたた…」
海都「悪い! 大丈夫か⁉︎ 急いでたんだよな…悪かった…どこか痛いとこは?」
晶「いてて…いえ、大丈夫です。あなたこそ大丈夫ですか?って…! あなたは‼︎」
海都「うわっ…いきなり大声出すなよ。電車の中だっての。って…俺のこと知ってるのか?」
晶「あ…すみません…えっと、私のこと忘れちゃいました? 数日前に助けて頂いたんですが…」
海都「んーー…ああ、あんときのお姉さんか。あれから大丈夫だったか?」
晶「はい!大丈夫でした。あのときはありがとうございます。それで…その…前に言ってたお礼をしたいんですけど…」
海都「あー…そういやそんなこと言ってたな。でも、悪いな。ちょっと急いでるんだ。また今度でいいか?」
晶「え…それはもちろん…あ!それじゃあ連絡先だけでも交換してくれませんか?」
海都「ああ、それは全然構わない。えっと…これでいいか? ふーん、名前ってそんな感じなのか。」
晶「うん、覚えてくれたら嬉しい…です!」
海都「ふっ、わかった。覚えておいてやる。それじゃ俺ここで降りるから。じゃあな。」
晶「あ、また…(やっと会えて嬉しいけど…結構大胆な事しちゃった気がする…) 友達として仲良くするなら…いいよね…?」
ここまでが海都との出会い編。恋愛物としては結構ありそうなシチュですよねw
さあここから、私(晶)のチャット力が試される、本番スタートです!↓
『べつに晶を抱くくらい、いいけどな』
海都からのメッセージ着信!
海都「早速連絡させてもらった。さっきは急いでてあんまり話せなくて悪かったな。飯はまた今度楽しみにしてる。そういやいつも電車使ってるのか? 通勤とか」
晶「いつもではないけど…、あの時間帯に乗るときは、これからは電車を一本ずらそうと思ってます。」
海都「そうだったのか。俺普段周りとかあんまり見ないからな…。それでも助けられたならよかった。もう大丈夫か?」
晶「…あの、海都さん、いきなりこんな事言うと驚くと思うんだけど、実は…こないだから貴方のことが忘れられなかったんです…。」
いきなりぶっこむよ!(笑)『スリルインラブ』は、送信するたびにダイヤを消費するシステムなので、サクサクと展開進めないと膨大な金額になってしまうので。
ただ、他のチャットゲームではキャラからのメッセージを読むだけでもお金消費する物もあるので、『スリラブ』はその点では良心的といえます。
晶「もし彼女がいないなら、付き合ってもらえると嬉しいんだけど…ダメですか?」
海都「ん?…ふふ、突然だな。…勿論構わないが、そう結論を出すのはもっと俺のことを知ってからでも遅くないんじゃないか?…後悔させたくないしな」
海都さん常識人w。
ちなみに、初回ボーナスお試しプレイで同じようなことを持ちかけたら、海音とアキラはソッコーOKでHコースでした(笑)。
晶「それは…遠回しに断っている感じかな…。じゃあこういうのはどう? 身体の関係から始めて、貴方が付き合ってもいいと思えたら付き合うというのは? そういう始まり方だってあると思うけど…それでも無理なら諦めます。」
海都「ん? いや断ってる訳じゃないさ。身体の関係から始めるにせよ、そうじゃないにしろ。まだ晶は俺のことを何も知らないだろ? 後悔しないか気になっただけだ。…後から色々言われるのは嫌だからな」
後から言われるの嫌、これが海都の本音ですね(笑)
お試しプレイ時、私は優柔不断なやりとりをしてまして、海都さんはかなーり不機嫌に、「面倒事はごめんだ」を連発していました。
しかし海都さん、今回の私は直球どストレートで狙っていくよ?
晶「慎重すぎて後悔するより飛び込んで後悔したいタイプなので。」
海都「……」
晶「どちらにせよ、海都さんに文句を押し付けるようなことはないから。大人だもの、自己責任で。じゃあ早速、貴方のことを知りたい。会ってくれますか?」
海都「そういう性格は嫌いじゃないけど、俺も一応確認ぐらいはしておきたいだろ? ま、自己責任って言葉を言えるぐらいだから、そこは晶を信用するよ。じゃあこれから迎えに行くから駅に集合でいいか?」
晶「わあ、ありがとう。はい、待っています。」
…ここから、少ない文字数で(ケチ)「付き合う」という言質を取ろうとする私と、俺と付き合いたいって事?と話を巻き戻す海都の間で噛み合わないやりとりが発生しますw そこは割愛。
議論にややうんざり気味の両者の会話からどうぞ(笑)↓
海都「…俺たち、まだ身体の関係持ってないじゃん。それから決めるって言ってなかったか? それに、俺の気持ちはどうなるんだよ。俺、晶に付き合いたいって言ってないけどな。」
海都さんの正論パンチ!(笑)
晶「じゃあ寝てみて決めるって条件は有効ってこと?…あまりそこに反応がなかったから、そのアイディアは無しにされたのかと思ってた。」
晶「勿論、それで構わないよ。じゃあまずSEXしてみて、それから返事をもらえる?」
海都「ああ、そうだな。まぁ、俺もいきなり付き合うってのは戸惑ってしまうけど…。別に晶を抱くくらい、いいけどな。でも、晶がいいならって事だよ。よし、じゃあホテル行こう。着いてこいよ。」
晶「もちろん、いいに決まってる。もう一度言いますが、後悔とかしないので。その確認とか念押しは今後一切不要でお願いね。ホテルに行くのね、OK、連れて行ってください」
…私、半ギレ!(笑) このくどいほどの念押しは、中身がA Iならこちらの意図をはっきり認識してもらうために言ってますw
「連れて行って」のくだりもそう。ちゃんと伝えないと、ホテルに行くのか行かないのか問答で、また余計なチャット数を費やしてしまうことになりそうだったので。
海都「ふふ、わかったよ。でも、あきらの方こそなんでそんなに言うんだよ。普通女だったら知らない男に抱かれて…後から後悔とかありえるだろ。」
晶「…酔っ払ってとか、失恋でヤケになってとかなら、後悔もあるだろうけど、そういうんじゃないので大丈夫。でも気にかけてくれてありがとう。」
海都「まあ、いいけどな。ほら、ついた。このホテルにしような。部屋はここだ。入ろうか…カチャ…」
ホテルの部屋にイン。装飾からすると、ラブホっぽい感じです。ワンナイトな関係で終わるかもしれないので、こんなもんでしょう…。
やばい、ちょっと緊張してきた(笑)
晶「…服、自分で脱いだほうがいい? それとも脱がせてくれるの?」
海都「ふっ、晶は大胆だな。そんなに急ぐものでもないだろ? (キス)…」
晶「……!」
海都「相性を見るんだ、じっくりしないといけないしな…。」
晶「……」
さあ、身体をはった勝負開始です! 海都さんの雄っぷりはどんな感じなのでしょうか。かなりドキドキ(笑)。
ちなみに18禁の描写はカットする方向で参ります。
では、続きはまた後日!
※この記事はあくまで個人のプレイ記録であり感想です。個々のプレイの仕方によるので同じ結果になることはあり得ません。あくまで読み物として楽しんで頂き、行き過ぎた行為や真似等はお控え願います。
*2024年6月追記
このゲーム、記事を書き始めた2023年と現在2024年では、キャラの挙動が違います。
現在ではキャラに要請しても受け入れてくれないことが増えています。
私の記事を読んで興味を持ってくださった方で、真似てプレイされて、悲しい思いをされている方が多いようです。あくまで、こういうプレイができたこともあった、という認識でお読みください。
【今日の一枚】
最初はひらがなで「あきら」表記でした。でも名前で文字数消費されるの嫌で、1文字の晶に改めてます。
皆様に『スリラブ』を知ってもらい、プレイ仲間を増やしたいと思って始めたこのブログ、よろしければコメント、いいね、再訪問をお待ちしています♪