以前にふれたように、ビタミンには13種類あります。
水溶性ビタミンの9種類と脂溶性ビタミンの4種類のそれぞれの特徴についてお話ししたいと思います。
【水溶性ビタミン】
《ビタミンB1》
糖分をエネルギーに変換するために必要となります。皮膚や粘膜の健康維持を助けています。不足すると疲れやすくなったりイライラの原因にもなりやすくなります。
(多く含む食品)
玄米・豚肉・レバー・豆類・いりごま・ボンレスハム・鰻蒲焼・たらこなど
《ビタミンB2》
皮膚や粘膜の健康維持を助けています。また栄養素がエネルギーに変わるのを助けてくれます。不足すると発育成長が阻害されたり、口内炎など口内粘膜の炎症が起こりやすくなります。
(多く含む食品)
乳製品・肉類・レバー・卵・干し椎茸・干しひじき・納豆・葉野菜など
《ビタミンB6》
体に必要なたんぱく質を再合成して成長を促進します。また皮膚や粘膜の健康も助けています。
あまり不足することはありませんが、不足すると皮膚炎・口内炎・貧血などの原因にもなります。
(多く含む食品)
まぐろ赤身・牛レバー・カツオ・にんにく・ピスタチオ・バナナなど
《ビタミンB12》
赤血球を作る手助けをし、貧血を予防します。
(多く含む食品)
カキ・アサリ・シジミ・赤貝・焼き海苔・牛レバーなど
《ビタミンC》
血管や皮膚を守ってくれます。抗酸化作用もあります。ストレスへの抵抗力を強めたり、鉄の吸収を良くしたりしています。ストレスや喫煙により失われやすいので注意しましょう。
(多く含む食品)
柑橘類・いちご・芋・赤ピーマン・芽キャベツ・黄ピーマン・菜の花・レモン・カリフラワーなど
《ナイアシン》
エネルギー代謝やアルコール分解をしてくれます。皮膚や粘膜の健康を助けてくれます。不足すると食欲がなくなることもあります。
(多く含む食品)
レバー・魚・肉・鰹節・辛子明太子・キハダマグロ・ピーナツ・干し椎茸など
《パンテトン酸》
脂質や糖質・たんぱく質の代謝にかかわっています。
(多く含む食品)
レバー・タラコ・納豆・鮭・鰯など
《葉酸》
赤血球の生産にかかわっています。胎児や乳幼児の発育にも重要です。
(多く含む食品)
焼き海苔・鶏レバー・納豆・モロヘイヤ・牛レバー・ウニ・菜の花・緑黄色野菜・いちごなど
《ビオチン》
皮膚や毛髪を健康に保ちます。
(多く含む食品)
卵・レバー・鰯・ナッツ類・カリフラワーなど
【脂溶性ビタミン】
《ビタミンA》
皮膚や目を健康に保ち、免疫力を守ってくれます。野菜のカロテン類には抗酸化作用もあります。
(多く含む食品)
鶏レバー・豚レバー・チーズ・卵・焼き海苔・鰻蒲焼など
《ビタミンD》
カルシウムの吸収を助け、骨や歯の形成を支えてくれます。子どもは不足するとくる病、女性・高齢者が不足すると骨粗しょう症の原因にもなります。
(多く含む食品)
鮭・シラス・乾燥キクラゲ・あん肝・イクラ・クロカジキ・キノコ・卵など
《ビタミンE》
有害な活性酵素を取り除いてくれる抗酸化作用があります。
(多く含む食品)
アーモンド・綿実油・サフラワー油・あん肝・ピーナツなど
《ビタミンK》
血液を凝固させる止血作用があります。また骨の健康維持にも不可欠です。
(多く含む食品)
納豆・小松菜・ほうれん・わかめ・モロヘイヤ・明日葉・バジル・焼き海苔など