世界初の喫茶店が登場した中世屈指の国際都市!意外に知らない世界史! コ-ヒ-豆を発見したのはエチオピア人といわれているが、飲用の習慣はシリアやエジプトで普及した。その後、1517年にオスマン・トルコがエジプトとシリアを征服すると、コ-ヒ-を飲用する習慣はオスマン・トルコの支配地域にも広まった。 シリア出身の二人の若者がオスマン・トルコの首都イスタンブ-ルで世界初のコ-ヒ-店を開店したのは、それから30余年後(1552年頃)のこと。店は市民の憩いの場として大繁盛し、国際都市イスタンブ-ルを訪れる旅行者を介して、コ-ヒ-飲用の習慣はヨ-ロッパにも広まった。