私の外反母趾闘病記~術後8ヶ月が経過、今月は手術後初めてのフルマラソンに挑む予定 | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は水曜日です。

 

今日から12月が始まりました。日本では暫くコロナの感染者が少ない状況が続いています。しかし、11月末に南アフリカで初めて検出

された新型コロナのオミクロン株が世界各地で検出されています。

 

日本でも11月30日に初めて感染者が確認されています。70名以上の方が濃厚接触者として宿泊療養施設で経過観察となっています。

 

今は基本的な感染対策を徹底するよりほかないと思います。日本政府が11月29日に外国からのビジネス客の入国を全面禁止した事

から強い危機感が伝わってきます。

 

私は医療従事者ですので、今月3回目のコロナワクチン接種を受けます。しかし、イスラエルのように3回目のワクチン接種を医療従事者

ではない国民が接種していても、オミクロン株に対しては厳戒態勢を敷いています。

 

オミクロン株の動向を見極めなければ何とも言えませんが、ブースター接種を受けて2週間が経過したから安心してよいという事にはならないと思います。

 

さて、私は2021年4月1日に南町田病院で両足の外反母趾の手術を受けました。今日で術後8ヶ月が経過します。術前、術後の写真を

アップさせて頂きます。

 

術前

術後2か月

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術後4ヶ月

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術後6ヶ月

術後8ヶ月

左足示趾は脱臼していた影響で右足と同じではありません。又中趾~小趾は元々外に倒れていますので、それは変わっていません。

 

日常生活には何も支障はありません。仕事も普通に出来ます。趣味であるランニングも術後約3ヶ月後から再開し、次第に脚力も戻って

います。

 

外反母趾の術後の月間走行距離は以下の通りです。

6月 47.2キロ

7月 192.8キロ

8月 133.2キロ

9月 256.3キロ

10月 271.2キロ

11月 286.4キロ

 

一度に走る距離も最初は5キロぐらいでした。10キロまで延ばすと途中で歩いてしまったり、止まってしまう事もありました。10キロを休まずに走れるようになったのが10月中旬の事でした。しかし、現在は坂で歩く事も止まってしまう事もありません。

 

右足に比べると、左足には若干の違和感はあります。しかし、走っていると次第に気にならなくなります。走り過ぎると左足の状態が悪く

なってしまう不安は常に抱いています。今のところ、ランニングが術後経過に影響はしていません。

 

私は12月19日に山口県防府市で開催される“防府読売マラソン”に出場する予定です。この大会は出場者がエリートを除いては山口県内在住者に限定されています。

 

第52回防府読売マラソン大会公式HP

 

又、募集開始前は抽選になるはずでしたが、結局エントリーした人は全員出場出来る事になりました。これはエントリーする人が大会

事務局に予想を大幅に下回ったからです。

 

現時点での出走予定者は男性709名、女性93名、計802名です。

 

4時間以内の持ちタイムがなければエントリー出来ません。又、本番も4時間以内にゴールしなければ何も残りません。この大会は仮装も

禁止されており、元々お祭りムードが薄い大会である事もエントリーしなかった人が多い理由かなと推測しています。

 

特に女性ランナーは物凄く少ないです。

 

幸せます防府枠、山口県民枠ともに当初事務局が設定した人数とほぼ変わりません。又、防府読売に限らず大会では1~2割の方が

コンディション不良などの理由で出走しません。

 

元々走りやすく記録が出易いとされている防府読売のコースを700~750人程度で走るとなったら、当日の気象条件にもよりけりですが、かなり走りやすいのではと思います。

 

私は外反母趾の手術を受ける前は大会が練習になっていました。練習では長くても15キロちょいしか走っていません。しかし、コロナ禍

の現在は練習として出場していた大会の多くが中止或いはオンライン開催になっています。

 

フルマラソンが途轍もなく長い距離だと強く感じています。4時間以内の完走は今の私にとって決して低いハードルではありません。不安の方が大きいです。

 

もう競技から遠ざかり、健康維持のためのランニングにしようと割り切れば重圧からも解放されると思います。でも、まだ挑戦する気持ちは失いたくないと思う今日の私です。