第6回能登半島すずウルトラマラソン、100キロの部出走記~16時に珠洲を出たら、飛行機には乗れた | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

私は石川県珠洲市を中心とする地域で開催された“第6回能登半島すずウルトラマラソン、100キロの部”に出場しました。

結果ですが、残念ながら83キロ地点でリタイアしています。リタイアした時のタイムは9時間07分12秒、即ち午後2時を少し回ったところ
でした。

レースは午前5時に始まっており、完走制限時間は14時間です。つまり、午後7時までにゴールすればいいので、レース後珠洲にもう一泊するか、金沢市内に宿泊し、明日山口に帰る事を選べば間違いなく完走出来ていたと思います。

すずウルトラは100キロの部も実際には102キロあります。従って残り19キロで棄権しています。

今日の珠洲はスタート時点で小雨がぱらついていましたが、直ぐに止んでいます。その後は基本曇りで、肌寒い位で風の強い一日でした。

夕方になり、又小雨が降り始めたので、ゴールが遅い時間になったランナーは寒さに苦しんだかもしれません。

私は昨日レンタカーで小松空港から珠洲に向かっています。

車種はトヨタのプリウスです。カーナビに前日受付の会場であるラポルトすずを入力しスタートしたのですが、あり得ないルートで案内を行っています。

途中でこのままでは大変な事になると感じ、七尾からのと里山海道に戻りました。しかし、ラポルトすずに着いたのが、18時半頃になっていたため、前日受付は終了していました。

又、昨夜宿泊したホテルのフロントで尋ねても、珠洲から小松空港までは道路の状況にもよるが、やはり3時間程度みておいた方がいいと言われています。

レンタカー会社では、19時40分小松空港発の飛行機に乗るのなら、出来れば19時、遅くとも19時10分には給油を済ませて、車を戻すのが望ましいと言われています。

大会前には16時半に駐車場から出たらいいなと考えていましたが、遅くとも15時半、出来たら15時には駐車場から出た方がいいと考えるようになっています。

つまり、昨夜の時点で10時間半しかレースに費やす時間はないと考えています。

気象条件に関しては申し分なかったのですが、すずウルトラのコースは決して甘くはなかったです。

村岡やしわいに比べたら全然マシですが、あのコースを全部走る人は凄いと思います。

又、個人的な問題ですが、私は今日珍しくお腹を壊しています。

エイドのトイレで1回用を足したら大丈夫かと思いましたが、約40キロ地点にある個人商店でもトイレを借りました。

この時点で一度、真剣にDNFを考えましたが、まだ体は動くので、レースは続行しています。しかし、次に又トイレに行く羽目になるのではないかと不安を抱えながらのレースでした。

いずれにせよ、ウルトラを最後に走ったのが、DNFに終わったサロマ湖ウルトラで、その後ウルトラ対策など全くしていないのによい記録
が出た方がおかしいでしょう。

開会式で実行委員長が完走メダルは出場者数の7割しか作っていないと話していましたが、今日の完走率がどの程度だったか気になります。

今日、リタイアをエイドで告げてから収容車が来るまで20分以上待ちました。

又、私が飛行機の時間が気になるから、早くスタート地点に戻りたいと告げているのに、対応はむしろ鈍くて、結局駐車場から出るのは15時40分頃になっています。

しかし、今日はカーナビの指示を悉く無視して、Googleマップで調べておいた通りの経路で帰ったところ、2時間20分で小松市内の中華料理屋さんに着く事が出来ました。

16時過ぎまでレースに時間を費やせば、当然夕食に割く時間は少なくなると思います。

私は西暦の年が偶然の時には四万十川ウルトラに当選しています。従って来年は四万十川に出場する事になりそうです。

再来年、四万十川に外れたら、又珠洲に忘れ物を取りに来たいと思う今夜の私です。