さが桜マラソン2016完走記~たとえドフラットなコースだとしても、暑いと厳しい | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

私は佐賀県佐賀市で開催された“さが桜マラソン2016”に出場しました。

コースがドフラットなので、きっと東京マラソン以上の記録が出るだろうと考えていましたが、今日の佐賀は予報通り暑くなり、厳しいレースになりました。

天候は曇りなのですが、何とも言えない気持ち悪い暑さでした。ランバン、ランシャツという、これ以上
ない軽装で走っても、エイドで何度も水を顔や腕にかけています。

記録はグロス4時間22分01秒、ネット4時間21分26秒でした。目標としていた、サブフォーからは随分
遠のいてしまいました。

手元のGarmin225jの計測では41.9キロを4時間22分03秒かけて走り、2760カロリーを消費しています。
平均ペースはキロ6:14分、平均心拍数147bpm、最高心拍数161bpmでした。

Garmin225j、距離が厳しめに出る傾向があるので、次回は心拍数が測れないとしても、620jを使った方がよさそうだと感じています。

さが桜マラソン、来年は3月19日に開催する事が正式に決まっているようです。これは年度が変わる前にやった方がいいと考えての事なのか、4月にやると暑さが厳しくなるからなのかははっきりしません。

さが桜マラソンというネーミングは変えたくないようで、早咲きの桜を植樹する事も検討しているそうです。

大会の運営に関しては、事前にゼッケンやICタグなどは郵送されて来ますので、受付が全くないのはとても助かります。

又、暑くなる事を見越して、給水はしっかり取れるようになっており、随分助かりました。

沿道の声援は多い箇所と少ない箇所の差が大きかったですが、全体的に沿道の雰囲気はよかった
です。

私はハーフを過ぎてから、完全に脱水に陥っています。二人のランナーに「大丈夫ですか?」と声を掛けられています。恐らく、後ろから見て、ふらついていたのでしょう。

エイドで、水分を少し多めに補給する事で、若干回復しました。暑さ対策として、塩熱サプリも使ったのですが、今日の体調が余りよくなかったのかもしれません。

調子が悪かった理由がはっきりしませんが、疲労が抜けきっていなかった事や、体重が増える事を恐れて、食事の摂取量を抑え過ぎた事が原因になっていたのかもしれません。

半分を過ぎた辺りから目に見えてスピードが落ち始めましたので、正直何度ももう止めようと思いました。

しかし、さが桜マラソンでは収容バスをコース上では見掛ける事はありませんでした。道幅が広いとは
言えない箇所も多かったので、バスが入る事が難しいのかもしれません。

リタイアするのに適切な場所がないのなら、最後まで走るのが最もスムーズです。ペースはジョギング
レベルに落ちましたが、最後まで一歩たりとも歩かなかった事は私のささやかな誇りです。

たとえ時間がかかっても、完走するか否かでは全然違います。負け癖をつけてはならないと思う気持ち
も自分を前に進ませてくれたと思います。

暑い中でも実力をいかんなく発揮した人達もいますので、気象条件を言い訳にしたくないと思っていますが、後半は相当数のランナーが歩いていました。

次のフルマラソンは今日の18時からエントリー受付が始まった北海道マラソンです。これも8月に開催
されるので暑さとの戦いになりそうです。

フラットなコースで行われるレースであれば、少々暑くても好記録が出るこんと決めてかからない方がいいなと思う今夜の私です。