走る事は基本的に健康にはよいし、免疫力を上げる~ただし、過度な運動は防衛体力を低下させる | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は木曜日です。

本日の山口県西部、朝は雨が上がっており、冷え込みも緩んでいました。午後からは晴れるのかと思い
きや、にわか雨がぱらつくといった忙しい空模様の一日になっています。

吹く風は夕方になり、冷たさを増しています。この不安定な空模様は明日の明け方まで続くようです。

今日は「金沢守クリニック」は休診です。私は山口市阿知須の病院に非常勤医師として働きに行きました。

諸般の事情により、1名の患者さんが診療所を受診しています。そして、訪問診察により、7名の患者さんの
診察を行っています。

今朝は走りました。先週の金曜日の朝走って以来、丸5日ぶりのランニングでした。11.7キロを58分10秒
かけて走り、675カロリーを消費しています。キロ4:58分のペースでした。

平均心拍数152bpm、最高心拍数171bpm、最速ラップはキロ4:34分でした。1月の月間走行距離は190.8
キロになりました。

何しろ、インフルエンザ明けの体なので、まだ無理は出来ません。スピードは抑え目、距離はいつも通りを目指してランニングになりました。11キロ走る事が出来てホッとしてます。

昨日の20時から行われたサロマ湖ウルトラのクリック合戦は凄まじかったようで、24分程で落城したようです。100キロ走るために、どんだけ準備してても、このクリック合戦を勝ち抜かねば走る事さえ叶いません。

ランニングなどの運動は基本的に健康にいいです。免疫力を高めてくれるはずです。しかし、この時期は
運動した後に体を冷やさないように注意したいところです。

そして、もっと気を付けなければならない事は過度な運動を行いすぎると、感染症に罹患するリスクが高まるという事です。

意外に知られていない運動と免疫の関係

体力には2種類あります。一つは「行動体力」と呼ばれるもので、競技でのパフォーマンスに直結する筋力や持久力などがこれに当たります。

もう一つは「防衛体力」と呼ばれ、病原体や疲労、ストレスなどから体を守る、いわば“健康力”です。この
鍵を握るのが免疫や栄養です。

運動を熱心にやり過ぎると、過酷な練習で行動体力を極限まで高めようとするため、防衛体力が犠牲になってしまうそうです。

私も先週の木曜日の午後の空き時間を利用して走った時に、ちょっと体が冷えたかなと思いましたが、ここ数年風邪もひいた事がないので油断してたら、いきなりインフルエンザに罹ってます。

「休足=サボり、或いは自分に甘い」といった考え方が自身の免疫力低下を招いている事が明らかになった以上、運動もほどほどにしなければならないと思う今夜の私です。