第24回福知山マラソン完走記~ラスト1キロの坂をどれだけのスピードで走れるかが問われる大会 | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

そして秋の三連休の中日でもあります。最も行楽地が賑わった一日でもあっただろうと想像してます。

今日は「金沢守クリニック」は休診です。私は京都府福知山市で開催された“第24回福知山マラソン”に出場しています。

本来ならトレイルレースに出場する予定だったため、金曜日になり出場する事を決めています。コンディションの調整に不安はありましたが、3時間36分10秒でフィニッシュする事が出来ました。

3時間半は切りたいと目論んでいましたが、まだ30キロ走や3時間走等のフルマラソン用の練習をやってない状態、しかも14週連続の大会出場の中での記録としては価値はあるかなと思ってます。

昨夜は9時前に福知山駅に着き、タクシーで大会から指定されたホテルに向かっています。幸い宿泊に関しては、金曜日の夕方に所定の料金を支払う事で、最初に割り当てられていたホテルに泊まる事が出来て助かりました。

又、ホテルの直ぐ近くにコンビニがあったので、とても助かっています。

スタートが10時半と遅めだった事に加えて、ホテルの朝食開始時間が6時半に繰り上げられていたので、珍しくホテルの朝食を食べる事が出来ました。

シャトルバスが出発する福知山駅まではタクシーで行くしかないので、ホテルの前で他の出場者の方が呼んでいたタクシーに相乗りさせて頂きました。

福知山駅からはシャトルバスで大会のメイン会場である三段池公園に向かっています。選手の更衣室兼荷物置き場になる体育館は明らかに選手の数を考えると手狭で、かなりごった返してました。

大会運営に関しては荷物置き場が手狭であった事を除けば悪くなかったです。完走しなければ、Tシャツを貰えない事も好感が持てました。勿論、帰りに着てます。

レースですが、私はBブロックからのスタートでした。最近は陸連登録をしていても、フィニッシュ予想タイムが控え目だと必ずしもAブロックからスタート出来る訳ではないようです。

ラスト1キロの上りが辛い事は、他の出場者の方から教えて頂いたので、これに関しては想定範囲内でした。激坂と言って差し支えないです。歩いてしまう人も少なくありませんでした。

しかし、ここ以外にも細かなアップダウンは、そこそこありました。又、基本的に福知山市内を出ると、山口県と変わらない田舎道を走ります。沿道の声援も少ない箇所もありました。

フルマラソンに差し馬はいても、逃げ馬はいません。序盤からちゅうばんに掛けて、後方のブロックからスタートしているランナー達に先行されると正直焦ります。

又、ランナーズアップデートで確認した自身のタイムもラスト10キロは落ちています。

しかし、他の選手達は更にペースダウンしていたようで、ラスト10キロは大量に抜かせて頂きました。

ゲストランナーとして川内優輝選手が出場していました。彼は2時間12分59秒でフィニッシュしていましたが、完璧な一人旅だったので、素晴らしいタイムだと思います。何故、彼がこの大会に出たのかが不思議です。

フェアリートレイルへの出場を断念した時点で、正直福知山マラソンへの出場も止めて、この連休は遠征を休もうかなとも考えました。

しかし、大会に出ないからと言って、40キロ走や3時間走をやっていたかと言うと疑問です。

私の今日のレースペースはキロ5:06分と決して満足出来るものでは、ありませんが、ぼっち練でこのスピードで走るのは結構難しいと思います。

先月の大阪、今月の下関、そして今日の福知山と徐々にタイムが伸びている事より、大きな故障をしていない事に価値があるとも感じてます。

今日の私の旅程ですが、以下のようになっています。連休中日なので、いずれも指定席は満席です。

福知山 15:43→京都 17:06

京都 17:52→新山口 20:03

来年、神戸に外れ、つくばのクリック合戦に敗れたら、又ラスト1キロの激坂を上るために福知山に来る可能性はあるなと思う今日の私です。