ランニングの世界には10倍返しはおろか、倍返しさえも滅多にない~長距離走は地味!? | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は火曜日です。

しかし、秋の三連休第二弾が終わった翌日なので、限りなく月曜日に近い雰囲気が漂う火曜日だったと思います。

本日の山口県西部、朝晩は秋の気配を濃厚に感じる事が出来るのですが、日中は30℃近くまで気温も上がり、まだまだ暑い日が続いています。

本日の「金沢守クリニック」の外来総受診者数は63名でした。

今日は久しぶりに完全休養日にしています。9月のトレーニング記録はラン214.4キロ、バイク360.6キロ、スイム10.3キロのまま停滞しています。

昨日、休日夜間診療所で激戦を繰り広げた翌日だけに今朝はさすがに走る気力は湧かなかったです。

さて、昨日の最終回も記録的な視聴率を叩き出したドラマ「半沢直樹」、私はほぼ全く見ませんでした。ちなみに「あまちゃん」もほぼ見てません。

なぜ『半沢直樹』は『ミタ』を超えたのか?

しかし、両ドラマから生まれた流行語はしばしば耳にしますので、さすがに知っています。「倍返し」とか「十倍返し」なんて言葉、言えたらカッコいいなと憧れてしまいます。

私は現在、トライアスロンやウルトラマラソン、フルマラソンに積極的に取り組んでいます。練習もかなり真面目にやっております。

でも、去年の自分に倍も借りを返せるかと言われたら、正直無理だと言わざるを得ません。長距離走の世界で倍返しって言葉は使いにくいです。

普段の練習でほぼ毎朝12キロぐらい走る私が倍返ししようと思ったら、24キロも走らなければなりませんし、
今年の秋のフルで倍返ししようと思ったら、2時間を切る速さで走らなければならず、これは不可能です。

ある程度のレベルに達すると、記録を伸ばす事は困難になりますし、むしろ去年の自分に負けない事が目標になったりもします。

フルマラソンで1分1秒を縮める事が如何に難しいのかは、真剣に走っている人なら誰しも感じるところだと思います。

具体的な距離やタイムでの倍返しは考える事も出来ませんが、せめて気分だけでも、去年の自分に「倍返し」してみたいと思う今夜の私です。