筑後川マラソン2012完走記~走るのを早々と諦めたウォーカーに励まされたくない!? | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

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医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は日曜日です。

全国的には三連休の中日です。又、好天に恵まれた地域が多かったようです。連休を十分楽しむ事が出来ている方も多いと思います。

「金沢守クリニック」は休診です。私は福岡県久留米市で開催された筑後川マラソン2012、フルマラソンの部に出場しました。

結果は3時間27分32秒でした。サブ3.5は死守しました。フルマラソン男子1983人中の139位、40代男子622人中の48位でした。DNSが何名かいると思いますが、タイムはともかく、順位は上位1割に入っていたので、
少し安心してます。

今日の福岡県久留米市、非常に天候はよかったのですが、その分だけ気温も上がっています。午前中の内に25℃を既に越えていたように感じました。

会場周辺で撮影した写真を少しアップさせて頂きます。



さて、レースですが、フルマラソンはシーズンインしたばかりですし、気温が25℃を越えるとフルはレース
運びが難しくなると思います。3キロ毎に設置されたエイドステーションにほぼ全てのランナーが立ち寄っていたと思います。

又、暑さに挫けて早々と歩いている方も多く見掛けました。これは河川敷をコースとしており、日陰がほとんどなく、コースも変化に乏しい事も関与していると思います。

筑後川マラソン、大会名に反してレース中に筑後川はほとんど見る事が出来ません。筑後川を愛でる事が出来るのは、スタートしてから少しの間とフィニッシュ地点に近付いた時だけです。

又、コースの道幅も狭いです。特にハーフで折り返した後は向こうからやって来るランナーと対面通行になるので気持ちよく走れません。親子連れが何を間違ってしまったのか、自転車でマラソンランナーの間を
縫って走っていたのには驚きました。

コースがフラットであれば、必ずしも走りやすい訳ではない事を痛感しています。風景が余りにも単調で
沿道からの声援も少なく、又コース幅が狭いと高速コースにはなり得ません。

つくばや防府読売、そして別府大分などは沿道の声援も厚く、時期も冬場のマラソンシーズンの好適期
に開催されますし、コース幅も十分にあるので、筑後川とは同じフラットでもまるで違うと感じました。

今日のレース中に、普段は同じ大会に出場することの多い、TwitterやFBでも交流のある福岡県在住の
T君に2回声援を送ってもらいました。とても励みになり、有り難かったです。

それに対して、こちらは腹立たしかった事なのですが、大凡制限時間内に完走する事も覚束ないと思われるオジサン達3人が歩きながら折り返してゴール方面に向かうランナー達に声援を送っていた事です。

マラソン大会で歩きが入ることは仕方がないと思います。私も初出場のフルやウルトラでは嫌と言うほど
歩きました。

今日の筑後川、気象条件が厳しかった事もあり、後2キロ、後1キロといった、もうフィニッシュテープが近
いところで、心が折れてしまい、歩いているランナーを多く見かけています。これは仕方のない事だと感じ
ます。

しかし、上述のオジサン達が歩き始めていたのは、まだスタートしてさほど進んでいないところだったの
です。そんなに早々とレースに見切りを付けたランナーに励まされても全然嬉しいと感じません。

少なくとも私は少々腹立たしいと感じました。暑さに参って、これは走るのは無理だと思ったのなら、DNF
にしてレースを止めるべきだと思いました。声援を送るなら、沿道に立って送ればいいと思っています。

少なくともマラソン大会、しかもフルの部に出場しているのだから、ランナーとしての矜持は市民ランナー
と言えども守るべきだと私は思います。

追記ですが、今日のコース私のGarmin610では42.5キロありました。FBを通じて交流のあるNさんのGarmin
でも、42.3キロありましたので、確実に42.195キロ以上走っているようです。

陸連公認コースと言っても、必ずしも距離は正確ではないのだと感じています。今日のコースで唯一評価
出来たのは、1キロ毎のキロ表示があった事です。あれがなかったら、心が折れるランナーの数はもっと
多かったかもしれません。

フルマラソン、やはりスピードが要求される分、42.195キロは決して甘くないと改めて感じました。今季の
目標は3時間に限りなく近付き、あわよくばサブスリーを達成する事です。

相当真剣にならないとその目標には届かないと感じる今夜の私です。

最後に今日のスタート前とフィニッシュ後の私の写真をアップさせて頂きます。

「最後まで歩かなかった」~医師、時々作家、そしてランナー

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