今日は月曜日です。
と言って先週末から大人達の夏休みが始まっており、全国ニュースでもUターンラッシュに関する報道が
目立ちます。今週は曜日の感覚がおかしくなる事間違いなしでしょう。
本日の山口県西部、曇りがちで暑い一日になりましたが、心配された雨はパラパラ降る程度で、まとまった量の雨は降りませんでした。しかし、夕方になり雲行きはかなり怪しくなっています。
本日の「金沢守クリニック」の外来総受診者数は33名でした。尚、「金沢守クリニック」は15日、16日の2日間
終日休診とさせて頂きます。
今朝は諸事情により走る事も、自転車に乗る事も出来ませんでした。毎週月曜日は近くのプールが定期
休館日でもあるので、最近恒例となりつつある月曜の夜ランを敢行しようと目論んでいます。
さて、私はじっくり見る事は出来ませんでしたが、今朝はNHK総合で長々とロンドンオリンピックの閉会式を放送していました。
好き嫌いは分かれるでしょうが、スポーツの祭典であるオリンピックの閉会式がさながらライブのようになってしまう事に私は違和感を感じてしまいました。4年に1度の事だからと力が入るのは無理もないでしょうが、もう少し簡潔でもいいのではといつも思います。
今回のオリンピックは最終日にも男子レスリングの米満選手が28年ぶりの金メダルを獲得しましたし、男子マラソンでも、第3の男と目されていた中本選手が粘りの走りをみせ、見事6位入賞を果たすなど最後まで日本人選手が活躍したので、きっと思い出深い大会になる事でしょう。
沢山のメダリストの中でも、中々味のある言葉を残してくれたのは、ボクシングのミドル級で金メダルを獲得した村田諒太と彼の妻・佳子さんだと私は思います。
村田選手の自宅の冷蔵庫には妻・佳子さんの書いた張り紙があります。「オリンピックで金メダルを取れました。ありがとうございました。村田諒太」。目標に向けて突き進んでほしいと思い、あえて過去形にした
そうです。
苦悩の4年去来=献身の妻「言葉にできない」-ボクシング・村田
ミドル級での日本人選手の金メダル獲得は非常に高い評価を受けています。しかし、村田選手は「日本人はやった事ないとは聞いていたけど、僕に出来ないとは聞いてない」などと中々ユニークな受け答えをして
います。
中学1年でボクシングを始めた村田選手は、高校で何度も全国大会を制覇しています。賞状を自慢げに
見せびらかし、自分の強さに酔いしれたそうです。結構やんちゃな性格、いわゆる不良に近かったの
でしょう。
だが、過信は逆境への弱さにつながっています。2008年の北京五輪の代表選考試合で敗北し、初めて
味わった挫折に耐えきれず、そのまま引退したそうです。
引退後の村田選手は「抜け殻のようだった」と妻・佳子さんは語っています。村田選手は再び五輪を目指し、09年9月に復帰しました。
だが、道のりは平坦ではなかったよう。日中は大学職員として働き、練習は早朝と夜。疲弊していく村田
選手に「脳の検査を受けたら」と佳子さんが気遣うと、「自分のことは自分が一番分かっとる!」と村田選手に怒られてもいます。
怒鳴られても、黙って支え続け、2010年に二人は結婚。翌年には長男、晴道(はるみち)君(1)も生まれた。村田は試合前、日本で待つ最愛の息子の動画を眺めて家族愛をかみしめたと報じられています。
一度は引退した男が金メダルを獲得するというまるで漫画のようなサクセスストーリー。そして、現在はプロボクシング界も興味を示す存在になった陰には、4歳年上の姉さん女房の支えがあったようです。
私、現在フルマラソンのベストタイムは3時間10分37秒です。今季のフルマラソンで3時間を切り、サブスリーになる事を目指しています。決して容易い事ではないと思っています。
だからこそ、村田選手に倣って、「フルマラソンで3時間を切れました。ありがとうございました。金沢守」と
書いた紙を院長室の机の前に貼ろうと考えています。勿論、書いただけではダメでしょう。自分自身の課題は自身が分かってます。それを克服するための努力を惜しんではなりません。
敢えて過去形で書いて選手をその気にさせるとは、村田選手の妻・佳子さんは凄いメンタルトレーナーだと
思います。
フルマラソンで3時間を切る前にまずは26日のトライアスロン珠洲大会をきっちり完走しなければと思う今夜の私です。