肉食系女子万歳!?~高橋尚子さんの結婚報道に思う | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は土曜日です。

明日、鳥取マラソンに出場致しますので、今朝は休足しています。本日の山口県西部、朝には昨夜降っていた雨も上がってました。

予報は曇りだったのですが、幸い朝から少し日射しにも恵まれています。昼からは予報を大きく裏切る完全な
晴れとなり気温も上がっています。“春一番”も吹いたようで、風は強いながら、春の到来を感じる事が出来る
気持ちのよい天候です。

本日の「金沢守クリニック」の外来総受診者数は21名でした。

これから、明日の鳥取マラソンへの出場のために新山口から鳥取に向かいます。鳥取に行くのは、何と小学生の
時以来なので、本当に久しぶりです。マラソンなどのエンデュランス系競技を始めてから、普通なら訪れる機会の
ない土地へ出掛ける事が出来るのはとても喜ばしい事です。

鳥取マラソン2012

フルマラソンのスタートは午前9時。一般男子は約1600人、同女子には約190人がエントリーしているようです。
ファンラン(3キロ、1・5キロ)、ひよこラン(42・195メートル)もフルマラソンスタート後に行われます。 

会場には義援金箱を設けるほか、チャリティーせんべいを限定250個販売。ランナーには「がんばろう 日本」と
書かれたワッペンシールを配布し、着用してのレースを呼び掛けると事。是非、募金もワッペンシールも協力して
帰ろうと思ってます。

2月5日の別府大分毎日マラソンを皮切りに始まった7週連続レースの最終戦、そして今季の最終戦でもある
明日のレース。2週連続でフルマラソンを走った経験はないですが、体力、気力共に充実していますので、最終
戦でのPB更新狙っております。

さて、昨日から報道されているQちゃんこと高橋尚子(39)さんの熱愛・結婚報道。非常に喜ばしい事だと感じて
います。いつまでも若々しい高橋さんも気付けば39歳になっていたんだと、時の移ろいの速さに驚いてもいます。

高橋尚子さん「結婚を前提に交際」 元トレーナーと

出会いは97年だったそうです。トレーナーとして92年バルセロナ五輪銀メダリスト有森裕子をサポートした西村
さんと、合宿先の米ボルダーで初対面。

高橋さんが所属先を離れた05年から「チームQ」としてサポートし始めたそうです。実は00年シドニー五輪後に
西村さんから交際を申し込まれ、1度断っていたそうです。

08年10月に現役引退して「チームQ」も解散。「大切な人」の存在に気付き、09年に高橋さんから交際を申し
込んだそう。

そこから「結婚を前提に」付き合い始めたとの事。「得意料理」というギョーザやパスタを振る舞いながら、解説者
とマネジャーとしてともに行動。解説前には一緒にデータ整理をしていたそうです。

お似合いの二人三脚に、恩師の小出義雄氏(佐倉AC代表)にも「早く一緒になっちゃいなよ」と言われたそう
です。

昨日の朝、交際が報道されました。「これからも同じ気持ちを背負ってくれる?」と聞いた高橋さんに、西村さん
も「もちろん」と即答したそうです。

意外に肉食系だった金メダリストは、ほれ直したようで、「今はロンドン五輪で頭がいっぱい」と同居は否定し、婚約指輪や西村さんの両親へのあいさつもまだだが、マラソンならば残り2・195キロ地点と表現してます。

ゴールも近いようです。 高橋さんは西村さんに「将来、ずっと一緒にいてくれたらと思います。みなさんの後押
しもいただきましたし、これから人生の金メダル目指して頑張ります。なんか結婚会見みたいで恥ずかしい。」
と終始ラブラブな雰囲気いっぱいだったようです。

高橋尚子さんを嫌いだと思う人、走ってる、走ってないに関係なくきっと少ないと思います。むしろ、現役を引退
した後、Qちゃんは好感度を更に増したような気がしています。太陽のような女性だなと思います。“肉食系女子
万歳!”です。

今月15日に発売されたNumber Do最新刊「RUNの学校。~ランニングが楽しくなる方法、教えます。」でも冒頭で
あの柏原竜二君が現役時代の高橋尚子さんの練習方法やレース前の食事に関するレクチャーを受け、言葉を
失ってるのに、笑ってしまいました。やはり金メダル取る人は違うなと彼女の凄さを再認識しております。

マラソンを走るヒント、教えます。柏原竜二×高橋尚子

高橋さんに限らず、女性マラソンランナーは概して引退後も皆元気だなと改めて感じさせられています。
増田明美さん、谷川真理さん、有森裕子さん、千葉真子さん、山下佐知子さんなど解説者、あるいは指導者と
して輝いている方が目立ちます。

まだ現役の福士加代子さん、渋井陽子さんも完璧な肉食系です。ちょっと地味かもしれませんが野口みずき
さんも控えており、女子マラソンはタレントの宝庫と言っても過言ではないと思います。

それに引き替え、男子マラソンランナー達の中で、競技から引退した後に、現役時代以上の燦めきを放つ方が
少ないのは寂しい限りです。

瀬古利彦氏ぐらいしか思い浮かびません。市民ランナーの間で有名な金哲彦氏や岩本能史氏は確かに理論
には納得させられる事多いですが、現役時代にメダリストになったり、オリンピック出場は果たしていませんの
で、ちょっと物足りないと感じます。

男子マラソンランナー達は概して「草食系」なのかもしれません。引退したら、もうそこから先は指導者の道は
歩むけれども、目立つ事は好まないという選手が多いのでしょう。未だに男子マラソンの解説と言えば金哲彦
氏以外にパッとした方が思い浮かびません。

藤原新選手などは、異色の存在なので、現役引退後に今よりも更に燦めきを放つ可能性があるかなと感じて
ます。又、川内選手も面白い存在だと思います。しかし、川内選手は少々真面目すぎて、アドリブは効かない
だろうなと余計な心配をしています。

私は元来肉食系男子なのですが、最近少々ストイックになりすぎて草食系になりかけてる気がしています。
飲み会などにも余り顔を出してないですし、研究会の後の懇親会にも久しく出ておりません。

明日のレースが終わったら、肉食系のオーラを取り戻すべく、少し締めすぎた自分への手綱を緩めようかなと
思う今日の私です。