今年、4月にトレイルデビュー~2週連続のトレイルレースに48歳のおやぢは耐えられるか!? | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は月曜日です。

山口県西部、今朝は結構冷え込み厳しかったです。県内各地で朝の気温は氷点下だったようです。しかし、日中はよく晴れて、気温も土日よりも随分上がり、寒さが和らいだ一日になりました。少なくとも今週は雪の心配はしなくてよさそうです。山口県でも雪は年に何度か降ります。しかし、今年程雪が日常になる年は経験がありません。

本日の「金沢守クリニック」の外来総受診者数は29名でした。

今朝は諸事情により走れませんでした。夜も宇部市医師会の勉強会に出席するため走る事が出来ません。休足日をほとんど作らない私にとって、休足日はとってもストレスが溜ります。仕方なく院長室のローラー台を1時間
程回して、汗を流しております。ローラー台の1時間は決して馬鹿に出来ませんw。

さて、昨夜今年の4月に開催される二つのトレイルレースにエントリー致しました。昨年5月に出場した萩往還140
キロの部で屈辱のDNFを経験しています。

そして、その時に萩往還の1ヶ月前には山でのレースを経験しておく必要があると痛感した事が今回のエントリーへの大きなモチベーションになりました。勿論、私独特の新しい事への挑戦意欲の高さもあると思います。

一つ目は4月8日に開催される第38回大阪府チャレンジ登山大会です。通称である「ダイトレ」という呼び名の方
が有名かと思います。

北は屯鶴峰(どんづるぼう)(奈良県香芝市)から南は槇尾山(まきおさん)までの全長45kmの長距離自然歩道を昭和43年に大阪府と奈良県が整備。金剛・生駒・紀泉国定公園の自然に親しんでもらうのが目的で、「ダイヤモンドトレール」(略してダイトレ)と呼ばれ、起伏に富んだコースに人気があるそうです。

実際の大会は時間や、スタート、ゴール地点の交通アクセスの関係などもあるためか45キロのうち、最も長い
部門でもこの内36キロを利用して行われます。

第38回大阪府チャレンジ登山大会


この大会はチャレンジ登山の部と山岳マラソンの部の二つの部門があります。14キロ:初級者向け、21キロ:中級者向け、36キ:上級者向けの3つのコースが一応設定されています。21キロの金剛山を14時に通過しなければ、
それより先に進む事は出来ません。エントリーはまだ全然可能ですので、興味のある方は是非どうぞ!

ダイヤモンドトレイルの行程・高低差を示す図へのリンクを下に貼っておきます。これを見るとこの高低差は
中々強敵だと思いますが、レースこそ最高のトレーニングだと思いますので、翌日の筋肉痛を恐れず果敢に
攻めたいです。アスファルトを何十キロ走っても、山道を走る脚は出来ないのです。

ダイヤモンドトレイルについて(コース高低差を含む)

エントリーフィーは恐ろしく安いのもこの大会の特徴だと思います。チャレンジ登山の部は2千円、山岳マラソンの部は3千円と、半日は優に遊ばせて頂けるのを考えれば破格のお値段です。要するに自給自足であり、自分の
安全は自分で守りなさいという事かなとも感じるお値段です。

尚、宿泊に関しては宇部市内で開業されており、昨年もこの大会に出場されている先生のご実家がこの大会
が行われる地域のほど近くにあります。N先生と言います。N先生自身も昨年ダイトレに出場しています。

N先生の知り合いも何人か先生のお宅に泊める事になっているから、よかったら泊まっていいよという有り難い
言葉に甘えさせて頂く事に致しました。N先生、本当にありがとうございます。私のように都合のいい知り合いの
いない方は基本的には奈良駅周辺のホテルを予約するのがいいと思います。

さて、二つ目の大会に話題を移します。

4月15日に福岡県で開催される北九州・平尾台トレイルランニングレースです。こちらは17キロのショートコース
と40キロのロングコースの2部門があります。私は40キロのロングコースにエントリーしています。

北九州・平尾台トレイルランニングレース

世界のメジャーレースにチャレンジし続けるとともに、健全で魅力あるトレイルランニングの普及に努めるかの石川
弘樹氏がレースをプロデュースしています。

すべてのランナーが気持ちよく、楽しく、そして、熱く戦えるコースとの事。日本三大カルストの一つと呼ばれる
北九州国定公園・平尾台がレースの舞台です。

3億年前の珊瑚礁が姿を変えた、息をのむ羊の群れのような羊郡原の大パノラマの中に、変化に富んだ上質な
シングルトラックが続くようです。

地域と協働しながら、平尾台の自然と共存するトレイルランニングレースを目指すのがこの大会の趣旨。植樹
活動、参加者数の限定、環境への影響調査など様々な形で、自然環境と地域に配慮しながら運営されるよう
です。

国定公園内を走る事が出来、非常に景色がよい事で全国からトレイルランナーがやって来る、非常に人気の
ある大会のようです。エントリーフィーはロングが8.500円、ショートが6.500円と少々高いですが、それだけの
価値は十分あると考えてよさそうです。

それと大会前日の14日の午後5時から5時45分の間に行われる競技説明会・平尾台の自然環境に関する説明
への出席が大会参加者には義務づけられています。普段は土曜日16時まで診察しておりますが、この日は
30分程早く閉めさせて頂こうと考えています。ちなみに宿泊は小倉駅近くのホテルを押さえています。

ダイトレ、そして平尾台トレイルという日本でもかなりメジャーな大会、しかも両レース共、最長距離にエントリー
した事は1週間しかレースの間隔が開いていない事も考えれば無謀かなと自分でも感じています。

しかし、大阪(奈良)、北九州とも山口県からの距離がさほど遠くない事、そして両レース共に魅力溢れる大会
なので、2週連続のチャレンジを敢行するに値すると判断しました。ダイトレはともかく、平尾台をDNSにしては
ならないと思っています。

フルマラソン、トライアスロン、ウルトラマラソンと続いた私の挑戦が、今年はトレイルレースまでその幅が広が
る事になりました。

ホントに無茶な冒険野郎だなと感じますが、そんな身の程知らずな自分が嫌いではないと思う今夜の私です。