短距離を速く走るためには才能が必要、しかし長距離走では才能はほぼ不要~大切なのは精神力! | 「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

「最後まで諦めない」~医師、時々作家、そしてランナー

医師であり、時々作家、そしてランナーである筆者が日々の出来事について徒然なるままに綴っております。「最後まで歩かない」事をレースでも、人生でも目指しております。

今日は木曜日です。「金沢守クリニック」は休診です。私は山口市阿知須の病院に非常勤医師として働きに来て
おります。

本日の山口県西部、この冬一番の冷え込みでした。低温注意報や霜注意報が出ており、山間部では雪も降っていたようです。

今朝は走りました。21キロを1時間37分28秒かけて走り、1352カロリーを消費しています。キロ4:39分のペースで
した。ラスト1キロはキロ4:17分まで上げています。1月の月間走行距離は155キロに達しました。

昨日から今朝は例えどれ程寒くても、小雪が舞っていようとも走ると決めていました。昨日のブログにもその旨
を書いていましたので、後には引けないなともと思っていました。

ハーフマラソンの距離を走る訳ですので、寒くても次第に体は汗ばんで来ますし、ある程度の防寒対策もして
走ってますが、今朝は最後まで芯から温まる感じになりませんでした。

大きな国道沿いの道路を走るのですが、コース沿いに停まっている車のフロントガラスのみならず、側面の
ガラスまで見事に凍結してました。

木曜日は診療所が休診で、勤務医として働きに行くので、朝の出勤時間が遅くても診療に支障はありません。
その分を走る時間に回しています。木曜日や休日以外は10キロが限界です。

昨日、Twitterでフルマラソンを速く走るために重要なのは、様々な栄養補給のための方法論が取りざたされる
けど、結局のところ「体重」が重要であるとのツイートをお見かけしました。確かに真理のような気がします。

1キロでも体重が軽い方が有利な競技、それが長距離走だと思います。もう一点付け加えれば、短距離では
「才能」や「若さ」が圧倒的に物を言います。しかし、長距離走では「努力」が最も重要であり、才能も若さも
さほど必要ないと私は感じます。努力する事を厭わない精神力こそが記録向上の鍵を握っています。

勿論、ただ体重が軽いだけの人が何のトレーニングをすることもなく、フルマラソンに出場しても、DNFに終わる
と思います。体重に関しての有利不利はある程度のトレーニングを重ねた上での話です。

最近はスポーツ用品点に行くと「フルマラソン完走セット」と銘打ったエナジージェルなどの詰め合わせが販売
されていますし、私もアミノダイレクトやカーボショッツなどをウエストポーチに忍ばせて走ります。

しかし、最近は10キロ、20キロ、30キロの3回だけエネルギー補給を行い、それ以外ではエネルギー補給も
水分補給もしなくてよい体になって来ました。エイドステーションに立ち寄る回数を減らす事が出来れば、
タイムも少しでも速くなると思っています。ウエストポーチの中身も軽い方が勿論走りやすいでしょう。

10キロ毎の栄養補給、水分補給は確かにまだ経験の浅い内はきっちり行うべきだと思いますが、体が長距離走
になれてくると、体調と相談しながらでいいと思います。

実際、私今日の朝のハーフ走の後も普通に朝食は摂っていますが、スポーツ飲料などは全く口にしていま
せん。少しでも体脂肪を下げたいと思い、ヘルシアウォーターは1本飲んでます。

短い距離を速く走ることは48歳のおやぢにはとっても難しい事です。しかし、フルマラソン以上の距離を速く走る
事に関してはまだ限界は見えないなと思う今日の私です。