「人間塾」という名前の塾(というかゼミみたいな感じ)ですメモ


塾長はECHOESのボーカルでもあり、作家でもある、辻仁成さんです。

何をする塾かというと、”問答”をする塾なのです。

問答”、つまり、問いかけと答え。


辻さんを筆頭に、ゲストスピーカーを迎え、塾生20数人で何時間も、ひたすら問いかけては答え、を繰り返す塾なのですベル


その第一回目に、塾生として参加してきましたDASH!


塾は1年間に4回、計8日間あります。

塾のテーマは、

「人間とはなんぞや」

というかなりざっくりしたものですが、ゲストスピーカーが来られるので、だいたいテーマは決まっていく感じでした。


第一回目、一日目のゲストは、

辻さんとコラボ小説を書かれた作家、江國香織さんと、
NHKのアナウンサーの、堀潤さんドア

二日目のゲストは、

比叡山延暦寺のご住職カギ


ご住職は、仏教というような重い、堅苦しいものではなく、「仏道のススメ」ということをお話しされていました。


塾生全員で止観(座禅)も体験しましたよ目

私は、「頭の中を空っぽにして無になる」とか、「観ることを止める」なんてことは、ぜ~ったい無理なんですけどねべーっだ!



二日間参加した感想はね、単純にとても楽しかった!!音譜

しかし今後の課題も自分なりに見つかりましたね。

辻さんをはじめ、1日目のゲストは特に、「言葉のプロ」という方々なので、そこに自論を持って切り込んでいくというのは、かなり難しいものでしたあせる


でも、何より感じたのは、

議論をするために必要なのは、話術やスキルのようなものではなく、自分という人間の幅やバランスなのだろうなということ。


1まず心で感じること

2それから頭を働かすこと

3さらに体を使って行動すること

そのバランスがとれていなければいけないな、って注意


塾生としての課題も見つかったし、自分の人としての今後の課題も少し見えてきて、1年間参加して自分がどう成長しているか、何を得ているか、とても楽しみですニコニコ


そしてやっぱり、辻仁成さんは、とてもステキな方でしたドキドキ


辻さんのブログに、人間塾についてのことが書かれていたので、そちらもどうぞアップ


http://www.j-tsuji-h.com/html/from_tsuji/


・・ていうか、そちらを見たほうがわかりやすいですグッド!



あと3回、計6日間、どんな方とどんな問答ができるのかな。
とても楽しみです音譜



ベルおもしろき こともなき世を おもしろく


幕末の志士、高杉晋作さんの言葉です。

人間塾塾長、辻仁成さんがとても好きな言葉だそうですメモ




最後に一曲、ECHOESの曲。

音譜「友情」

問答の中でちょっとこの歌のことが出てきたので音譜



http://www.youtube.com/watch?v=Vavjvmp6Dcw



行ってきました!!宮城へぴかぴか(新しい)

なぜ、宮城?

自分の目で見たかったんですよね。震災という現実を。
目で見て、耳で聞いて、心を動かして、頭を働かして、体を使って。

そうしなければ震災という現実を理解できない気がして。


で、行ってきましたベル

なんと無謀にも、友達と二人、私の軽自動車で、100%私の運転で車

神戸から宮城まで、何キロ?1000キロあるのかな、ないのかな。

遠いよ~~~、宮城ビックリマークガーン


ただ被災地をこの目で見たいがための旅行だったんだけど、
一緒に行った友達が中学校の教員をしていて、勤務する中学校で女川町の中学校に少しの支援をしていたという経緯があって、女川町に行くことにしました。


仙台までは、高速道路を走っていたこともあってか、特に震災の影響は感じられませんでした。

けれど、石巻あたりから、海岸沿いを走っていると、あちらこちらに震災の爪あとが見られました。


・座礁し粉々に壊れてしまった船の残骸が積み上げてあるところ

フォト


・かつては住宅が密集していただろうに、廃墟と化してしまった集落

フォト


・火事で焼けたらしく、外壁が真っ黒になり、窓ガラスも全てなくなってしまった小学校

フォト


・津波の力によって土台から横倒しになってしまった交番

フォト


・あちこちに、「とりあえず寄せられている」といった感じのがれきの山、山、 山


・道路の舗装が壊れ、道はもはや道なき道


私は、かつての、震災前の光景を知らないので、町並みや光景がどう変わってしまったのか、はわかりません。

だから想像してみました。廃墟の前にたって。

多くの家が立ち並び、子どもたちが遊び、車が行き交っていた様子を。

今はもう、人が生活できるところではない廃墟の前で。



友達が仕事上で支援していた女川の中学校に、突然お邪魔し、お忙しい中だったにもかかわらず先生にお話を伺うことができましたメモ

その中学校は高台にあり、壊れて使えなくなった別の中学校の生徒を受け入れ、現在は二つの中学校の生徒が通っているとのことでした。

愕然とする光景だけれど、女川町は、がれきの撤去がまだ進んでいるほうなのだとお話してくださいました。

さらに、とにかく子どもたちに学校に来てもらおうと、多くの方が努力し、新年度最初から学校を再開することができたのでとてもよかったとおっしゃっていました。

ただ、現在2つの中学校の生徒が通う中学校も、体育館の天井が落ち使えなくなっていたり、あちこち壁がひび割れていたりして、本当なら安全に使える状態ではないそうです。

しかしそのような先の見えない現実にあっても、とにかく子どもたちが元気だと、それが大人の救いだとおっしゃていたのが印象的でした。



被災した各地の光景には、プラスとマイナスの両方の波動が満ちているように感じました。

自然の驚異、破壊、倒壊、無力さ、絶望、死・・・
そんなマイナスと言ってもよいものと、

復興、勇気、回復、前進、絆、そして生。
そのプラスの力。


両方あっていいのだと、私は思うのです。

プラスとマイナス。
陰と陽。
光と影。

両方あるから、人間なのですよね。



宮城に向かう高速道路の車中で、虹に遭遇しましたぴかぴか(新しい)

フォト


”行く先を必死に探す人間に、神様はきっと橋を渡してくれる”

そんなことを感じられる虹でした。




「夢だけは 壊せなかった 大震災」



訪れた中学校のある生徒さんの俳句です。

家が壊れても、学校が壊れても、夢を抱いて成長する子どもの姿。

私たち大人は、その姿から何かを学びたいですね!!DASH!

お久しぶり・・・すぎるだろ~~~ビックリマークビックリマークにひひ


前のブログから2ヶ月ですか目


何をしていたかと言うと・・・


何もしていなかったんです。テヘべーっだ!



4月の最初に、私の最も大切な心友に、人生をゆるがすような大きな出来事があって、

私も、何日も何日も、彼女と共に、彼女のこと、そして自分のことを、めいっぱい考えました。


そしてそこに答えを見つけたときにある文章を書いたのですが、

その後、まあ簡単に言ってしまえば、ある意味書き尽くした、言葉にし尽くしたなあ、という思いが続いていて・・・


というだけのことでしたチョキ


で、なぜ今日再開?耳


その心友が、今、またあまり良い状態ではないんですよね。精神的に。


だからね、私は、彼女に言いたいんです。


あなたの本質は、輝くひらめき電球ものだよ。

私は、それを知っているよ。

思い出して。あなたがなぜ生きているのかを。


「STAY DREAM」


http://www.youtube.com/watch?v=tHkGxjYjs0Q


「STAY DREAM」というアルバムの、最後の曲です。

できれば、アルバム全曲紹介したいぐらいなんですが、とりあえずアルバムタイトルと同名のこの曲を音譜


いい曲なんだな、これがまたベル


長渕剛さんも、おそらく、このアルバムを作る前、彼の人生で最大級に、”落ちた”(ミュージシャンとして、ではなく、人として心の状態が。)状態だったと思われます。


このアルバムは、最初の歌「レース」で、”自分に負けた”と歌うところから始まります。


そして最後がこの曲。


アルバム丸ごとが彼の再生の物語であり、もはや文学と言ってもいい領域に達している、最高傑作だと私は思います。


どうぞ、ご堪能あれニコニコ


そして、思い出してください。

自分の夢がなんだったかを。


「STAY DREAM」!!



前回に続き、吉田拓郎さんの曲です。


この曲は中島みゆきさんの曲ですが、私が紹介するのは、拓郎さんが歌っているほうです。


http://www.youtube.com/watch?v=gukuCBEXwP0



先日、私の学生時代の知人から、こんなメッセージをもらいました。


「地震の被災者に送れるような、それも、ただ応援するだけでなく、聴く人の心によりそって、一緒に痛みを分け合っているような、そんな曲があったら教えてくれる?」


私はその知人にこの曲を紹介しました。

何かあって落ち込んだ時私がよく聴く曲だからです。


その後その知人が、自分のブログにこの曲を紹介してくれていたので、そのブログの文章をお借りして、私の「今日の1曲」とさせていただきますベル



メモ

僕の大切な知人の方から、こんな曲がありますよーって、紹介してもらいました。

音楽の歌詞って、暗喩や比喩的言葉使いをしますが、時にものすごい突き抜け方をします。
その爆発的な言霊にきちんと火を灯せて歌える人だからこそ、拓郎さんのファンは沢山いるんですね。

「ファイト」って「がんばれ」なんでしょうけど、こうなってしまうとその意味を超越してものすごい場所にいきついてしまってます。
エールを送る側も一緒になって人生飲み込んで、血反吐をはいて、地面にはいつくばって、もう自己や他人の境界もわからんようになりながら叫ぶくらいの領域です。
受け入れる、てそんな感じなのかなー。



「ファイト!!


音譜

そうだ元気ですよと答えよう

音譜


http://www.youtube.com/watch?v=IzMB7LzPV_U&feature=related



日本語には、「言霊」という美しい言葉があります。


言葉には、たましいが宿っているのです。


だから、


そうだ 「元気ですよ」 と答えよう。


その言葉には、きっと「元気な」たましいが宿ります。


その言葉を発した人のたましいも、


その言葉を受け取った人のたましいも、


きっと、「元気に」なります。


そう、信じて。


私は私であるために、


せ~の、


「元気です!!

昨夜、歴代の3年B組シリーズ卒業生が大勢集って、定年退職を迎えられる金八先生の卒業式を開き、32年(だったかな?)続いたらしいシリーズは終わった。


この歌は、「腐ったみかんの方程式」で話題になったシリーズ2の主題歌。


http://www.youtube.com/watch?v=0KfH9DEOXKk


好きだったなあ、金八先生。

いっぱいいろんなこと教えてもらったなあ。

ていうかこんなドラマ、今後もうないだろうなあ。


昨夜金八先生の卒業式を見ながら、このドラマで私が教えられた最も大切なことは、


「大人が本気で生きるということ」


ではなかったかと、あらためて思った。


私は本気で生きているだろうか。

そしてそれを子供たちに伝えられているだろうか。


http://www.youtube.com/watch?v=qptzay9aE5Q

今日は、1曲ではなく、2曲です。


しかしミスチルの曲はいつ出てくるんでしょう汗

そのうち、ブログのタイトル変わってるかもしれませんにひひ


「こころのねっこ」


先週下の子が幼稚園を卒園しました。

式の後行われた謝恩会で、先生方が私たちにプレゼントしてくださった歌です。



http://www.youtube.com/watch?v=iPCnmmHBqI0



音譜ないてわらったまいにちが

 みんなのこころのばねになった


幼稚園時代というのは、登園をいやがったり友達同士ケンカしたり、何かと心配がつきません。


けれど過ぎてみると、やはり、その体験の一つ一つが、子どもたちのこころのばね、こころのねっこになっていると思うのです。


もう1曲

「みんなともだち」


http://www.youtube.com/watch?v=nUFMfW8_CLU



卒園式の後、教室で担任の先生が言っていました。


「ここにいるお友達は、小学校に行ってみんながバラバラになっても、ずっとずっと友達だよ。それを、忘れないでね。」


ともだちという存在は、時に家族よりも大きな力になってくれることがあります。


どんなことがあっても、私には友達がいる、という安心感を胸に、子供たちには未来へと歩んで行ってほしいと思います。


音譜みんなともだち

 ずっとずっとともだち


音譜「しあわせはこべるように」


http://www.youtube.com/watch?v=6_PJPiNbArA



前回のブログと同じ歌を、もう一度ここに載せます。



ひびきわたれ ぼくたちの歌

生まれ変わる神戸の街に

届けたい 私たちの歌

しあわせはこべるように



この歌は、阪神淡路大震災からの復興を願ってその被災地で歌われている歌です。


しかし、「神戸」だけでなく、天災に苦しむ世界中の様々な地域に置き換えて歌うことができると思います。


前回、この歌についてのブログを書いたのは、本当に偶然でした。


こともあろうにその翌日、史上最悪の天災、東北関東大震災が起こってしまいました。


一瞬の地震で破壊される家

一瞬の津波で流される建物


そして、命を奪われた人。



理想論でも、絵に描いた餅でもいいじゃないですか。


信じることしか出来ないなら、信じましょうよ。


明日を。未来を。


「多くの命を無駄にしないこと」


それが、残された私たちに出来る、最も大切なことなのではないかと、私は思います。



音譜地震にも負けない強い心を持って

 亡くなった方々のぶんも

 毎日を大切に生きてゆこう


 ひびきわたれ ぼくたちのうた

私は神戸で暮らしています。


神戸の学校では、阪神淡路大震災での教訓や、痛み哀しみを忘れず語り継ぐため、子供たちに震災のことを記録した読本が配られ、震災や防災に関する授業や集会も行われています。


今日上の子の小学校で、その読本を読む宿題が出されていました。

その1ページ目に、この歌は載っています。


1月17日に各地で行われる式典や、それぞれの学校で、毎年歌われる歌です。


音譜

ひびきわたれぼくたちのうた

生まれ変わる神戸のまちに

音譜


神戸の、日本の、世界の、願いです。


http://www.youtube.com/watch?v=6_PJPiNbArA



古いな~(^▽^;)しかもまたミスチル外してるし。

ホントにミスチル率高いのか!?このブログ汗


でね、ECHOESです。


今や作家 「辻 仁成」 が、ミュージシャンであったことを知ってる人は少ないのかなあ。

中山美穂さんのご主人であることは、知ってる人結構いるだろうけど。


そう。ECHOESというバンド。ボーカルは、中山美穂さんのだんなさんなんです。


今日の1曲音譜は、ECHOES最後のアルバム「EGGS」に収められている一曲目、「EGGS」です。


古いから?You Tubeにアップされてなくて残念ハートブレイク


これね、このアルバムね、この1曲目だけでなく、アルバム全部が、私的には絶品ベルです。


しかしECHOESは、文字通り世界に響くようなこのアルバムを最後に解散し、「辻 仁成(つじ じんせい)」さんはその後、作家 「辻 仁成(つじ ひとなり)」さんへと変わってゆくのです。


1曲目の「EGGS」は、そんな新しい世界に旅立つ前、変化する前の辻さんの心境が歌われているのかもしれない。


こんな歌詞があるんです。


音譜

もうじき僕は生まれる タマゴのからを破って

表の世界が気になる タマゴの中は狭すぎる

死ぬことなんか怖くない

生まれる事に比べたら

音譜


この、「生まれる」前の、爆発的なエネルギーを内に秘めている感じの辻さんが、私は大好きラブラブ


一歩前に進まなければ、と思う時、なんかこの曲、このアルバム、聴いている気がします。