焦りと判断力
タイミングというのは偶然が起こすのか、西麻布の物件の二度目の断り
の返事があった翌日。
恵比寿、徒歩5分に掘り出し物件が出たよ!と専務の電話!
早速見にいったら、悪くはない。。。すぐに内見申し込んで、既存店の
店長さんも同席で内見。
恵比寿徒歩5分 代官山に抜ける通り沿いのファッションビルの通りから
直接降りる地下1F、20坪うん、悪くない。造作譲渡もそんなに高くない。
。。。ここにするかっ!
そう内心考えながら、返事を保留し、朝・昼・晩と人の流れや周辺のお店
をくまなく調査。。。
もちろん店舗設計のS社長にもわざわざ来てもらって意見を聞く。。。
「矢野ちゃん、ここはどうかなぁ。。。通りに面してフェイスが創れないから、
お店の雰囲気が伝わらないよ。。。」
友人もわざわざ見に行ってくれ、意見をくれる。。。
「矢野ちゃん、ダメよ、ここは!携帯電話も通じないわよ。私、携帯の通じ
ない店は2度と行かないもん。」
うーん、困った!悩むなぁ!
これを逃したら今年はもういい物件に巡り会えないかもしれない。。。
でも社長や友人の言うことも解る。。。いや、ここでいいんだ!地下1Fで
尚且つ、看板を含めたお店の顔が創れないなら、それを補う方策を考え
ればいい!
それに、専務も仲介してる別の不動産会社通じて、ビルのオーナーにも
話が進んでるし。。。ここに決定しよう!
。。。今、冷静に考えたら、かなり焦ってました。。。ハイ。
一日、よーく考えた結果、一つの結論に達しました。この物件は断ろうと。
理由はいたって単純。
「もしここで失敗したら、一生悔やむな」と思ったから。。。
「あ~、また振り出しだぁ。。。ホントに物件決まるんだろうか。。。」
そう思いつつ、この物件の話を進めてくれてた不動産会社の専務の所へ
お断りしに行きました。いつにない弱気な自分が少しイヤになったけど、
専務の言葉が弱気を吹き飛ばしてくれました。
「矢野ちゃんがそんな弱気でどーすんの!逆にもっと強気で、私にも
“もっといい物件探して”“家賃もっと交渉してよ!”ってガンガン振り回して
くれるくらいじゃなきゃっ!最近の矢野ちゃん、焦りもあるんだろうけど、
弱気よ!弱気っ!いい物件が決まるまで諦めないわよっ!一等地だから
絶対にお客さんが入ってくる!なんてことは絶対ないし、この近くでも
すごくいい立地なのに繁盛してないお店もたくさんある。
ここがいい!って判断するのも矢野ちゃん、契約するのも矢野ちゃん。
その矢野ちゃんが自信持って選んだ物件なら、私も何とか交渉して契約
できるように動くし、どんな業態でどんな客層狙ってて、どれくらいの価格
帯かっていうのは、私も充分解った上で矢野ちゃんに勧めてるから、自信
もって、元気だして!」
今更ながら、その時の専務のお言葉には「感謝!」です。
でも大丈夫です!また一回り大きくなれた。。。気がきます!(^^ヾ