久々に実家に長くいるので
20年ぶりの図書館通い中。
見るのは主に小説コーナーと
料理本、民俗学、東洋医学など
子供の頃は見向きもしなかった棚にも
読みたい本がたくさんあって
ついつい長居しています。
いま借りているのはこちら。
どれも帰国時に買おうかと
amazonのリストに入れていた本
平松洋子さんの食エッセイは
料理の手仕事について。
ファッションフードは
日本で次々に流行る食を
シニカルにまとめた本。
ティラミス、ナタデココ辺りが
ドンピシャで懐かしいです。
世界の食文化シリーズは
全20巻の大作だけど
やっぱり気になる中国編から。
次はイギリス編を読んでみたい。
図書館の良いところは
読みたいけれど買うほどじゃない
という本も気軽に試せること。
例えばこんなの
鎌倉時代の鍼灸や漢方治療では
人間の体に虫がとり憑くことで
様々な病気が起こると
考えられていたそう。
具体的な虫と起こる症状、治療法が
紹介されている昔の医学書を
分かりやすく編集した本です。
人間のお腹にある虫袋
大酒飲みになる虫
腰痛は腎につく黒い虫
なんて言うのは
中医の理論に基づいているから、
まじめに信じられていたんでしょう。
これは面白いと
目をキラキラさせて読む娘に
そんな本、何コーナーにあったのよ
と冷ややかに問いかける母。
もちろん東洋医学コーナーですよ。