先日,以前から欲しかったティン・ホイッスルを手に入れた。FEADOGのD管だ。パイプの形状が円筒の物と円錐(先端部の方が細くなっている)のものがありとりあえず円筒タイプを買った。
早速吹いてみたが予想していたティンホイッスルの音よりしまりのないヌ―ボーとした音で少し幻滅。でもティンホイッスルを吹いて出た音なので,これが本当の音かもしれない。次はぜひ円錐パイプのものを買って,吹いてみたい。
最近,友人にカードマジックの手ほどきやり始めたのをきっかけに,自分のできるカードマジックの点検を始めています。
最近のお気に入りの4CARD TRICK を点検していて,これは荒木一郎氏のENAMEL COUNT と同じだということに気が付いた。
結局2つの違いは,カードを何回もしつこく改めるか,改めなしにシンプルにまとめるかということらしい。
私はすべて必要のない動作はせず,シンプル イズ ビューティフル というのを基本にしているのだが,4CARD TRICK の最初のしつこいまでのカード改め,次のフラストレーションの改めなどこれでもかという改めは原案を考えた人の丁寧さが感じられて,心情としては大いに同感できるところです。
しかし,テクニックとしては高度なレベルを要求されますが,ENAMEL COUNT の一切改めなしのエキスだけを見せるのも,自分のポリシーと一致するし,シンプルさにも共感できる。
4CARD TRICK の一度机にカードを出して,演者の手からカードが離れるところが私には引っかかるので,結局 ENAMEL COUNT に軍配があがることになる。  でも,4CARD TRICK は捨てがたいぞ。


昨日の「NHKららら♪クラシック」という番組で ノリントン(Sir Roger Norington) が指揮するN饗のエロイカを聴いた。

驚きとショック!! なんだこの今まで聴いたことのない「エロイカ」は!!

とても素晴らしい,凄い。 ノリントンの指揮も凄い。

私の理想とする指揮。無駄な動きが全然ない。オケが指揮者の思うような音をだしていたら,振る必要がない。だから,振らない。でも,顔や体は,出てくる音をしっかりと受け止めて,コントロールしている。

若いときのノリトンの指揮をyoutubeで見てみると,今よりも形としての指揮をしている。

年齢のなせる業ということもあるのだろう。どちらにせよ,いいね。

私もいろいろと指揮をしてきたのだが,いつも自分で できればあんな指揮をしてみたいと思っていた。でも,演奏しているN饗のうまさと一対のものなので,自分だけではどうにもならない。

演奏された音がとてもシャープなのに落ち着いていて,ゆったりとおおきな幅で包み込んでくれる。あの感触は一体何なのか。

なんと,弦がノンピプラートで演奏している。バロック音楽では当たり前のことだが,ベートーベンで?と思ったが,ノリントンの書いたものを読んでみると,1930年ころまではノンピプラートが普通であったということらしい。これも驚き。

19世紀にはもうビブラートをかけていると思っていたのだが,私が生まれる少し前まではノンピプラートだったというから,音楽史に登場するような作曲家は皆(ベルクといえども)ノンピプラートの音楽だったわけだ。

そうすると,モーツアルトは解放弦で弾くことを嫌ったという話があるけど,それは,解放弦にはビブラートがかけられないというのが理由だと思い込んでいたが,本当の理由は音律と関係していたのではないかと思われる。

最初よ調弦するときに,純正の5度で合わせると,ピタゴラス音階でチューニングしたことになるので,長3度が純正にならない。これを修正するためには解放弦では無理だからではないか。

そうすると,現代の弦楽器奏者はそのあたりをどう処理しているのだろう。現場での話が聴きたい。

誰か弦楽奏者いないかな。